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<相撲が気に入ったネリー>
ネリー「京太郎!!」
京太郎「なんだ?」
ネリー「ぶちかまし!」
京太郎「………抱きついてなんだよ」
ネリー「……?ぶちかましだよ?」
京太郎「…………あぁ、相撲か。そういえば俺は行けなかったけど智葉さん達と行ったんだよな」
ネリー「グルジアの人頑張ってた!」
京太郎「へーネリーの故郷の人がか……」
ネリー「んっ!いいね!相撲」
京太郎「そっか気に入ったか!」
ネリー「うん!」
智葉「………羨ましい」
ハオ「なるほど、あれなら堂々と抱きつけますね」
明華「ネリーなんて恐ろしい子」
ダヴァン「単にジャレているダケでは?」
ハオ「京太郎、私も相撲が気に入りまして……やりましょう!」
京太郎「えっ……やだ」
ハオ「はうっ!?な、なぜ!!」
京太郎「ハオの構えどう見ても拳法なんだもん。やられるわ!」
ハオ「………こうじゃないのですか?」
京太郎「違うわ!」
明華「なら私と~」
京太郎「余計に無理!」
明華「何故」
京太郎「胸が当たる」
明華「変なところで紳士なのですから、はぁ………」
智葉「なら私が……「勘弁してください!!」……」
京太郎「それだけはー!それだけはご勘弁を!」
智葉「なんで私だけ土下座なんだ」
京太郎「まだ死にたくありません!」
智葉「…………泣いていいか?」
ダヴァン「なら私ガ!」
京太郎「あっ……構えまともだ」
ネリー「ハッキョイ!ノコッタ!」
京太郎「ッ!!」
ダヴァン「っ!!」
空気を読んだのか、睨みあった二人の間にネリーが手を差し出しスタートを切る。
その瞬間、ダヴァンが先手とばかりに張り手をかます。
それをなんとか目で追うとギリギリで避ける。
京太郎(かすった!)
ダヴァン(NO!甘かったデスか!)
少し頬を掠めたのかチリチリと摩擦で頬が痛んだ。
熱を帯びたかのように熱くなる頬に気を取られながらもダヴァンに近づこうと接近を試みた。
京太郎(流石に張り手とかかませないしな!近づいて外に追い出す!)
ダヴァン(相変わらず甘いデスね!此方は張り手でいかせてモライマス!)
京太郎「くっ!」
ダヴァン「よくかわしますネ!」
京太郎「運動は得意なもので!」
ダヴァン「っ!!」
機関銃のような張り手を遠巻きに避けつつ、隙を狙う。
確かに長いリーチから放たれる張り手は怖いが、所詮素人の物だ。
何度か我慢し体で受け止めるとそのまま、懐に入り込む。
京太郎「おぉぉぉぉぉ!!」
ダヴァン「おおおお!?」
丁度ダヴァンがズボンを穿いててくれて助かった。
ズボンの縁を掴むとそのまま少し持ち上げバランスを崩し外へと一気に追い出す。
京太郎「勝った!」
ダヴァン「負けましたね」
アレクサンドラ「……いつから相撲部になったんだ?」
ネリー「わーわー!座布団ないの?」
アレクサンドラ「椅子掛けならあるが」
智葉「投げるな」
ネリー「えー」
ダヴァン「ちょっと席はずしますネ」
京太郎「あっ……大丈夫でした?」
ダヴァン「体は、大丈夫デスね」
京太郎「体は?」
ダヴァン「おっとナンデモないですよ(……ズボンを持ち上げられた時に下着が)」
ネリー「ヨリキリ?」
アレクサンドラ「相撲の決まり手のひとつで……」
京太郎「なんだったんだろう」
-次の日-
ネリー「ヨリキリ!ヨリキリ!」抱きつき
京太郎「本当に好きだな」抱きしめ
明華「羨ましい」
ハオ「結局ネリーだけですか」
智葉「そんなに私は怖いだろうか」
ダヴァン「ずずー……良い大剣でしタ」
アレクサンドラ「次は相撲で上を目指すか?」
ネリー「むーっ、追い出せない」
京太郎「線もないのに何処に追い出す気だお前は」
ネリー「部室から?」
京太郎「何気にひどいなお前」
結局の所、ネリーだけが京太郎に合法的に抱きつけたとか。
カンッ