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京太郎「俺たちの絆パワーでお前を倒す!」26」(2015/08/17 (月) 23:44:01) の最新版変更点

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-86日目・朝- トシ「そういえば京ちゃん、まだこっちにいるかい?」 京太郎「あぁ、そういえば……」 京太郎「そろそろ帰りますよ」 トシ「そうかい、寂しくなるねぇ」 京太郎「あはは」 トシ「いつごろ帰るんだい?」 京太郎「夕方、みんなと会ってからですかねー」 トシ「そうかい、じゃあ夕方にこっちにおいで」 京太郎「了解っす!」 京太郎「さて、どうするかぁ……」 京太郎「外に行くかぁ」 -12次元の鏡の間の祠のある蔵前- 京太郎「さて、入るか?」 京太郎「よし、行くかな!」 ・12次元の鏡 京太郎「さて、最後に行っとくかな」 鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」 京太郎「おーけーおーけー」 鏡「さぁ、今お前が選べる三つの異なる次元から、お前の記憶を呼び覚ます」 京太郎「さて、どうするか……」 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶、新たな蘇生者の記憶、どれにする?」 鏡「またお前か……」ハァ 京太郎「ん?」 鏡「楽しそうだな」 京太郎「お、おう……」 鏡「……NEVERの戦いはここから始まる!」 京太郎「なに?」 ギィッ 京太郎「よし、新しい力は手に入ったみたいだな」グッ -昼前- 京太郎(さて、昼はどうするか~) 京太郎「晴絵、出るかな?」 晴絵『もしもし?』 京太郎「あぁ、晴絵、一緒にお昼だうだろうと思ってさ」 晴絵『全然OKだよ!』 京太郎「じゃあえっと」 -ファミレス- 京太郎「お、晴絵~」 晴絵「あっ、京太郎」 京太郎「ん、スカートなんて珍しいな」 晴絵「ほら、プライベートだし!」アセッ 京太郎「そっか」 晴絵「似合ってる?」ウワメヅカイ 京太郎「お、おう!」 晴絵「良かったぁ」ホッ 京太郎(かわいい) 晴絵「そういえば、あれ?」 ??「ッ!?」 京太郎「あれ」 晴絵「あれあんた、なんでこんなとこに」 モブ「えっと……」 モブ「ッ!」ダッ 晴絵「あ、なんで逃げた?」 京太郎「知り合いですか?」 晴絵「まぁ、友達だよ」ズズッ -昼過ぎ- -熊倉トシ宅- 京太郎「さて、晴絵とも別れて……どうするか」 京太郎「やっぱ外に出ないとな!」 -旅館- 晴絵「いやぁ、まさか京太郎から来てくれるなんて思わなかったよ~」 京太郎「暇だったからさ、何かしてたか?」 晴絵「ほら、月末も近いから色々と情報を整理してて……個人情報は渡せないぞ?」 京太郎「おい、俺をなんだと思ってんだよ」 晴絵「あはは、どう二麻でもする?」 京太郎「ん、良いぞ今日で帰る予定だし」 晴絵「え?」 京太郎「だから、今日で帰るからさ?」 晴絵「え~」 京太郎「どうした?」 晴絵「なんでもない、二麻やめよ」ハァ 京太郎「なんで!?」 -夕方- 京太郎「さて、電話しなきゃな……今日で帰るんだし!」 京太郎「どうもですトシさん」 トシ「なんであたしに連絡したんだか、せっかく帰るんだから……シロとか悲しそうにしてたよ?」 京太郎「シロが、ですか?」 トシ「無表情そうに見えてもね」フフッ -麻雀部部室- 京太郎「お邪魔!」 豊音「今日で帰るなんてさみしーよー」 エイスリン「サミシイ!」 京太郎「おぉう、すみません、これでも長野に家があるもんで」 胡桃「確かにしょうがないよね」 塞「うん、でもやっぱり寂しくなるよねー」 京太郎「あはは……」チラッ 白望「……」 京太郎「ん、いきなりでごめんな?」 白望「別に良い」フイッ 京太郎(こんなシロ珍しいな?) 白望「……少し、出よ?」キュッ 京太郎(袖、掴んで……?) 京太郎「おう」 白望「飲み物、買ってくる」 塞「うん、行ってらっしゃい」 豊音「気を付けてねー」 京太郎「はい」 白望「せっかくだから、言ってくれれば良かったのに」 京太郎「いやぁ、思い立ったが吉日って言いますし?」 白望「まぁ、デートできたから良いけど」 京太郎「あ、あはは……」 京太郎(昨日のことを思い出してしまう……) 白望「おんぶ……」 京太郎「えぇ~」 京太郎「今日から俺が居ないんだからしっかり歩け」 白望「……ダル」 京太郎「んなこと言ってもしょうがないだろ、ほら歩く!」ビシッ 白望「胡桃に似てる」 京太郎「そりゃどうも」 白望「どうしても、ダメ?」ギュッ 京太郎(胸を抱き寄せるな馬鹿) 京太郎「はぁ、しょうがないなぁ」スッ 京太郎「ほら、乗れよ……」 白望「ねぇ京?」 京太郎「ん?」 白望「ゴメンね」ボソッ 京太郎「んあ?」 バチッ 京太郎「ッ!?」バタッ 白望「……」 京太郎「ん……ッ!?」 白望「……」 京太郎「えっと、ここは……部室?」 