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 ペットを飼うには責任が伴う。  餌を与え、躾を行い、他人に迷惑がかからないように監督をするのは義務であり、それを行わないのは問題がある行為だ。  ましてや捨てるなんて行いは無責任にも程がある。一度飼い始めたならば最期まで面倒を見るべきなんだ。  確かに、時には少し面倒臭いと思うこともないわけではないけれど、それをきちんとこなすだけの見返りはあると思う。  愛情を注いだ分だけペットは飼い主に応えてくれる。日々の疲れを癒し、活力を分け与えて貰えるように、良き友人としても共生できる。  人とペットの歴史は長い。  過去を振り返れば、ペットとの深い信頼関係が様々な美談を産み出してきたことが見てとれるだろう。   「散歩にいくか」  首輪とリード。  安全のためにも、外で散歩を行うならば欠かすことのできない必需品だ。  もちろん、最初は嫌がるかもしれない。  その時は強化と弱化を使い分け、しっかりと体に覚えさせて馴染ませる必要がある。慣らしは大切だからな。  あいつも今では散歩が嬉しいのか、尻尾を振って悦んでいるのがよく分かる。  今日は新月で星の明かりが映える。  田舎では街灯が少なく、不気味に感じる場所も多いが、人目につかないのは場合によっては都合が良いことだ。  排泄物の処理を行うのも飼い主ならば当然だろう。  まあ、うちの子はその辺りもしっかりと仕込んであるので余り手がかからない。  それでも、しっかり出来たことは誉めてあげるのが大切なんだ。 「よしよし、良い子だ」  誉められ、撫でられるのが嬉しいのか、甘えるように体を擦り付けてくる。もしかしたら、自分の匂いを付着させようとしているのかもしれないな。 「さて、そろそろ帰るか、姫子」  四つん這いになり、裸で出歩き、首輪をした人間の女の子。お尻には尻尾プラグまで装着している。  とても変態でドMな愛しいマイペット。俺と彼女は良好なご主人様とペットの関係だ。  人とペットは一生の間柄だからな。  この関係は何時までも続いていくに違いない。 カンッ! -オマケ- 煌「紹介した京太郎くんとはその後どう?」 姫子「そいは最高によか、もう一緒に暮らしとっ」 煌「同棲!? 聞いてなかったけど、そこまで進んでいるなら問題はないの、かな……?」 姫子(昨日のお散歩も、その後のあれもよか……もうご主人様と離れなかね……) 姫子「煌には、ほんなこて感謝しとっ、よかご主人様と巡り会わせてくれて」 煌「えっ!? ご主人様?」 姫子「あっ」 カンッ!

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