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本格的世紀末時代劇 北斗が斬る! 漫「あんた、体は大丈夫?」 京太郎「あ、ああ…ゴホッ、ゴホッ!」 漫「ちょ、ちょっと!咳ひどくなってるやんか!」 京太郎「うぅ…だが、我が家には医者にかかる金も薬を買う金もない……すまん漫、お前にこんなつらい暮らしをさせて」 漫「ううん、あんたさえいてくれたら何も辛くなんか……」 ガラッ! 洋榎「邪魔するで!」 絹恵「するで!」 漫「あ、愛宕さん!お、お金のほうは月末には何とかしますから…!」 洋榎「もう待てへんな~!こっちも商売なんや!」 京太郎「ゴホッ…な、何が商売だ!あんな利子がつくなんて最初は聞いてなかったぞ!」 洋榎「知らんな    こっちは貸した、そっちは返す!単純な話やろ!    借金が払えへんなら約束通り……」 絹恵「旦那を連れていくで~!」グイッ 京太郎「ぐっ!」 漫「ああ!そ、それだけはご堪忍を!」 洋榎「ならんなぁ?それに病気なんやろぉ?    こんなボロ小屋におるより、ウチらのところにいたほうがちゃんと療養もできると思うんやけどなぁ?」 絹恵「旦那のためでもあるんやでぇ?」 京太郎「す、漫…ゴホッ、ゴホッ」 漫「うぅ………わ、わかりま…」 ???「そこまでだ!」 洋榎「だ、誰や!」 キョウタロウ「俺はホクト乳拳伝承者、キョウタロウ!!」 漫「え?あれ?あんた?」 京太郎「ゴホッ、ゴホッ…な、なんだ漫?」 漫「えぇーと…うちの旦那はそこにおるし………」 洋榎「なにがホクトニュウケンや!絹、やってまえ!」 絹恵「うちのこの速い蹴りがかわせるかぁ~!」シュバババババ キョウタロウ「スローな動きだ……はっ!」 絹恵「!?」 もみっ♪ 絹恵「あはんっ」 キョウタロウ「あーたたたたたたたたたたたたたた!!」テーレッテー もみんもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみゅんっ♪ キョウタロウ「ホクト!百揉拳!!」 絹恵「ふ、ふにゃあぁ~~…///」ペタンッ・・・ 洋榎「ほう、絹を倒すとは……だがその拳、うちには通じん!!」 キョウタロウ「なに!」 洋榎「そうや!うちはこの通り、ぺったん娘や!絶壁!まな板や!!いまの技がうちに通じるかなぁ!!くっ」 漫(血の涙流すくらいなら、自分でそこまで言わんでも…) キョウタロウ「あたぁっ!」ヒュッ すかっ すかっ 洋榎「ふふふ、どうや!揉もうにも揉めへんやろ!!くぅっ」 キョウタロウ「あたぁっ!あーたたたたたたたたたたたたたた!!」テーレッテー すかっすかっすかっすかっすかっすかっすかっすかっすかっすかっ 洋榎「無駄や無駄……なっ!!」 漫「あ、あれは!!」 ぼよ~ん 洋榎「うちの…うちの胸がぁ!!大きくなっとるぅ!!なんてことや~!!」 漫(めっちゃ嬉しそうな顔してるやん…) 京太郎「そうか!あの人の空振りに見えた手の掴み!あれが何度も高速で空を掴んだことで真空状態が発生し、     それに彼女の慎ましやかな胸が引っ張られて、一時的にではあるが大きくなったんだ!!     吸引カップのように!!」 漫「……うん、元気でなによりや」 キョウタロウ「胸がなければ作ればいい!ホクト貧破斬!!」 もみっ♪ 洋榎「あふんっ……うちの生涯に一片の悔いなし///」バタッ キョウタロウ「終わった……では、夫婦仲良くな」 漫「あ、あの……ありがとうございます」 キョウタロウ「それと、あの絶壁女の懐からこんなのが飛んできたが、俺には使い道がないからとっておけ……」ジャラッ 漫「こ、こんなにたくさんのお金…!」 キョウタロウ「さらばだ」 京太郎「ヒューッ!」 漫「あ…なにからなにまでありがとうございます!」 一子相伝のホクト乳拳、唯一の伝承者であるキョウタロウ 彼の果てしない戦いの旅は続く! カンッ ………… 恭子「………」 由子「………」 郁乃「ていう話を書いたんやけど~、ドラマ化不可避やと思わへん?」 恭子「混ぜすぎィ!」 由子「……でも、あれを見てみるのよー」 漫「奥さん役かぁ……でへへ///」 洋榎「……うちはそんな絶壁やないと思うんやけど、大きくなるなら出てもええかな」 絹恵「京太郎くんに揉まれる時間、できるだけ長めにとれるんかな…///」 京太郎「一人二役か…難しいけど何とかなりそう」 郁乃「盛り上がってきたな~、さっそくテレビ局にカチコミや~」 由子「カチコミはいけないのよー」 恭子「……監督…はよう戻ってきてぇ~…」 もいっちょカンッ

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