トシ「そうだよ、京太郎が倒れたってシロから聞いてね」 白望「うん、突然」 京太郎「そ、そうですね、あはは」 トシ「それにしてももう電車も無くなっちゃったからねぇ、とりあえずシロがあたしと一緒に京太郎を起きるのを待つって言ったから部室で待ってたのさ……先に帰ってるね、シロと一緒に帰っておいで」スクッ 京太郎「はい……?」 白望「明日、土曜日だから」 トシ「じゃ、気を付けてね」ガチャッ バタンッ 京太郎「えっと……シロ、俺は……?」 白望「京太郎、疲れて倒れちゃったんだよ」 京太郎「嘘、だよな?」 白望「……」 京太郎「なんで、あんなことんだよ」 白望「帰って……欲しくなかった……」 京太郎「えっと、そうかぁ、帰ってほしくなかったかぁ……」 京太郎「お前なぁ、だからってあんなことして良いと思ってんのかよッ!」 白望「……ごめん」 京太郎「正直に言えば別に予定を変えるぐらい構わないから、今度からあんなことするなよ?」 白望「……うん」 京太郎「……じゃあ、トシさんの家に行くぞ」ナデナデ 白望「うん」コクリ -夜- トシ「いや、ほんと悪いねシロ」 白望「大丈夫」 京太郎「ん、まぁまぁ」 白望「どうするの、明日は帰る?」 京太郎(今日帰り損ねたしなぁ) 京太郎「まぁ、折角ですしもうちょっと居ても良いですか?」 トシ「構わないよ、明日には知り合いとも会わなきゃならないし」 京太郎「晴絵さんですか?」 トシ「まぁ、もう一人いるんだけどそれはそれで良いね、とりあえずそっちの部屋で二人で寝ておくれ、私は一人で寝るから」 京太郎「いや、色々とまずいと」 トシ「まずいかね?」 白望「京が何もしなきゃ平気」 京太郎「うむ、まぁ、はい」 トシ「それじゃ、私は他の部屋でもう寝るよー」 白望「……」 京太郎「風呂でも入るかな」 京太郎「じゃ、先に入っていいか?」 白望「うん、行ってらっしゃい」フリフリ 京太郎「おう」 906 名前: ◆kWjiTwUN.I[saga] 投稿日:2014/05/25(日) 23:37:01.29 ID:ty/36vjs0 [39/42] -風呂場- 京太郎「落ち着くなぁ……シャワー気持ちいいし」 ガラッ 白望「入るね」 京太郎「バカかお前はっ!?」バッ 白望「隠さなくても良いのに」 京太郎「いやっ、お前なぁっ……」 白望「……ダメ?」 京太郎「お前なぁ、女の子なんだからっ!?」 白望「静かにしないと先生来るよ?」 京太郎「ぐっ……」 白望「それに、女の子だから……好きな人とお風呂に入りたいわけだよ?」 京太郎「言い方が、汚いなっ」 白望「……まぁ、やる気出さないとダメみたいだし」ギュッ 京太郎「なぁっ!?」 白望「京……」ペロッ 京太郎(首をっ!?) 京太郎「ッ……し、シロっ!」グイッ 白望「……ッ」 京太郎「ふぅー」 白望「我慢、できるの?」 京太郎「お、まえ、はっ……」 白望「良いんだよ、私は……何番目でも良い……」スッ 京太郎「ッぁ……」 京太郎「だからっ、やめろっ!」バッ 白望「っ……」 京太郎「はぁっ、はぁっ……」 白望「……わかった」 京太郎「え?」ハァハァッ ガラッ 京太郎「や、やばかった……」 京太郎「ふぅ、シロ風呂入っていいぞー」 白望「……」ガシッ 京太郎「え?」バタンッ 白望「……ねぇ京太郎、お願い……しよ?」 京太郎「なっ、なにを馬鹿なことをっ!」 白望「良いから、私は京の特別になりたい……」ギュッ 京太郎「だからっ、さっきから何もしないって……!」 白望「お願い、京……」ギュゥッ 京太郎(いや、頑張ったのにっ!) 京太郎「シロ、やめろっ」 白望「ッ!」バッ 京太郎「ちょっ、シロ!?」 ダッダッダッ 京太郎「シロっ!」 京太郎「……いや、俺が行ってもしょうがないよな……」 京太郎(シロのこと、傷つけたよなぁ) -翌日- 京太郎「さて、今日は外で……」 少し離れたところに見えるシロ、俺は昨日のことを思いながらも声をかけた あいつは、俺に駆けてくる いや、その時点でおかしいだろ 京太郎「おう、シロ……ッ!?」 シロが俺の胸に飛び込んできたときにはじんわりと熱い感覚が胸のあたりに広がる 白望「……」 京太郎「し、ロ?」 徐々に痛みは強くなっていき、俺が刺されたと実感するまでの時間はそうはかからなかった 白望「大丈夫、一緒に逝ってあげるから……京が居ないなんて、それダルいことはないから」 いつも通りに聞こえるけど、どこかいつもと違う話方をするシロに俺はどうすればいいかわからない いや、声なんて今更出るわけもない 白望「大好きだよ、京……」ギュッ 血まみれの俺を抱きしめるシロ 真っ赤に染まるのはその白い綺麗な髪と、俺の腹 最後に見たシロの表情は、どこか嬉しそうだった 小瀬川白望BADED ※その前にBADED(ゲームオーバー)のため『カピーの部屋』に送られます ハギヨシ「はい、今スレ二度目、須賀京太郎君です」 パチパチパチ カピー「えっとね、この前の選択肢から、二個前に戻るから」 ハギヨシ「そうですね、一個前の選択肢ではどちらにしろバッドエンドですからね」 カピー「そういうこと、だから居間で押し倒されたところからね」 ハギヨシ「さてさて、この状況何かを思い出しませんか?