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「プロローグ」(2016/04/17 (日) 02:37:07) の最新版変更点
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―― ある日、起きたら窓の外に雲を突き破りそうな塔が立っていた。
ここは一日にして、本当の意味での人類は絶滅した国だ。
正直、どんな突飛な事が起こっても『あぁ、それくらいなら』と受け入れられる土壌はある。
でも、朝起きてカーテンを開けたら、それまでなかった塔が立っていたとなればやはりビックリしてしまう。
それはずっと迷宮を探索し続け、常識というものを何度も覆された俺でも同じ事だった。
咲「アレ、なんだろうね?」
京太郎「さぁなぁ…」
レンガを数えきれないほど積み重ねたような茶色の塔。
神話に語られるバベルの塔を彷彿とさせるそれは丁度、ホテルの真ん前にドンと立っていた。
お陰でただでさえ入りづらい陽の光が届かず、部屋は夜のように薄暗くなっている。
別に薄暗いのはムーディで別に良いと許せるが、それでも窓の前にどでかい塔が立っているのはやはり圧迫感があった。
美穂子「このままじゃお洗濯が大変ね…」
憧「いや、そこ気にする所なの…?」
淡「でも…誰が建てたんだろうね、あんなの」
春「日照権の侵害…訴訟も辞さない」
久「そもそも建築許可とか絶対に取ってないでしょうしね」
京太郎「昨日まではあんなのなかったもんなぁ…」
勿論、昨日も練習という事で皆と一日中エロエロしてた訳だけれど。
しかし、目の前であんなモノを建てられたら、流石に気づく。
何よりこの塔はどこまで続いているのか見えないくらい大きいのだ。
どう足掻いても一日では建てられないだろう。
智葉「…ふむ」
京太郎「あ、どうだった?」
智葉「あぁ、政府の人間にも確認したが、やはりアレは昨夜未明突然、現れたものであるらしい」
智葉「その出現情報から常識の埒外のもの…つまり新しい迷宮ではないかと予想されている」
智葉「現在、内部を調査する為のチームを編成中との事だが…」
京太郎「…もしかして俺にも行けと?」
智葉「あくまでも民間協力者として…らしいがな」
つまりは以前のように命令ではないという事なのだろう。
それに一つ安心するが…しかし、調査チームに加われ…と言われてもな。
…確かに迷宮攻略に関しては俺達はこの国で誰よりも優れている自信はある。
しかし、俺はもう二度と彼女たちを危険に晒したいとは思っていないのだ。
折角、頼ってくれているのに心苦しいが、ここは断っておくべきだろう。
京太郎「命令とかじゃないなら断ろう」
咲「…良いの?」
京太郎「ん?」
咲「だって…今度こそヒーローになるチャンスなんだよ?」
咲「私の作った偽物のヒーローじゃなくて…本物の英雄になれるんだよ?」
京太郎「まぁ…それに心惹かれないと言えば嘘になるけど…」
京太郎「でも、俺はそんなの要らない」
京太郎「英雄とかヒーローとか…俺の柄じゃないってのは分かったしな」
京太郎「何より、俺は咲達の恋人兼ご主人様ってだけで一杯だよ」
京太郎「それ以外をやってる余裕はないって」ナデナデ
咲「あ…っ♥♥」
そのまま咲の頭を撫でる俺に、幼馴染の口から心地よさそうな声が漏れ出る。
何処か不満そうな顔から一転、嬉しくて嬉しくて堪らないと言ったような表情。
まるで子どものようにストレートな感情表現はとても可愛らしい。
起きたばかりだと言うのに、そのままベッドの中へと連れ込んでやりたくなるくらいだ。
春「朝からイチャイチャは禁止…」ギュッ
春「するなら私も…ナデナデして」
淡「あ、また春が抜け駆けしてる!!」
憧「あ、あたしも…昨日もレイプしたお詫びにナデナデして良いのよ…?」チラッ
久「はいはい。とりあえず落ち着きましょ」
美穂子「そうよ。まだ起きたばっかりなんだもの」
智葉「そういうのはとりあえず食事を取ってそれからだ」
京太郎「食事を摂ったら良いのかよ…」
智葉「どの道、今日も『特訓』する事になるんだ」
智葉「その方向性で予定を組んでおいた方が有意義だろう?」
うぐ…まぁ、確かに…もう咲を助けだして一ヶ月以上経過してるのに毎日ヤりっぱなしだもんな…。
正直、一度だって我慢出来ていない事を考えれば、智葉の言うことは正しい。
しかし、まるで俺が耐え切れないのが前提のように言われると、やはり反抗心も覚える。
そんなに言うならば今日こそ耐え切ってやろうじゃねぇか。
なーに、ちょっと恋人達で動けないくらい身体が埋まるだけだろ?
そんなのその気になれば超余裕だから。
ホント、朝飯前だから。
智葉「ひ…あぁあっ♪♪」
智葉「らめええっ♥♥」
智葉「朝ごはんもまらなのにしょんなグチョグチョにひちゃらめえええっ♪♪♪」
智葉「オチンポにイかしゃれりゅううぅ♥♥」
智葉「朝勃ちチンポにオマンコグッチュンしゃれるうううっ♪♪♪」
智葉「んにゃあああああっ♥♥」
智葉「しゃせええキたあああっ♥♥♥」
智葉「ザー汁ドッピュンキたああああっ♪♪♪」
智葉「一番搾りぃいっ♥♥」
智葉「京太ろぉの…とくのぉザーメンぅうっ♪♪」
智葉「お、お腹ふくれりゅぅうっ♥♥」
智葉「朝から満タンになっれしみゃうううっ♪♪♪」
智葉「朝からこんにゃ…っ♥♥ドロドロザーメンぅぅ…♪♪♪」
智葉「ご馳走…しゅぎる…ぅう♥♥♥」
智葉「ご馳走…さいこぉ…っ♪♪♪」
智葉「チンポ汁…気持ち良くって…美味ひぃいい…♥♥♥」
―― もし、この時、俺が気まぐれを起こしていたら。
―― 智葉の言葉に頷いて…調査に行くと行っていれば。
―― もしかしたらその後に起こった事件は未然に防げたのかもしれない。
―― けれど、当時の俺は朝食前に張り合う春たちに興奮してしまい。
―― 何時ものように触手を溢れさせながら、智葉の身体に溺れていたのだった。