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おまけ-本当に滑れなかったら- 「なんで美穂子までこっち来るのよ」 「ひ、久を助けようと…」 「……滑れないのに着たのかこの人」 現在京太郎の体に久と美穂子が抱きついている。 元は久が抱きついていたのだが滑れない久を心配し美穂子がやって来た。 そこまではよかったのだが…蓋を開ければ美穂子も滑れなかったのだ。 「さてどうしようか…」 「もうちょっとそっちいけない?」 「流石にこれ以上は…あわわわ」 「あったか~い」 久と美穂子が押し合いをしていると何やら後ろから誰かに抱きつかれた。 京太郎は嫌な予感がしてそーと後ろを見てみる。 もこもこのスキーウェアを着ていつものマフラーをつけている人が居る。 寒がりの松実宥がいた。 「なんで!?」 「お姉ちゃんのことお任せするのですだ!」 京太郎の叫びに宥を連れてきた張本人が素敵な笑顔で滑っていく。 連れてくるなら最後まで面倒みろよと思いながら嘆いた。 「どうしよう…」 「どないしような」 「………」 「………」 「お邪魔すんでー」 「増えたぁぁぁぁぁー!!!!」 京太郎の横に青ざめた怜がぐったりと抱き付いていた。 「動けないわね~」 「動けないですね」 「あったか~い」 「あかん…体が動かん」 「ヘルプ!ヘルプ!」 京太郎が必死に4人を支えるが限界がやってくる。 腕と腰がやばい…このままでは皆で倒れてしまう。 京太郎が必死に助けを呼ぶとそれが聞こえたのか人がやってきた。 「京ちゃん!」 「助けに来たよ!」 「おぉ~…誰が知らないけどありが……と……?」 「お姉ちゃんにお任せ!」フンス 「わ、私もや、役に」 京太郎が視線を向けると其処には照と咲が居た。 この時京太郎は思った…あ…俺今日滑れないわ…と 更にカンッ
日本京太郎昔話  ~京太郎~ 注:お爺さんお婆さんがお姉さんに変換されています 昔々ある所に照と咲と言う姉妹が住んでおった。 姉妹はなんやかんやあって桃から生まれた15歳くらいの美男子を京太郎と名づけ一緒に暮らしておった そんな平和なある時京太郎は都を脅かす鬼ヶ島の鬼の噂を聞き、これを退治してやろうと考えた。 京太郎「照姉さん!咲姉さん!俺鬼退治に行ってくる!」 照・咲「ダメ」 京太郎「え?」 照「鬼退治より京ちゃんは私たちを可愛がるべき」 咲「今夜は寝かさないからね」 京太郎「(´・ω・`)」 こうして京太郎は沢山の子供に囲まれて暮らしたとさ めでたしめでたし 桃太郎のパロを書こうとしてどうしてこうなった?

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