そうです、前の三尋木咏さんの時と同じですね……」 カピー「つまりバスルームで出会った時点でEDしかないんだよ、EDに行かないと死ぬ」 ハギヨシ「EDにさえ行けば他に選択肢が出ますからね」 カピー「じゃあ、頑張れ」 ハギヨシ「では、またお会いしましょう」 ルールル、ルルル、ルールル、ルルル、ルールールールールー 京太郎「ふぅ、シロ風呂入っていいぞー」 白望「……」ガシッ 京太郎「え?」バタンッ 白望「……ねぇ京太郎、お願い……しよ?」 京太郎「なっ、なにを馬鹿なことをっ!」 白望「良いから、私は京の特別になりたい……」ギュッ 京太郎「だからっ、さっきから何もしないって……!」 白望「お願い、京……」ギュゥッ 京太郎(いや、頑張ったのにっ!) 京太郎「し、シロっ!」ガバッ 白望「京太郎……」 京太郎「お、れはっ……」 白望「大丈夫、おいで?」スッ -数ヶ月後- -熊倉トシ宅- 京太郎「いやぁ、アハハハ」 トシ「なに笑ってんだい」コツッ 京太郎「あ痛」 塞「当然、プロになって稼ぐって言っても京太郎は16で子供作った不良ってあまり良い目で見られてないんだから!」 胡桃「まぁ、全員京太郎のロンで黙らされたけど」 豊音「わーシロ、お腹大きくなってきたね!」 エイスリン「」バッ (赤ちゃんの絵) 白望「動くの、ダル……」 京太郎「あぁもう、動かなくて良いからお前は!」 白望「……誰か動いてくれるから楽」 胡桃「めっ……とは言えない」 白望「これなら、すぐ二人目作っても良いよ?」 京太郎「え?」 塞「なななっ、シロー!」 胡桃「むっ!」 白望「ね、京?」 京太郎「ん?」 白望「私、幸せだよ」ニコッ 京太郎「お、おう」テレッ 胡桃「そこ、イチャつかない!」ビシッ 小瀬川白望ED1 京太郎「ふぅ、シロ風呂入っていいぞー」 白望「……」ガシッ 京太郎「え?」バタンッ 白望「……ねぇ京太郎、お願い……しよ?」 京太郎「なっ、なにを馬鹿なことをっ!」 白望「良いから、私は京の特別になりたい……」ギュッ 京太郎「だからっ、さっきから何もしないって……!」 白望「お願い、京……」ギュゥッ 京太郎(いや、頑張ったのにっ!) 京太郎「あのさ、シロ……」 白望「……どうしたの?」 京太郎「ほら、俺って優柔不断だろ?」 白望「うん」 京太郎「う、傷つく」 白望「ホントのこと」 京太郎「おう、だよなぁ……だからさ、ごめん、お前に中途半端なことはその、できない」フイッ 白望「色欲なのに、せっかくだし身を任せればいいのに」 京太郎「うん、ほんとごめん」ナデナデ 白望「……別に、今日は諦める」 京太郎「悪いな」 白望「その代わり、一緒に寝てくれる?」 京太郎「おう、任せとけ!」グッ 京太郎(結局、一つの布団で背中にシロがくっついている状態……大丈夫だ、咏さんと向かい合って寝ていた時とくらべれば……) 白望「京……」ギュッ ムニュッ 京太郎(ぎゃー!ダメだ、咏さんと違っておもちがある!あぁ、ごめん咏さん!) 白望「京が良ければ、いつでも良いんだからね?」 京太郎「お、おう」 白望「おやすみ」 京太郎「おやすみ」 -86日目終了- -?- 京太郎「ん、ここは……」 「さて、約束通り憤怒はご招待したぞ」 京太郎「約束ぅ?」 華菜「来たし!」 京太郎「うわ」 華菜「うわってなんだし、ていうかここ……ひどいな」 京太郎「なんだよ、そんな訝しげな顔しやがって」 華菜「いや、こんなとこ初めて見たし、誰かしら何かしらあるはずなのに……お前の、暴食の場所は酷いなぁ」 京太郎「なにが?」 華菜「お前さ、自分のまわりを良く見てみろよ」 京太郎「だから、何もないだろここは」 華菜「何もないのがおかしいんだし」オエッ 京太郎「そんな顔するなよ」 華菜「あぁ、とりあえず自分と向き合ってみろよ」 京太郎「向き合う?」 華菜「あぁ、そしたらもう一回来るから……まずはそこからだな」ハァッ 京太郎「むかつくなこいつ」 華菜「ってことで、華菜ちゃんはクールに去るし」スッ 京太郎「池田ァ!」 華菜「なんだ須賀ァ!」 京太郎「ありがとな!池田!」 華菜「借りがあるもんで、仕方ないし!」ケッ 京太郎「素直じゃねぇなぁ池田」 華菜「だからぁっ!敬語を使えって言ってんだ須賀ァ!」 バタンッ 「次にやることは決まったか?」 京太郎「あぁ」 京太郎「とりあえず、次は自分と向き合ってみるかな……池田が言ってたことも気になるし」フッ 「そうか、まぁ後悔しないようにな」 京太郎「ん、わかった」 -87日目・朝- 京太郎「ん……あぁ、シロと一緒に寝たんだったか」 白望「んぅ……」ギュッ 京太郎「さて、まだトシさんも起きてないのか?」 京太郎「ほらシロ、起きろー抱きつかれてると離れられん」 白望「ん……京、んっ」 京太郎「……なんだその顔」 白望「ん……」スッ 京太郎「ほら、起きろ」 白望「ね、キスして?」 京太郎「おいおい落着け」 白望「落ち着いてるから、ね?」 京太郎「お前そんなキャラじゃないだろっ」 白望「……?」 