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親密度 0 京太郎「なんだとテメェ!もういっぺん言ってみろ!!」 淡「だ~か~ら~、あんた麻雀止めた方がいいよって言ってんの。なんていうかもう弱すぎだし、三回連続で飛ぶとかありえないもん」 京太郎「うるせえ!確かに俺はまだ初心者だけど、こっから成長するからいいんだよ!!いつかはお前をぶっ飛ばしてやるから覚悟してやがれ!!」 淡「はっ!」 京太郎「鼻で笑うんじゃねえ!!」 淡「そんな未来は100年たってもやってこないよーだ。なんせ私は高校100年生だからね!」 京太郎「うわぁ……ないわぁ……。なにその小学生みたいな数字。堂々とそんなこと言って恥ずかしくねえの?お前こそ小学校からやり直したらどうだ?その方がお前のためだぞ?」 淡「なにぃ~~!?雑魚の癖に粋がってるじゃん!!もう一回卓につきなよ!消し炭になるまで飛ばしてやる!!」 京太郎「上等だ!!吠え面かかねえようにせいぜい気を付けるこったな!!油断してて負けましたなんて言い訳は聞かねえぞ!!」 淡「油断?違うね、これは余裕ってやつだよっ!!どうあがいてもあんたが私に勝てるわけないもん!!」  ギャーギャーギャーギャー 菫「……これは、生きのいい一年生が入ってくれたことを喜ぶべきなのか、それとも手間のかかる部員が増えたことを嘆くべきなのか、どっちなんだろうな……」 照「手間のかかる部員って元からいたっけ?」 菫「お前のことだ!」 親密度 20 京太郎「グワァァァ!!また飛んだァァァァァ!!」 淡「はっはー!本当に弱いねデクノボー!これで何連続飛んでる?もう私数えるの100を超えたあたりでやめちゃったんだけどさぁ!!」 京太郎「フッ、聞いて驚くなアホの子!今回で記念すべき334回目だ!」 淡「なんでさ阪神関係ないじゃん!というかアホの子って言うの止めてってば!」 京太郎「だったらお前も俺のことをデクノボーって呼ぶな!!大体お前は本当にアホの子だろうが!!一回でも学校のテストで俺に勝てたことあったか!?」 淡「べ、別に学校の勉強なんてできなくったって将来には役に立たないからいいし!」 京太郎「は~……これだからお前はアホの子なんだ。勉強もできないやつが社会で役に立つと思うな!!」 淡「うっさい!あんたなんか無駄にデカいだけの変態じゃん!!知ってんだかんね、デクノボーがチラチラタカミーの胸見てるの!!」 京太郎「おいやめろバカ!!公然の場でそんなこと大声で言うんじゃねえ!!社会的に俺を抹殺するつもりか!」 淡「知らないもんねー!そうやって獣みたいに私のことも手籠めにしようとしてるんだ!!この変態!」 京太郎「あ、それはないから安心しろ。お前みたいな嘆きの壁には全く興味ねえから」 淡「こっちだってデクノボーみたいに麻雀弱い奴はお断りだもんねー!私は私より強い男しか興味ないもん!!それに私はこれから成長すんの!!半年後にはバインバインになってるから!!」 京太郎「知らねえの?女性の成長って基本的に中学生で終わりなんだぞ?……まぁ気を落とすな」 淡「ウガー!!あったま来た!!今日中にデクノボーを十回飛ばす!!私は今そう決めたァァ!!あと今回から負けた方が勝った方にジュースを奢ること!!私はオレンジジュースだから!!」 京太郎「いいぜ!あえてその勝負乗ってやる!!全力でパシらせてやんよ!!」 菫「前よりは仲良くはなってるんだろうが、相変わらず五月蠅いなあの二人は」 照「……私はまだ諦めてない。きっと私の体は成長するのに休憩してるだけ」 菫「……そうか」 親密度 40 京太郎「…………ッシャァァァ!!