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-清澄麻雀部部室- 京太郎「おっ!2等が当たった!」 優希「じぇ?」 咲「京ちゃん何やってるの?」 京太郎「年賀状の番号くじだよ。こないだ発表があっただろ?」 京太郎「それで今番号を確認してたんだ」 まこ「なるほどのお」 優希「そういうことだったかー。私は3等が1枚だけだったじぇ」 和「私も3等のみでした。2,3枚でしたね」 まこ「わしは当たらんかったのお…何枚か惜しいのはあったんじゃが」 咲「私は今年も当たらなかったよ」 京太郎「咲はともかく…染谷せんぱ…部長は残念でしたね」 まこ「いちいち言い直さんでええ」 咲「ともかくって…。し、仕方ないじゃん!」 咲「ここ数年は京ちゃんと親戚以外から年賀状貰って無いんだから!」 京太郎「ま、まあ不運だったな…」 和「しかし、2等が当たるなんて…運が良いですね」 京太郎「まあ結構年賀状貰ったからな」 咲「本当だね…って…えっ!?」 優希「じぇじぇっ!?」 和「これは…凄い量ですね。100枚ぐらいありませんか?」 京太郎「流石に100はないと思うぞ。70、80ぐらいじゃないか?」 優希「これだけあれば2等が当たるのも納得だじぇ」 まこ「京太郎、おんし親戚や友達多いのお…」 京太郎「メールでも良いのに、わざわざ年賀状を     送って来てくれるなんて嬉しいですよ」 京太郎「染谷先ぱ…部長も年賀状ありがとうございました」 まこ「だから言い直さんでええ!そりゃどうも。そっちもありがとな」 京太郎「はい」 まこ「まったく…お?久からも貰っとるようじゃな」 京太郎「そうですね。貰いましたよ」 まこ「噂をすればという言い方もおかしいが、部長という単語を聞いたら    なぜかその年賀状が目に入ったわ」 まこ「なになに…」 久>>須賀君あけましておめでとう!   推薦取ったしここ最近は暇でしょうがないわ。   また麻雀部に遊びに行くからね。   あと今度またデートしましょうね。 咲・和・優希「「「!?」」」 京太郎「あっ、ちょっと!内容勝手に見ないでくださいよ!」 まこ「まあまあ、ええやないか」 咲「京ちゃん…"また"ってどういうことかな…?」ゴゴゴ… 京太郎(な、なんか凄い威圧感だな…) 京太郎「去年の冬に部長と一緒に買い物行ったんだよ。     デートってほどでもないと思うけどな」 まこ(もう気にせんし、つっこまんぞ) 咲「ま、まあいいよ。今度私ともデートだからね!わかった!?」 京太郎「お、おう」 京太郎「というか、買い物なんてよく一緒にいってるだろ」 和(咲さん…流石ですね) 優希(幼馴染は偉大だじぇ…羨ましい) まこ「おっ!龍門渕からも何通か来とるのお」 透華>>京太郎さん、あけましておめでとう御座いますわ。    今年こそは貴方を龍門渕に引きずり込むつもりなので。    覚悟しておくんですのね。 衣>>きょーたろ、あけましておめでとう!   はやくきょーたろにあいたい!   またまーじゃんしような!   あとだっことおんぶもな!   あとひざのうえにもすわりたい!   あと…   あと…… 和「引きずり込むって…そんな」 まこ「というか天江はあんなに難しい言葉使うのに、    平仮名ばっかりじゃのお…」 優希「というか、衣さんは書きすぎだじぇ」 咲「京ちゃん!どういうこと!!」 京太郎「い、いや引きずり込むってのは俺もよくわかんねえよ!」 京太郎「衣はなんか懐いてくれたんだよな…最初は敬語使ってたけど     嫌だっていってな…」 京太郎「龍門渕に連れてってもらって遊んだことがあるんだよ」 まこ「ロリコンじゃな」 京太郎「俺より1つ上ですって!」 優希「あれ?これ咲ちゃんのお姉ちゃんからじゃないか?」 咲「えっ?」 照>>京ちゃん、あけましておめでとう。   咲の世話はちゃんとしてる?   なにかあったらいつでもお姉ちゃんに相談してね。   あとバレンタインは私は京ちゃんの方からチョコが欲しいな。   (表の差出人欄)京ちゃんの未来のお嫁さん 宮永照 京太郎「はは、照さんも面白いこと書くよなあ」 咲「お姉ちゃんからは私も貰ったけど…」 咲「なんなのこれ!?私の世話って!」 京太郎「咲は俺がいないとダメだからなー」 咲「京ちゃんだって私がいないとダメでしょ!」 