京太郎「……一瞬だけだぞ、一回だけだぞ」 白望「うん」 京太郎「……」 京太郎「ん」 白望「……ほっぺ?」 京太郎「不満そうに言うな、とりあえず朝ご飯だな」 白望「……うん」 京太郎「ふふ~んっと」 ガラッ パタンッ トシ「ごちそうさま」 白望「ごちそうさま」 京太郎「お粗末様でしたっと」スクッ トシ「今日はどうするんだい?」 京太郎「ん~」 京太郎(そもそも長野に帰るかどうかだなぁ) 京太郎「今日、長野に帰ります……そろそろ心配させてるでしょうし」 トシ「そうだね、そうしな」 白望「いつごろ帰るの?」 京太郎「昼過ぎぐらいに帰ろうかと」 白望「そっか」 トシ「じゃあ、お昼は食べていくんだね」 京太郎「そうですねー、俺が作りますよ」 トシ「それは嬉しいね、みんなも呼ぼうか」 京太郎「そうですね」 京太郎「さて、全員に誘いのメールいれたけど、誰か迎えに行ったりしてみるかな?」 京太郎「エイスリンさんを迎えに行こう!」ダッ 京太郎「メールしとくか」 京太郎「エイスリンさん~」 エイスリン「キョウちゃん!」 京太郎「おう、突然ですね」 エイスリン「ウン!ダメ?」 京太郎「いえいえ全然、シロも昨日呼び方変えましたしねー」 エイスリン「ウン、キョウちゃん!」 京太郎「さて、行きましょうか」 エイスリン「ウン!」 エイスリン「ンン~♪」 京太郎(なんな、こうも綺麗な金髪ってやっぱり向こうの人だからこそ、だよなぁ~) 京太郎「そういえばエイスリンさんは、頭の中に理想の牌図をスケッチするんですよね?」 エイスリン「ウン!」 京太郎「でも、それが失敗すると焦ると」 エイスリン「ウン……」シュン 京太郎「そうなるよ、やっぱシロとか豊音さんとかとやるしかないですよねぇ……いざ止められたときのためにもなにかしら二本目の槍を用意しないといけませんし」 エイスリン「ヤリ?」 京太郎「えっと、次の作戦ですかね」 エイスリン「ワカッタ!」 京太郎「能力、もう一個ぐらい欲しいですねぇ」 エイスリン「シロ、トヨネ、ズルイ!」 京太郎「まぁあれは……」 エイスリン「キョウも!」 京太郎「ま、まぁ……」アハハ -昼前- -熊倉トシ宅- 京太郎「ただいま帰りましたー」 エイスリン「オジャマシマス」 豊音「お帰りー!」ダッダッ 白望「あれ、まだみんな揃ってないよ?」 京太郎(豊音さんにおんぶしてもらってるのか……) 京太郎「ん、そうか……なら買い物でも行ってくるかなぁ」 白望「じゃあ行ってらっしゃい」 エイスリン「ワタシモ!」 京太郎「待ってて良いですよ、行ってくるんで」 白望「よろしく」 京太郎「さて、色々買えたし帰るかなー」 塞「あれ、京太郎」 胡桃「京ちゃん!」 京太郎「あれ、二人とも?」 塞「今からトシさんのとこ行くんだけど」 胡桃「まぁ京ちゃんも一緒だもんね」 京太郎「そうですね、じゃあ行きましょうかー」 -昼- 京太郎「はい、お待たせしましたー」 塞「やっぱ真夏の昼から鍋なんて最高だね!」 白望「クーラーの涼しさが……」 胡桃「よし、食べよ!」 エイスリン「ジャ、ジャパニーズ、ガマンタイカイ!」 豊音「わーこんなこと初めてだよー」 京太郎(作ってる時点で汗ダラダラだったけど、まぁ俺が材料とか買ったしなぁ) トシ「暑いねぇ」 京太郎「じゃ失礼しますね」スッ 京太郎「どうぞ」 胡桃「ありがとう!」 エイスリン「アリガト!」ニコッ 京太郎「いえいえ」 京太郎(癒される) 京太郎「エイスリンさんは鍋、したことあります?」 エイスリン「ウン、マエニ、ミンナデ!」 京太郎「へぇ、やっぱり冬ですよね?」 エイスリン「ウン!」ニコッ 京太郎「夏ってどうです?」 エイスリン「……アツイ」ヌギッ 京太郎(ちょっシャツ一枚はダメ!透けるから!) 白望「私も」 塞「あー暑いなー」 胡桃「暑い!」 豊音「ん、そうかなー?」 トシ「そうみたいだねー」 -昼過ぎ- 京太郎「それじゃ、帰りますね」 豊音「寂しいなー」 京太郎「あはは、ありがとうございます」 トシ「いつでもおいで」 塞「またね!」 胡桃「帰るまで気を抜かないように!」ビシッ 京太郎「はい」 エイスリン「マタ、キテネ!」ニコッ 京太郎「了解です、また来ます」ニッ エイスリン「ウンッ」パァッ -夕方2- 京太郎「帰ってきたなぁ」 京太郎「散歩するかなぁ」 白望「そうだね」 京太郎「!?」 白望「?」 京太郎「どどど、どうしてここに?」 白望「……付いてきた」 京太郎「おぉう?」 白望「まぁ、良いんじゃない?」 京太郎「絶対良くないだろ!」 白望「……?」 京太郎「……しょうがないか」 白望「うん」 京太郎(後でトシさんに電話してみよう)ウン 美穂子「あら、京太郎君?」 京太郎「あれ、美穂子さん?」 白望「……」 美穂子「あら、その背中にくっついてるのはお友達?」 白望「うん」ギュッ 京太郎(おもちが) 美穂子「ふふっ」ゴッ 白望「……」 京太郎「岩手から帰ってきまして」 白望「私が京に着いてきた、岩手から」 美穂子「あら、そうなの」フフフッ 白望「……今日は泊まるとこないから泊めてね京?」 