今回は飛ばなかったぞーーー!!」 淡「うわ、マジで!?あぁーもう!今回も全力で須賀を飛ばそうと思ってたのに~~!!」 京太郎「見たか大星!俺の成長の速さに恐れおののくがいいわ!ふははははは!!」 淡「でも、麻雀って普通は頻繁に飛ばないもんなんだけどね~。二か月も飛び続けるってある意味才能かもよ~?」 京太郎「それを言うなそれを!喜んだっていいじゃねーか!やっと明確に成長できたことを実感できてるんだから!!」 淡「まぁ確かにちょっとは進歩したんじゃない?それでも須賀が私に勝つにはあと90年はいるけどね」 京太郎「二か月で10年分縮んだってことかよ。やべえな俺ってば最強すぎね?」 淡「それはそれとして、負けたんだからジュース買ってきなよ。今日はコーラな気分だから」 京太郎「はいはいかしこまりましたよお姫様。貴方様の部下がパシられて差し上げますよっと」 淡「うむ!よきにはからえ!!」 京太郎「そういや大星って飲むもん毎回違うよな。なんかパターンでもあんの?」 淡「そんなことないよ。毎回その時の気分で変えてるもん」 京太郎「ふーん……あ、先輩達も何かいります?ついでに買ってきますよ?」 菫「いや、今はさして必要なものは……」 照「ポッキーとチョコパイとシュークリームとマシュマロで」 菫「お前は少しは遠慮するってことを覚えろ!!昨日も買ってきてもらってただろ!!」 親密度 60 京太郎「あーあ、また三位かよ。調子いい時でも二位だってのに、やっぱり強いな大星は」 淡「ねー須賀、どうして何回やっても勝てないのに麻雀止めないの?普通だったら負け続けてたら嫌にならない?」 京太郎「別に嫌にならねえぞ。何でそんなこと気にしてんだ?」 淡「おかしいじゃん。他のことならほとんど何でもできるのに、わざわざ苦手な麻雀やってるなんて」 京太郎「だって麻雀って面白いじゃん」 淡「……それだけ?」 京太郎「それだけ。つーかそれ以外に理由って必要か?」 淡「負けてるのに?なんかこう、プロになってお金持ちになりたいとか、憧れの子が麻雀部にいるからとか、親を殺された復讐心で修行してるとか、そういうんじゃなくて?」 京太郎「なんか妙に具体的だし、最後がおかしいと思うのは俺だけか?そういうんじゃなくて、普通にお前と麻雀やるのは楽しいんだよ」 淡「……私とやるの、楽しい?」 京太郎「ああ。麻雀に限らず、お前となんかやんのは全般的に楽しいし。もしかしたら大星がいなかったらここまで麻雀やってなかったかもな」 淡「ふーん……」 京太郎「なんだよ大星。いきなりニヤニヤしだして」 淡「べっつにー?そっかー、私がいたから麻雀やってるのかー」 京太郎「なんか含みのある言い方だな。事実だけども」 淡「そんなことないよー?そっかそっかー、そんなにこの淡ちゃんといたかったかー」 京太郎「おいちょっと待て!なんか変な勘違いしてねえか!?そういうんじゃないからな!!」 淡「そっかそっかそっかー」 京太郎「あああぁぁ!!なんかやめろ!俺をこれ以上辱めるな!!あ、そういえばジュース買ってくるんだったな!!ちょっと買ってくる!!」 淡「あ、今日はねー」 京太郎「メロンソーダだろ!ダッシュで行ってくる!!」 淡「はいは~い」 菫「……ついに言わずとも何を買ってくるのか分かりあえるレベルになってしまってるな」 照「これも私の修行の成果」 菫「お前が須賀にやらせたのは自分の世話だからな?麻雀の指導はほとんど私だからな!?」 親密度 80 京太郎「引っかかったな淡!そいつだ!ロン!」 淡「あわっ!?」 京太郎「これで逆転して……どんなもんじゃーーい!逆転一位だァァァァ!!」 淡「…………」 京太郎「うっし!!