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休日にまったり耳かき・久しぶりに姉も誰もいない二人っきりの京咲」(2015/10/05 (月) 18:47:16) の最新版変更点

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 今日は休日、須賀咲ちゃんです!  言っても、主婦に休日なんてないけどね、それでも京ちゃんのためなら頑張るよ!  今日は子供も預かってもらって、お姉ちゃんもお仕事。京ちゃんと二人っきりです!  「咲ー」  「なぁに、京ちゃん」  「せっかくの休みなのに、どこか出かけなくていいのか?」  「んー。二人っきりだからこうしてるのもいいじゃん」  「そっかぁ」  私がどこかに出かけたいって思うタイプじゃないのもあるけど、どこかに出かけたらイチャイチャ出来ないんだもん。  付き合い始めは外デートを繰り返しても、外に出たらくっついたり出来ないから家デートばかりになるってあるよね!  も、喪女じゃないよ!? 京ちゃんいるし!  私はたまーに図書館に連れてってくれたり、たまーに本をプレゼントしてくれるだけで十分だよ!  それにね。こうして私が家事をしている時、ソファーで京ちゃんが横になってるのを見るって、結構幸せなんだよ?  「どこかに出かけたいなら言ってくれよ」  「京ちゃんは仕事で疲れてるんだからいいの」  「そうなぁ。でも咲も毎日家事をやってくれてるじゃん」  「じゃあ、私が家事で疲れてるからいいの」  「……ありがとな」  「別に京ちゃんのためじゃないですよー、だ」  「あ、じゃあ一つだけお願いしてもいいかな?」  「お、なんでも言ってくれ」  ソファーに寝転んでいた京ちゃんが身を起こしてこっちを見る。  私も一息ついて、京ちゃんの横に座る。  「膝枕!」  「ああ。乗っかっていいぞ」  「違うよ!   京ちゃんの頭貸して! 耳かきする!」  「え?」  ふ、ふふふふふ。なんでもって言ったよね?  今日は咲ちゃんのリベンジマッチ! 耳かきしちゃうぞ!  「さ、咲。それはまた今度にしないか?」  「む。私を信じていないの?」  「だって、なぁ?」  確かにむかーし、昔の話。ちょっと強く掻きすぎて血が出ちゃったこともあったけど……。  ぽんこつでもそんなに同じ失敗はしないよ! え、迷子? し、知らない……。  「あの時は力を入れすぎただけだから、もう大丈夫」  「……、お願いしようかな」  あ、その目は観念した目だ。  ふふふ、咲ちゃんのテクニックで骨抜きにしちゃうよ!  何か起こると思った? 残念、無事に耳かき終わりました!  奥の方まで棒を入れなければ大丈夫だって覚えたもん。  まぁ、私は奥の方まで入れられる方が好きかな? へ、変な意味じゃないし。  我が家の耳かき担当が京ちゃんだっただけだもん。  「……咲の膝枕って気持ちいよね」  「もー、恥ずかしいこと言わないの」  照れ隠しに言ってるのが見え見えだ。だって、顔が真っ赤。  京ちゃんが膝枕されるのが好きだってことを知ってるんだ。  「咲の顔がよく見えるな」  「よーし、喧嘩売ってるの?」  「え、いや、そういう意味じゃなくてな」  ふーん、そういうこと言っちゃうんだ。  ならこっちにだって考えはあるし。  「胸が大きい子じゃ、こういうことはできないじゃん」  京ちゃんは膝枕した状態からのキス、大好きだもんね。  夫婦が二人で休日。家デート……。  ここからは京咲好きなら見えるはずだよ! カン! [[目次に戻る>京太郎「みやながけ」咲「京咲!」まとめ]]

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