京太郎「まぁそりゃしょうがないだろうけど……」 美穂子「くれぐれも間違いの無いようにね京太郎君、貴方はまだ先があるんだから」 京太郎「了解です」ビシッ 美穂子「じゃあこれで、あぁ私は福治美穂子」 白望「小瀬川白望」 美穂子「そう、それじゃあね小瀬川さん」ニコッ 京太郎(なんか美穂子さんを見ると癒されるなー) -夜- 京太郎「ただいまー」 須賀母「おかえり……あら?」 京太郎「俺の友達なんだけど、泊まる場所がないらしくて、良いか?」 須賀母「まぁ、良いけど……」 白望「お世話に、なります」ペコッ 須賀母「いいえ~ゆっくりしていってね~」ニコニコ 京太郎「おい、なんか勘違いしてんだろ、おい!」 -自室- 京太郎「ふぅ、食べた~」 白望「うん、お風呂もありがとう」 京太郎「気にするな……さて、ってメールか?」 京太郎「んっと?」 京太郎「さて、トシさんからメールだ、丁度良かったな」 差出人:トシ 本文『シロがついて行ったけど大丈夫かね?』 京太郎「もっと早く言ってくれよー」 本文『とりあえず大丈夫ですけど、シロの出席日数は?』 差出人:トシ 本文『そこに関しては問題ないよ、くれぐれも間違いはないようにね』 京太郎「トシさんまで」 本文『ご安心ください、しっかり帰しますので!』 差出人:トシ 本文『それは安心だね、おやすみ』 京太郎「おやすみなさいっと、お、シロからだ!」 差出人:白望 本文『間違いの一つや二つは仕方ないと思うよ?』 京太郎「なるほど……っておい」フリカエリ 白望「……ダル」 京太郎「もっと詰めろよーっていうかなんでひとつのベッドで」 白望「今更だよ」 京太郎「まぁ、そうなんだけどさ……おやすみ」 白望「うん、おやすみ」ギュッ -87日目終了- -?- 京太郎「ん、ここは……」 「暴食について、どう思ってるんだ?」 京太郎「どう思ってるか……?」 京太郎「うん、力かな」 「力というのは当然だろう、どういう意味でだ?」 京太郎「なんだろう、これのおかげで俺はみんなと出会えたんだから、愛してるって言ってもいいのかもしれない」 「大罪が、愛すべき?」 京太郎「あぁ、じゃなきゃ、おかしいだろ?」 「なんで?」 京太郎「これを否定するっていうのは、みんなとの出会いを否定することだ……だったらこれを愛する他ないだろ、どういう結果になるかはまだわからないけどさ」 「そうか、ならそうなんだろう、けどお前は本当にこれからこの暴食を愛していけるのか?」 京太郎「は?」 「いや、そう思ってるなら今俺が余計なことを言うのもな……とりあえず、わかった」 京太郎「おう、それじゃぁ」 「もう起きろ」 京太郎「は、はぁ!?向き合うって」 「良いから、フェイズ1が終わったんだよ」 京太郎「は、はぁ……」 -88日目- 京太郎「ん、あぁそういえばシロがついてきたんだったなぁ……いっそのこと一緒に行動するのもありか」 白望「んぅ……」 京太郎「ほらシロー、起きろ」ユサユサ 白望「ん……」 京太郎「起きたかー?」 白望「ん、今日も……」スッ 京太郎「アホか」 白望「体だけの関係だから」 京太郎「や め ろ」 京太郎「……またか」 白望「うん」 京太郎「……一回だけな」 京太郎(ちょっとからかってやろう!)スッ 白望「え?」 京太郎「ん」 白望「んっ……」ピクッ 京太郎(さて、離れ) 白望「京……」ギュッ 京太郎(なにっ、頭を押さえられた、いや、抱かれた!?) 白望「京、良いよ?」 京太郎「し、シロっ」グィッ 白望「んっ、ほら……おいで?」 京太郎(うわぁっ、どうする、どうするんだ!?) 白望「ほら、京……好きでしょ?」ムギュッ 京太郎(こ、これはやばい……ッ!?) 京太郎「し、シロっ!」ガバッ 白望「京太郎……んっ」 京太郎「っ……」 白望「良いよ?」スッ 小瀬川白望ED1 京太郎「し、シロっ」グィッ 白望「んっ、ほら……おいで?」 京太郎(うわぁっ、どうする、どうするんだ!?) 白望「ほら、京……好きでしょ?」ムギュッ 京太郎(こ、これはやばい……ッ!?) 京太郎「シロっ……」ギュッ 白望「うん、ダルくないよ……」 京太郎「ッ……」 白望(体だけでも良いよ、京の中に入れるなら……) -昼- 京太郎「あーやらかした」 白望「そう?」 京太郎「おう……良かった、母さんと父さんがいなくて」ホッ 白望「……いても良かったけど」 京太郎「色々と不味いから」 白望(……いればなぁ) 京太郎「よし、昼だな!」 京太郎「なんか買ってウチで食べるか」 白望「うん……」 京太郎「行かないのか?」 白望「……ダル」 京太郎「え~」 テクテクテク 京太郎(シロは置いてきた、正直この戦いに着いてこれるとは思えない……) 京太郎「んぁ、池田?」 華菜「ん、須賀」 京太郎「こんなところでどうした?」 華菜「まぁ今日は暇だからな、妹たちも親が面倒見ててくれるし」 京太郎「ふぅん、そうなのか……」ポン 京太郎「うちで飯食べてかないか?」 華菜「やだっ、華菜ちゃん狙われてるし!」 京太郎「はぁ?」 華菜「なんだしその反応!?」 京太郎「まぁ来いよ、二人きりってわけじゃねぇから」 華菜「ふん、しかたないから着いて行ってやるし!」