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京太郎「クリスマス、それはこの冬の一大イベント」 京太郎「家族、友達、恋人、色々な人と過ごすクリスマスがある」 京太郎「聞くところによるとクリスマスの為だけに恋人を作る人もいるとか・・・」 京太郎「・・・」 京太郎「・・・なんでこの寒空の中で俺一人なんだろうか」グスリ  きっかけは優希が部内でクリスマス会をやるか?という話であったその時俺は「よ、予定があるし(震え声」と言ってしまい そのイベントに参加しないことになったのだが、もちろん予定なんか無いただなんも予定がなかったことが恥ずかしいと思ってしまったからだ 京太郎「・・・今頃あいつら楽しんでいるのかな?」グスッ    そのあと家族と過ごすのもなんか悔しくてこれまた予定があると言って外に行こうとしたら何を勘違いしたのか親父が「息子よ、頑張ってこい!」と言って3万ほど 差し出してきた、 ごめん親父、俺彼女いないんだよ、童貞なんだよ 京太郎「はぁ仕方ない・・・ラーメンでも食ってから漫喫で一泊でもするか」  テクテク 京太郎「ん?」 照「・・・咲の馬鹿」グスッ 京太郎「・・・」  なんで照さんがここにいるのだろうか、いや仲直りしたしここにいてもいいんだろうけど、それにしては様子が変だ 照「ん?・・・あっ」 京太郎「どうもっす」ペコリ 照「京ちゃん・・・どうしたのこんなところで?」 京太郎「いやこっちのセリフっすよ、照さんいつ帰ってきたんすか?」 照「・・・今日学校終わったらすぐに電車乗ってきた」 京太郎「あぁ・・・まさか咲の為っすか?」 照「・・・うん、クリスマスぐらい一緒に過ごそうと思ってね」 京太郎「咲のやつ今頃部活のやつらで遊んでますよ?」 照「知ってる、さっきお父さんに聞いた」 京太郎「・・・もしかして咲に今日来るって言わなかったんですか?」 照「サプライズをしようと・・・」グスッ 京太郎「ぉお・・・」 照「うん、なにも言わずに来た私が悪いんだけどね・・・それで京ちゃんは?」 京太郎「あ~・・・まぁもう隠すことないか」 照「?」 京太郎「えっとですねかくかくしかじかで」 照「あぁまるまるうまうまだったわけだね」 京太郎「俺かっこ悪いっすね」 照「・・・京ちゃんって少しおバカさん?」 京太郎「グハッ」 照「あっ ご、ごめんね」 京太郎「だ、大丈夫です、話は変わりますが照さん」 照「ん?」 京太郎「もしまだ夕食食べてないなら俺と今から食べに行きませんか?」 照「京ちゃんと?」 京太郎「えぇ、幸いお金はある方ですし奢りますよ」 照「そんな悪いよ」 京太郎「クリスマスぐらいかっこつけさせて下さいよ」 照「・・・京ちゃんとクリスマスか・・・」 京太郎「だ、ダメでしょうか」 照「うん、いいよ」 京太郎「!」 照「その変わりに・・・ちゃんとエスコートしてね!京ちゃん」 京太郎「はい、お任せあれ お姫さま」スッ 照「ふふっ よろしくね」ニギリ 京太郎「うわっ手すごく冷たくなってますよ」 照「京ちゃんの手はあったかいね」 京太郎「はは、それでは行きましょうか」 照「うん!」 カンッ

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