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姫子「どっち!」 哩「どっち!」 京太郎「……えっと」 煌「おやおや……なんですこれ?」 仁美「ポッ○ーか」 美子「トッ○か」 煌「なるほど……また無益な争いがってことですか」 姫子「トッ○!」 哩「ポッ○ーやけん!」 京太郎(どっちも好きなんだけど……両方じゃ駄目だよな) 煌「お困りですね」 仁美「んっ……正直どっちでもよか」 美子「なんだけど……そうはいかないからね」 京太郎「う~ん……」 姫子(こんままじゃ、駄目。好いとーと言わせんと……そうだ!) 姫子「京太郎、あーん!」 哩「ずるか!」 京太郎「(味わって決めろってことか……)頂きます」 姫子「そこでストップ!」 京太郎「うむ?(まだ端っこしか食べてないんだけど)」 姫子「あむっ♪」 京太郎(端っこを食べた!これって!!) 哩「!?」 姫子「……ちゅ」 京太郎「むぐっ!?」 哩「あーっ、あーっ!」 京太郎「はぁ……やられた」 目の前には姫子先輩の顔だけが映り込む。 すぐに離れようとするも腕を首に回され動けない。 どうやら策に嵌ったようだ。 姫子「うん……京太郎、どっちが好いとー?」 京太郎「俺は……」 結局この後、決着が付き哩先輩が拗ねた。 それを姫子先輩と慌てて慰めたのは別のお話だ。 カンッ!

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