フフンッ 京太郎「その前に買い物だけどなー」 華菜「おし、任せとけ!」グッ 京太郎「さて、帰るか」 華菜「よし、荷物持ってやるし!」 京太郎「良いよ、お前非力そうだし」 華菜「なめんなし!」 京太郎「そういうことじゃないから、とりあえず帰るぞー」 京太郎「さて、帰るかー」 華菜「そうだな!」 ??「あれ、こっちじゃない……かぁ」 -自宅- 京太郎「ただいまー」 白望「おかえりー」 華菜「ッ!?な、なんで怠惰!?」 京太郎「あ、わかるもんだな」 華菜「そりゃわかるし、近づいてるときになんか感覚がしたけど……いやぁ、連れ込んでるなんて恐れ入ったし須賀ァ」 白望「……憤怒だ」 京太郎「まぁ部屋に戻ろうぜ、テーブル出しといてくれ」 白望「ダル……」 華菜「憤怒にふさわしいだらけっぷりだし」ハァッ 京太郎(なんか、新鮮だなぁ) 京太郎「さて、みんなでつつけるもんが良いし沢山つくれるものが良いよなぁ」 ピンポーン 京太郎「ん、なんだ?」 ガチャッ 京太郎「はい……ぃ?」 はやり「こんにちは、京ちゃん♪」 京太郎「え、えぇっと?」 はやり「あとね、こっちを東京から連れてきて、こっちは今さっき捕まえたの」 淡「わー京太郎だー!」 恭子「メゲるわ……」 京太郎「……」 はやり「二人、先にいるみたいだね?」ニコッ 京太郎「……ど、どうぞ、今昼ごはん作ってるんで」ハ、ハハ… -自室- 京太郎「えぇっと……そんな広くなくてすみません」 淡「クーラついてるから平気-」フゥ はやり「まぁ気にしないで♪」 京太郎「ところで、なんで末原さんは?」 恭子「いやな、せっかくやし会いに行こうかなー思うて代行に住所教えてもらって行こうと思ったんやけど、強欲に捕まってん」メゲルワ… 京太郎「もうこのさい郁乃さんが俺の住所を知ってることは気にしないでおきますけど」 白望「まさか、京の家で勢揃いなんてね」 はやり「二人きりなんて許せないヨ☆」 淡「うん!ずっこい!」 恭子「そやな、羨ましいわぁ」 京太郎「んぁ?」 華菜「大変そうだなー、超おもしろいし」ククッ 京太郎「なんかむかつく」 華菜「とりあえず昼ごはん食べるし」 はやり「そうだね!」 恭子「京太郎君の御飯なんてはじめてやわー」 はやり「何度も食べてるけどネ☆」 白望「私も」 恭子「」ゴッ 淡「」ゴッ 京太郎「ん、寒気が」 華菜「はぁ~」 京太郎「ところで、こう集まりましたけど、なんかあるんですか?」 はやり「ん~特になんでもないんだよね、私は怠惰のシロちゃん?と京ちゃんが一緒に居るのを感じて押しかけてみただけだし☆」 白望「ベテランは違うね」 恭子「年の功やね」 淡「年の功って?」 恭子「ああ!」 はやり「ん~どういうことかナ☆」 華菜「ま、まぁとりあえず、自己紹介も昼食も終わったところで親交を深める必要があるし!な!」 京太郎「ん、そうなのか?」 華菜「な!」 京太郎「お、おう、そうだな」 京太郎「それにしても久しぶりですね末原さん」 恭子「いや、恭子でええって前に言わんかった?」 京太郎「あれ、そうでしたっけ?」 恭子「うん、私だけ苗字呼びなんてなんか寂しいやろ」 京太郎「あはは、それもそうですねー」 京太郎「そういえば、大罪の方はどうですか?」 恭子「うん、京太郎君に助けてもらってからずっと調子ええよ、私も主将とまともにやりあえるようになってるしな」 京太郎「そうなんですかぁ、それにしても今日の恭子さんってちょっと違いますね」 恭子「え、わかる!?」 京太郎「そりゃ……なんか、女の子らしいっていうか、いえいつもがらしくないわけじゃないですけど!」 恭子「わかっとるよ、代行に色々教えてもらってんけど、こっちのが麻雀の調子なんかええんよー」 京太郎「リボンとかすごい似合ってますよ、可愛いです!」 恭子「喰べたくなるぐらい?」 京太郎「え゛っ!?」ドキッ 恭子「あはは、冗談やって」カァッ 京太郎「で、ですよねー」 恭子「あははー」 -夕方- 京太郎「さて、ポテト作ってきましたー」 はやり「さっすが京ちゃんだね☆」 華菜(キツい) 淡「わーい、お腹丁度空いてたんだー」パァッ 京太郎(誰と話するかなー) 京太郎「はやりさん、これからどうします?」 はやり「ん、泊まっていくよ?」 京太郎「……?」 はやり「だってぇ、今日はもう泊まる場所取れないじゃん☆」 京太郎(んな馬鹿な……) 京太郎「それにしても遠距離からでも大罪を感じ取れるってはやりさん凄いですよねー」 はやり「まぁ集中すればって感じかな、基本的には感じる必要もないんだけどね☆」 京太郎「へぇ、そのうち俺でもできるようになりますかね?」 はやり「……うん、なるはずだよ、ならないはずないよ♪」 京太郎「え……まぁ、はい」コクッ 京太郎(なんだか今、いや気のせいか?) はやり「とりあえず期待してるぞ、私のこと守ってくれるって言ったもんね☆」ニコッ 京太郎「もちろんですよ」グッ -夕方2- ピンポーン 京太郎「ん?」 華菜「お客か?」 京太郎「ちょっと出てくる」 京太郎「はい~」 京太郎「あれ、咲?」 