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京太郎「(――佐賀から新道寺に入学するために寮に入ったのはいい・・・)」 京太郎「(――だが、一つ大きな問題が起きた・・・それは)」 バンッ! 哩「京ちゃん、様子ば見に来たっと!」 京太郎「ね、姉ちゃ・・・哩先輩また来たんすか!?」 哩「お姉ちゃんだから当たり前とね」 京太郎「三日前に来たばっかじゃん・・・」 京太郎「(――問題とは俺が寮に入ると週に3,4回は俺の部屋に来るようになってしまったこの先輩のことである)」 京太郎「(――哩先輩は俺が小さい頃からご近所さんだったこともあり本当の弟のように可愛がってもらった経緯がある)」 京太郎「(――俺もこの人を姉のように慕っていることもあって姉がいるこの高校を受験したわけなのだが)」 京太郎「・・・こんなんだったっけ?哩先輩・・・もっとお淑やかだったような」 哩「京ちゃん違うばい」 京太郎「ん?」 哩「哩 お ね え ちゃ ん ばい!!」 京太郎「そこかよ!?」 哩「むぅ~京ちゃん私が福岡にいる間に全然甘えなくなっちまったばい」 京太郎「いや、当たりまえでしょ・・・俺もう十五だよ」 哩「・・・グスン」 京太郎「!?」 京太郎「――哩  お姉ちゃん」 哩「!」パァァ! 京太郎「(――なんかめっちゃ輝いてるよ・・・この姉)」 哩「よし今夜の夕食はこの 哩お姉ちゃんが 作るばい!」 京太郎「いや、普通に食堂にいk」 哩「作るばい!」 京太郎「あっはい」 哩「京ちゃんは作ってる間にお風呂入ってきたらよかよ」 京太郎「あ~・・・うんじゃあそうさせてもらうよ」 哩「うんよかよか」 哩「ふふ」キラーン 京太郎「(――なんか企んでいるの顔に出ているんだよなぁ)」     ・      ・      ・ 京太郎「(――まぁなにか企んでいても、その内容は解るわけでもなく)」 哩「」ゴゴゴッ 京太郎「(――寮の風呂に入って、戻ってきた俺を待ち構えていたのは)」 哩「――京ちゃん」 京太郎「・・・はい」 哩「・・・これ」プルプル 哩「これなんね!?」 箱詰め近藤さん← 哩「なんでこぎゃんモンあっと!?」 京太郎「部屋を漁ったのかよ!?」 哩「・・・だって」 京太郎「だって?」 哩「京ちゃんの好きなタイプ知りたくて・・・ベッドの下とか探したらHな本あるかと思って//」テレテレ 京太郎「」絶句 哩「そ、そぎゃんことよりも!」 哩「京ちゃん、彼女おると!?おると!!??」ガッ 京太郎「な、なんでそんなこと言わないと行けな・・・」 哩「この部屋でヤッと!?」 京太郎「いや、落ち着い・・」 哩「京ちゃん、正直に言わんとぉ!!」包丁← 京太郎「包丁を持ちだすなぁ!!」 京太郎「(――ヤバイ、あれは嫁田(高久田)に) 「お前寮に入るなら近藤さんを早く買っておけよ、いざヤる時に無かったら近くで買う場所無いからな!」 京太郎「(――そういわれて箱買いしてしまった奴だ)」 哩「うぅぅ、京ちゃんが悪い女に」 京太郎「そ、それは」 哩「言い訳は聞きたくなかと」 京太郎「水風船にして遊ぼうとしたんだよ!!」            シーン・・・ 哩「・・・」 京太郎「・・・」 哩「――水・・・風船?」 京太郎「(――あっこれ間違ったわ、どう考えても言い訳間違ったわ)」 哩「――そっかぁ水風船かぁ!」パァァ 京太郎「!?」 哩「京ちゃんのこと疑って御免な、私お姉ちゃんとしてダメだね・・・でもよかったぁ」ホッ 京太郎「(――信じちゃってるよ!?このポンコツ姉、水風船で信じちゃってるよー)」 哩「よし、じゃあご飯出来てるから早く食べっと!!」 京太郎「お、おう」 哩「しかし水風船かぁ・・・ふふ京ちゃんもまだまだ子供ばい」 京太郎「あははーソウダネ」 京太郎「(――と、とりあえずこの箱は処分しよ・・・いや数枚は取っておこう 何かあった時の為に)」 カンッ

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