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まこ「麻雀部に壁か?」 久「ええ、あると思う?」 京太郎(女子との間には麻雀の実力で確かに分厚い壁があるよな……) 優希(持つものと持たざるもの……胸の格差…絶壁) 京太郎「(魔王とスライムは)あるな」 優希「(咲ちゃんも)凄まじい壁だじぇ」 咲(優希ちゃん、何でそんな憐れむような眼差しで? 京ちゃんも表情が固いし…壁?) 和「男女の垣根なく仲良くやれていると思いますけど?」 京太郎優希「「そっちか!!」」 まこ(なにと勘違いしたんじゃ?) 咲「何で二人は私を見たのかな?」 優希「気にしたら敗けだじぇ!」 京太郎「ああ、気にしちゃダメだ!」 和「何でそんなことを聞いたんですか?」 久「この前友人に普段の麻雀部での出来事なんかを話したら思いっきり引かれたのよ。だから、壁でもあるのかなって思ってね」 京太郎「特にないよな?」 優希「ないじぇ」 咲「楽しくやれてるよ」 和「ですよね」 久「そうよね!」 まこ(ふむ、……果たして本当にそうなんじゃろうか?)  今日も京太郎は買い出しに行き、タコスを作り、雑務を一身に引き受ける。  そこに誰も疑問を挟まないのは彼らには常識と非常識、認識の壁がないからなのかも知れない。 カンッ!

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