咲「来ちゃった♪」 京太郎「おう、友達が来たーっても池田は知り合いだけどさ」 咲「なんでこんなに女の子がたくさんいるのかな?」ニコッ 京太郎「えっとだな、同類というかなんというか」 淡「強い絆で結ばれてるんだよ!」グッ 咲「へぇ~」 はやり「ふぅん、この子が咏ちゃんの二番弟子かぁ~」 咲「あれ、咏さんの知り合い?」 京太郎「おう、一応プロの方」 咲「えっ!凄い!」 はやり「へぇ、貴女が、かぁ」 京太郎「ん?」 咲「どういうことですか?」 はやり「うぅん、なんでもないゾ☆」 華菜(キツい……) 咲「で、結局どういう知り合いなの?」 京太郎「ん……えっとだな」 京太郎「ということだ」 咲「へぇ、京ちゃんは旅行でなにをしてるのかな?」 京太郎「いや、そのだな」 咲「いつもそうだよね」フイッ 京太郎「そんなことないだろー」 華菜(いや、そんなことあるからこんなことになってるんだろ) はやり「はやー、まさかねぇ」 華菜(てか瑞原プロはさっきからどうしたし、なんかあんのか?) 恭子「それ違うって、そこやなくてこっちやろ!」 淡「えーこっちだと思うけど」 白望「ダル……」 華菜(仲良くなってるし!?) 京太郎「さっきからどうしました?」 はやり「ん、なんかこういうのも懐かしいなーって」 京太郎「……?」 はやり「なんでもないゾ☆」 京太郎(んん?) 京太郎「大罪って、はやりさんは何年前から?」 はやり「何年前からだと思う?」 京太郎「え、えぇ?」 はやり「まぁ牌のお姉さんをやるずっと前……人生の半分以上はこの力と一緒にいるかナ☆」 京太郎「へぇ」 京太郎「こうして大罪が揃いましたけど、これからどうしていけば良いんですかね?」 はやり「……」 京太郎「はやりさん?」 はやり「はやっ!?あ、あぁ、ごめんね☆」 京太郎「いえ、これからのことを聞こうかと」 はやり「そうだね、色々と気を付けた方が良いよ……特に異質な力を持ってる相手にはね♪」 京太郎「異質な力を持ってる相手、ですか」 はやり「うん、まぁ私たちは私たちで色々と考えてみるよ」 京太郎「ん、はい」コクッ はやり「あとね京ちゃん」 京太郎「はい?」 はやり「誰かが何かを隠してても、それが大事な人なら信じてあげなきゃだめだゾ☆」 京太郎「は、はぁ……」 -夜- 京太郎「さて、じゃあみんな泊まるという方針で」 咲「私も!私も泊まる!」 京太郎「まぁ今更変わらないだろうしなぁ、親も帰ってこないみたいだし」 咲(こんな時にみんなが居なかったら!) 恭子(メゲるわ) 淡「えー、残念!」 白望(ダル……) はやり(二人きりだったら良かったんだけどな☆) 華菜(ほんとみんなが居て良かったし……ん?) 華菜「私は帰るし」ガシッ はやり「そんなこと言わないで、こうなれば一人増えても変わらないってー」ニコニコ 京太郎「池田も泊まるのか、構わないけど」 華菜「お、お世話になるし」 京太郎(晩御飯はどうするかなー)ムムッ 京太郎「外食しますか」 はやり「そうだね!牌のお姉さんがごちそうしちゃうゾ☆」 恭子「さすが牌のお姉さん!」 淡「若い、ピッチピチ!」 はやり「どこにする?」 京太郎「焼肉でも行きますか、わいわいできますし」 はやり「おっけー、飲みすぎないようにしないと」 京太郎「……今日ぐらい控えてください、ね?」 はやり「えー」 咲「なんか、仲良いね?」ジトッ 京太郎「そうか?」 はやり「そうだよ☆」ギュッ 咲「」イラッ -焼肉屋- 華菜「ほら、焼いてるから早く食べるし!」 恭子「好きにさせぇや!」 華菜「遅いし!」 淡「ありがと池田ー!」 華菜「呼び捨てにすんなし!?」 白望「助かる池田」 華菜「ま、まぁ目上だから良いけど……」 咲「ありがとうございます池田さん」 華菜「宮永は本当に良い奴だし」ウンウン はやり「私もー!」 華菜「飲んでるのかよ!?」 京太郎(誰と話すかな……) 京太郎「淡はなんで来たんだ?」 淡「ん、んぐっ……なんでって、はやりんに誘われたのと京太郎に会いたかったし?」ニコッ 京太郎「おう、お前はそういうこと平然と言うなぁ」 淡「ん、なんで?」 京太郎「いや、特になんでもないけど」 淡「照も会いたいって言ってたよ?」 京太郎「ってかお前、学校は?」 淡「大丈夫、高校100年生だから」グッ 京太郎「あっ…(察し)」 京太郎「白糸台の方はどうだ?」 淡「テルは京太郎に会いたがってて、菫先輩は今度こそ狙い撃つって」モグモグ 京太郎「いつの間にか狙い付けられてたのか、撃たれんぞ」 淡「それで尭深先輩が京太郎とお茶飲みたいなーって言ってて」 京太郎(それは嬉しいなぁ) 淡「で、亦野先輩は釣りに行きたいって」 京太郎「あぁ、それも良いかもなぁ~」 淡「えーそしたら一緒に行く!」 京太郎「おう、行こうな」ニッ 淡「うん!」 華菜(兄妹みたいだな) -自宅- 京太郎「ふぅ、帰ってきたー」 華菜「疲れたし、なんか!」 淡「ありがとうね池田!」 白望「助かったよ、池田」 華菜「ま、任せろし!」グッ はやり「うぅん、眠い~」 咲「ほら瑞原さん、着替えないと……」 恭子「あれ、お風呂借りて平気なん?」 