京太郎「いや!咲は俺がいないとダメだ!だって…」 咲「京ちゃんだって私がいないと!例えば…」 和・優希「「…」」 まこ「夫婦喧嘩はやめんさい」 咲「…/// ま、まあ良いよ」 咲「ただ、未来のお嫁さんってどういうこと!?」 京太郎「いやいや!冗談に決まってんだろう!?」 京太郎「さっきも言ったけど、面白い年賀状にしてくれたんだと思うぜ」 咲(絶対お姉ちゃん本気だよ…) 咲「それで…チョコは作るの?」 京太郎「そうだな。というか、咲にもあげてるじゃねえか」 咲「う、うん…」 優希「バレンタインなのに京太郎の方からあげるんだじぇ?」 京太郎「なんかそういうことになってる。お前にもあげるつもりだぞ?     タコス風味チョコをな!」 優希「本当か!?頼むじぇ!」 京太郎「おう」 和「あ、あの…」 京太郎「ん?和にももちろんあげるぞ。期待しててくれ」 和「あ、ありがとうございます…///楽しみにしています」 京太郎「染谷先輩にも。お世話になってる人にはあげるって決めてますんで」 まこ「期待しとくのお」 和「白糸台は淡さんからも来ていますね」 淡>>キョータロー!あけおめー!   今年は東京に遊びに来なよー!   高校100年生の私が最大のおもてなしをしてやるからなー!   (差出人欄)キョータローの嫁 大星淡 京太郎「あーそういや東京に遊びに行くって言ってから     まだ行ってなかったな。来月あたりでもいくか…」 咲(淡ちゃんは冗談だよね…?) 和(なぜか本気のように感じてしまいますね…)ヒソヒソ 優希(同感だじぇ。淡がこんなに手の込んだ冗談をするとは思えないじぇ)ヒソヒソ 咲「あれっ…?阿知賀からも来てるんだね」 和「えっ…?」 玄>>京太郎君!あけましておめでとうなのです!   いやーこの間はおもち談義で盛り上がったね!   またたくさんお話ししようね!   あと私のおもちはいつでも空いてるからね! 穏乃>>京太郎!あけましておめでとう!    冬だけど私は毎朝山に登ってるぞー!    京太郎も今年は一緒に登ろうよ!    なんならこっちじゃなくて長野の山でもいいよ! 憧>>京太郎、あけましておめでとう。   寒くなってきたわよね…宥姉は固まってるわよ。     風邪には気を付けてね? 和「す、須賀君…おもち談義って…」 京太郎「ふ、深い意味はないぞ…!和の話題もたくさん出るけど!」 和「は、恥ずかしいですよ…///」 咲・優希「「…」」バチーン! 京太郎「ぐはっ!」 咲「いいもん、お姉ちゃんようにはならないもん…」 優希「私はまだ発展途上なだけだじぇ!」 和(というか、今気づいたのですが玄さんの「いつでも空いてる」って…) 和(玄さんには負けられないです…私も今度須賀君に言ってみましょうか) 咲「穏乃ちゃんは相変わらず元気だね…」 まこ「新子は普通の年賀状じゃな」 まこ「お…?新道寺からも来とるな」 優希・和「「えっ……?」」 まこ「鶴賀、風越もあるのお。千里山に姫松。宮守に永水。」 咲「臨海からも…ええっ!北海道の有珠山からも来てるの!?」 咲「京ちゃん!?どういうこと!?女の子から貰い過ぎだよ!」 京太郎「い、いや…全国で知り合ったんだよ…」 和(交友関係広すぎませんか…?) 優希(というか半分ぐらい京太郎に間違いなく    好意を寄せているような文章だじぇ) 咲「京ちゃん!!詳しく聞かせてもらうよ!」ドンッ! 京太郎「うわっ!ちょ…咲押すなよ…」ヒラヒラ 優希「年賀状が一枚飛んでったじぇ」 まこ「どれどれ…ん?この番号どこかでみたような…」 和「番号?あっ!この番号って1等の番号ですよ!」 京太郎「おお!マジかよ!1等が当たったのか!?よっしゃー!」 咲「京ちゃん!まだ話は終わってないよ!」 優希「京太郎に1等の年賀状をプレゼントしたのは一体誰なんだじぇ?」 和「えーっと…」 (差出人欄)宮永咲 まこ「咲じゃ!」 優希「咲ちゃんだじぇ!」 和「咲さんです!」 咲「えっ…?」 京太郎「…ま、まあまた今度説明するからさ。今は落ち着いてくれよ咲」 京太郎「あと、年賀状ありがとな」ナデナデ 咲「京ちゃん…/// し、仕方ないなあ…///」 カンッ

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