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21世紀……若き(?)天才瑞原はやり博士による革新的な発明により、ロボット技術が急激に大きく発達した。 いまや世界のヒューマノイドの人口は数億人を超え、ロボット時代と呼んで差し支えない。 既に人々の輪に日常的に、ヒューマノイドたちが馴染みだしていたそんな時……スポーツ協会から突然の発表があった。 『ヒューマノイドたちの人権を尊重し、今後は正式に彼らの公式スポーツ競技を執り行う事とする』 仕事ばかりで娯楽を興じることがほぼなかったヒューマノイドたちにとって、この発表は非常に喜ばしいことだった。 そうして次第にスポーツ向けのヒューマノイドも誕生するようになり、さらに技術は発展していった。 京太郎「(……参ったなぁ……)」 前置きが長くなってしまったが、物語は一人の青年から始まる。 京太郎「(父さんも母さんも旅行でしばらく家出ていくし、完全に暇だ……道端に女の子落ちてないかなぁ、なんてな。そんなことあるわけがない)」 彼の名は須賀京太郎、両親が裕福な家庭であり、体格や容姿にも恵まれているが……人並み以上に女性に興味がある思春期真っ只中のDTボーイである、なお15歳。 そんな彼が両親不在の中、暇だからと散歩に出ていたある日曜日……転機が訪れた。 京太郎「……えっ」 咲「……」 一人の少女が、ゴミ捨て場付近の電柱の横で膝を抱えていたのだ。 首から下げられたボードに張られた紙には、『拾ってください』と書かれていた。 それなりに人通りのある場所にも関わらず、通りすがる人は彼女に見向きもせずに通り過ぎていく。 京太郎「(……あの肩に書いてある型番、旧式のヒューマノイドみたいだな……どうしてあんなところに?)」 大衆にとって、既にお払い箱になっている型の旧式ヒューマノイド……それゆえに見向きもされないのかと、京太郎は理解した。 しかし……。 京太郎「よっ、お前さ……俺に家に来るか?」 咲「……え?」 そんなことは京太郎には関係なかった、女の子が膝を抱えて寂しそうにしている……彼には放っておけなかった。 これが彼と彼女の運命の出会いだった……。 咲「家事なら任せて、前のマスターに仕込まれてて一通りできるから!」グッ 京太郎「じゃあ……任せていいか?」 女の子に優しい青年とひたむきに尽くすヒューマノイドの少女。 和「貴女では、私には勝てませんよ」 咲「そんなこと……やってみなきゃ分からないもんっ!」グッ 京太郎「おう、そのとおりだ!」ジーッ 咲「……もう!京ちゃんは何あの子の胸を凝視してるの!」ムカッ 和「……これだから人間なんて……」 二人が目指すのは、世界スポーツとして認知された競技『ランガール』の頂点であるセンターレースで優勝すること。 淡「言っちゃなんだけど……あんた達全員、相手になんないから!」ズオッ! 穏乃「やっぱり凄い、センターレースに出場する人たち皆……でも、私は諦めたりしない!」ボォッ! ネリー「ネリーはお金が必要……勝たなきゃお金がもらえない……だから、絶対勝つんだ」キィィンッ! 咲「京ちゃん、見てて……私の走りを……」 京太郎「さ、咲……」 咲「全部……倒す!」ゴッ!! 二人に待ち受ける運命とは? 京太郎「貴女が……先代センターレースの覇者!」 咲「……お姉ちゃん」 照「私に……妹はいません」 ※なおこれはイメージです、本編と展開が大きく異なる可能性があります。 京太郎「さきいろランガールズ!!」 ……という妄想、元はアプリゲームのなないろランガールズ(ただし一部設定のみ)

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