京太郎「はい、どうぞ、俺最後に入るんで」 京太郎「池田、悪いなー明日はどうするんだ?」 華菜「さっさと帰って学校に行くし、ったく……なんで日曜に全員集合なんでし」 京太郎「だから悪かったって」 華菜「須賀が謝る必要無いのは華菜ちゃんだってわかってるしー」 京太郎「ん~」 京太郎「それにしても、妹たちとかの面倒大変そうだなー」 華菜「まぁまだまだやんちゃな時期だからな」 京太郎「俺には兄妹とか居ないからわかんねぇなー」 華菜「あたしも弟は居ないしなー」 京太郎「……」 華菜「……き、京太郎?」 京太郎「お姉ちゃん」 華菜「……」 京太郎「……寒気がするな」 華菜「うん」 -風呂場- 京太郎「ふぅ、落ち着くなー」 京太郎「ふぅ、さっぱりしたぁ~」ホッコリ -自室- 恭子「メゲるわ」 淡「へへん、私の勝ちだね!」 華菜「くそっ、邪魔さえなきゃぁ!」 咲「うぅ、ゲームって苦手だよー」 白望「ダル……」 京太郎(ゲーム中かぁ、はやりさんは眠気眼で見てるし……こうみるとはやりさんも大人だなぁ) 京太郎「恭子さん、やめたんですか?」 恭子「シロに変わってきたわ」 京太郎「もうシロ呼びなんですね」 恭子「まぁな、みんなシロ呼びやよ?」 京太郎「さすがシロ、なじむのが早い」 恭子「それにしても、大罪揃えばもっとなにかあると思ってたけどなぁ」 京太郎「そうですねぇ」 京太郎「そういえば姫松のみんなはどうですか?」 恭子「ん、結構ええ感じやよ、みんな気も引き締まってるし……監督のためにも優勝せなあかんしな」グッ 京太郎「異能持ちって姫松じゃ……」 恭子「私と漫の二人だけやからな、まぁ異能持ちとまともにやりあえる主将はあきからに異能持ちと変わらんけどな」 京太郎「あぁ、洋榎さん……強いですよね、異能持ちじゃないとは思えないぐらいに」 恭子「うん、まぁ私にもああいう風な道もあってんやろうけど、私はここで良いって思ってるからなぁ」 京太郎「姫松との戦いも楽しみですね」 恭子「できれば優勝かけて戦いたいなぁ」 京太郎「そうですね」ニッ 京太郎「さて、寝るんですが……」 恭子「ベッドと布団が三つかぁ」 はやり「一緒に寝ようか京ちゃん♪」 白望「ここは私だと思う、ダルいけど……」 咲「いえ、ここは幼馴染の私が」ゴッ 恭子「う、うちとかどうやろか?」 淡「ずっこい、私も!」バッ 華菜「あたしはベッドをもらうし」 はやり「くじびきでもしようか」 咲「望むところです」ゴゴゴッ はやり「寝ようか京ちゃん~♪」ギュゥッ 京太郎(おもちがっ、おもちが俺を襲う!)カンキ 咲「くっ」ペターン 淡「ん?」ペターン 恭子「メゲるわ」ビミョウ 白望(まぁこの中じゃ一番進んでるからね)タユン はやり「寝ようか京ちゃん!」ギュッ 京太郎(煩悩退散煩悩退散!) -深夜- 京太郎「んぅ……」 京太郎(目が覚めちゃったな……) 京太郎(いや、寝るかなぁ……)スゥ はやり「おやすみ……」ギュッ ニコッ -88日目終了- -?- 京太郎「またここか」 「まぁお前の無意識の中だからな、ただし色々なものが交差するが」 京太郎「感情のスクランブル交差点ってか!?」 「……」 京太郎「おい」 「まぁともかくだ、大罪のことを聞くなら基本的には瑞原はやりが良いぞ、それ以外なら熊倉トシやハギヨシの方が良いがな」 京太郎「やっぱ長年やってるから?」 「そういうことだ、さて……今日はどこの扉に入る?」 京太郎「あぁ、いつも通りって感じだなぁー」 京太郎「じゃあ、話に出てたしはやりさんで」 「好きにしろ」 京太郎「さて、行くかぁ」ギィッ 「新事実ってとこだな」 バタンッ 京太郎「ここは……学校?」 はやり「そうだよ」 京太郎「はやりさん……」 はやり「ここに来ちゃうかー」 京太郎「まずかったですかねー?」 はやり「うぅん、そんなことないけど……」 京太郎「あの」 はやり「ちょっと歩きながら話そうか♪」 京太郎「ん、はい」 京太郎「ここってなんなんですか?」 はやり「大きな範囲で聞いてるなら、私の心の奥かな……京ちゃんは暴食として喰うためにここまで来てるんだよ」 京太郎「他人の心の奥を、喰い荒らせと?」 はやり「暴食っていうのはそういう力だからねー、っと♪」ニコッ 京太郎「え?」 はやり「それと、ここの話をしてるなら、ここは私が通ってた高校かな」 京太郎「へぇ、ここが……」 はやり「うん、私の思い出の場所♪」 京太郎「……高校時代のはやりさんって気になりますねー」 はやり「はや~、京ちゃん惚れちゃってたかもだぞ☆」 京太郎「はははっ」 京太郎「あの、喰っても使えない異能があるんですけど」 はやり「はやや?他の大罪の能力は喰べても使えないよ、基本的には」 京太郎「いえ、その違うんですよ」 はやり「じゃあ一つの能力の欠片を喰べただけかな、しっかりと喰べないとね♪」 京太郎「なるほど」 はやり「それじゃ、また来てね、みんなの知らないこと……教えてあげるから♪」 京太郎「はい!」

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