じゃあ今日はお前がジュース買って来い!!サイダーな!」 淡「…………す」 京太郎「す?」 淡「すごいじゃんきょーたろー!!まさか負けるなんて思わなかったよ!!すごいすごい!!」 京太郎「うわっ!?ちょっ、抱き着いてくるな!!お前には羞恥心がないのかよ!」 淡「いーじゃんいーじゃん。こんな美少女に抱き着かれて役得でしょ~。あ、お触りは周りにばれないようにね~」 京太郎「ばれなきゃやっていいんかいっ!?やめろー!俺の体はすばらなおもちをお持ちの女の子に捧げるって決めてるんだーー!!」 淡「じゃーいいじゃん。最近私も胸おっきくなってきたんだしさ~。もうEに近いDだよ?」 京太郎「そんな急成長するわけあるか!!嘘も休み休み……」 淡「ほらっ!」 京太郎「ぶっ!?自分で胸を持ち上げるな!はしたない!」 淡「ちぇー。ま、今回は負けちゃったけど、次からはそうやすやすとは勝たせないからね!!淡ちゃんも無限に進化するんだから、うかうかしてたら置いてくよきょーたろー!」 京太郎「あー、ったく、お前といると本当に飽きねえな。任せとけ、お前だけに先を行かせてたまるかよ。いつかはお前なんかけちょんけちょんにできるくらい強くなってやるぜ!」 淡「あっれー、ちょっと勝てたからって調子に乗ってない?私より強くなるつもり?今はまだ私の方がまだまだ強いんだよ?その心意気は認めてもいいけどね!」 京太郎「あったりめーよ!男たるもの目標は常にてっぺんだ!それに……」 淡「それに?」 京太郎「……なんでもねえよ。ほら敗者はさっさとパシリに行って来い」 淡「ほーい。じゃあねー」 京太郎「…………」 京太郎「……『淡の男のタイプは自分より麻雀の強い奴だから』なんて、本人の前で言えるかっての」 菫「……そういうのを咎めるつもりはないが、さすがに周囲の目は気にしてほしいな」 照「……そろそろ私の体の成長も休暇から復帰してほしい所存」 菫「諦めろ試合終了だ」 親愛度 100 京太郎「なんだと淡!もういっぺん言ってみろ!!」 淡「だ~か~ら~、きょーたろーよりも私の方が好きだって言ってんの。なんていうかもう好きすぎだし、きょーたろーがいない生活とかありえないもん」 京太郎「うるせえ!確かに俺はまだ外で愛情表現するには羞恥心が邪魔しやがるが、こっから慣れていくからいいんだよ!!いつかはお前を赤面させてやるから覚悟してやがれ!!」 淡「はっ!」 京太郎「鼻で笑うんじゃねえ!!」 淡「そんな未来は100年たってもやってこないよーだ。なんせ私はきょーたろーに愛をささやかれても嬉しくなるだけだからね!」 京太郎「うわぁ……ないわぁ……。なにその小学生みたいに純粋な心。堂々とそんなこと言って恥ずかしくねえの?お前こそ少しは恥じらいとか見せたら?その方が俺は萌えるぞ」 淡「なにぃ~~!?きょーたろーの癖に粋がってるじゃん!!卓につきなよ!勝った方の愛が上ってことでいいよね!!」 京太郎「上等だ!!吠え面かかねえようにせいぜい気を付けるこったな!!油断してて負けましたなんて言い訳は聞かねえぞ!!」 淡「油断?違うね、これは余裕ってやつだよっ!!どうあがいてもきょーたろーが私の愛に勝てるわけないもん!!」  ギャーギャーギャーギャー 菫「……これは、一年生達の恋が実ったことを喜ぶべきなのか、それともバカップルが誕生してしまったことを嘆くべきなのか、どっちなんだろうな……」 照「なんであの二人は、最初みたいに喧嘩してるの?」 菫「……喧嘩するほど仲がいい。というやつじゃないか?」 カンッ

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