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京太郎「どいて下さい、竜華さん…怜さんに泉も」 竜華「そんなの嫌に決まっとるやん?どいたら、京太郎は清澄に帰ってしまうんやから」 泉「清澄に戻ったって京太郎に待っているのは雑用と空気扱いの辛い日々や。自らに苦行を強いる必要はないやろ?千里山の何が不満なんや」 怜「そうやで京ちゃん。これからもずっと千里山にいてや、京ちゃんの膝枕がないなんてウチは絶対に嫌やで……」 竜華「二人の言う通りや京太郎。セーラや浩子や監督だって京太郎が千里山にいてくれる事を望んどる…。京太郎はうちらにとって大切なんや!」 京太郎「………でも、俺は清澄麻雀部の人間で…咲も……」 浩子「健気やなぁ京太郎は…本当に京太郎は健気な子や」ニヤニヤ 京太郎「浩子先輩!?」 怜「おー、帰ったか舟Q~」 浩子「京太郎、アンタは本当に幼馴染みの宮永咲の事を大切に思っとるんやなー。…だけどな、京太郎。その宮永咲…もとい清澄麻雀部の方はアンタがいなくても別にええらしいで?」ニヤァ… 京太郎「え……!?」 泉「それはどういう事ですか舟久保先輩?」 浩子「ほれ……この写真を見てみ?沢山の友達に囲まれて随分と楽しそうな笑顔やなぁ…」 京太郎「………!?」 浩子「宮永だけやないで、他の部員達もまるで京太郎がいなかったかの様に活動しとる。もう京太郎の居場所はないんちゃうかぁ?」 京太郎「そん…な…」 竜華「ああ、京太郎はなんて可愛そうな子なんや!大丈夫やで、京太郎にはウチらがおるからなぁ」ギュッ 怜「せやせや、あんな薄情な連中の事なんか忘れてこれからウチらで楽しい思い出を作ろうや京ちゃん!」ギュッ 泉「京太郎…ウチらならきっと上手くやっていける。もう寂しい思いなんてさせへんで」ギュッ 京太郎「ううう…竜華さん…怜さん…泉……!ありがとう…ありがとうございます…!」ポロポロ… 浩子(ククク…!ごちそうさんでーす…すまんなぁ清澄の方々。京太郎はウチらがもらったで…。悪く思わんといてや…)ニヤァ こうして京太郎は千里山に鞍替えする事となった カンッ

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