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桃子「京さーん、ちょっと頼みたい事あるんすけどいいっすか?」
京太郎「おー、またなんか買い物か?」
桃子「そうじゃなくて、実は私の影の薄さをどうにかする方法を思いついたっす」
京太郎「へえ、なんかいい方法あったのか?」
桃子「ご存知の通り、私は歌ったり踊ったりしないと気付かれないくらい影が薄いっす。
けどそれは、逆に言えばそういった目立つ行為をすれば気付いて貰える訳っすね」
京太郎「そうみたいだな」
桃子「つまり私が常に人に気付かれるようになるには…こうっす!」ムニュウ
京太郎「うおっ!」
桃子「こうして背が高くて目立つ京さんに四六時中抱きついてれば、私も目立って気付かれないことはなくなるって寸法っすよ」
京太郎(おもちおもちおもちおもちおもちおもち)
桃子「更に京さんに抱きついてる人として有名になれば、一人の時でも気付かれやすくなるはずで一石二鳥っす!」
桃子(正確には京さんに悪い虫が付くのも防げて一石三鳥、京さんとイチャイチャできて一石四鳥っすけどね)
京太郎「思いっきりおもちが もちもちしてるけど、それはいいのか!?」
桃子「それは仕方のない犠牲っすよ。京さんも満更でもないっすよね? 協力してくれるお礼と思ってくれればいいっす」
京太郎「マジかよ、あなたが神だったのか」
桃子「どうっすか京さん? 協力してくれるっすか?」
京太郎「おもちと触れ合えるなら協力しちゃおっかな~」デヘヘ
桃子「京さんは素直っすねえ。それじゃ早速このまま部室に行くっすよ」
桃子(京さんと距離が近い麻雀部の皆には牽制が必須っすからね)
桃子(周囲に京さんと私が付き合ってると思わせて外堀を埋めてから、なし崩し的に京さんの恋人になって見せるっす!)
桃子「ここからはステルスしないモモの独壇場っすよ!!」
カン