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京太郎「俺たちの絆パワーでお前を倒す!」18」(2015/08/17 (月) 23:41:52) の最新版変更点

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-会場・競技場- 衣「……」 華菜「ずいぶんと早かったみたいだな、天江衣」 衣「お前は誰だ?」 華菜「ハッ、言ってくれるし」ググッ 衣「昨年倒した有象無象の一人であれば、憶えていないぞ?」 華菜「あぁ、華菜ちゃん大激怒だし」ゴッ 衣(ッ……こいつ、去年戦った相手ならば、進化したということかっ) ダンッ 衣「ッ!?」 華菜「ニャッ!?」 咲「よろしくお願いします」ニコッ 衣(化物めっ) 華菜(こいつッ、なんだし!?) ゆみ「遅れたようだな、よろしく頼む」 咲「よろしくお願いします」ニコッ -大将戦前半、開幕- 衣(魔を断つ!)ギンッ 咲(勝つ、それだけだよ)ゴッ ・P能力『魔王の戦場』発動  効果:全てのP能力を無効にする ゆみ(ここまで来ると欲が出る、な!)カッ ・P効果『可能性の獣』発動  効果:点数マイナス効果を受けない 華菜(吹っ飛ばすし!) ・EX能力『風越:平凡限界2』  条件:総点数が三度連続最下位  効果:すべてのマイナス効果を受けない 衣(この場を制すのは衣だ!月を制し海を制す、故に最強であり最大、上も下もすべて支配され、このまま折れるが良い!) ・能力『月海支配(真)』発動 華菜(そう、この力……こいつを超えてこそあたしがここに立つ意味があるし!!)ゴッ ・能力『鬼神連撃』発動 衣(そうだ、我が魔断剣が震えているのがわかる、そう……こやつも魔物、断つべき獲物!)ギンッ ・能力『魔断剣』発動 咲(へぇ、鬱陶しいのが発動してるみたいだね) ・能力『魔王の断罪』をチェーン発動(残り使用回数0) 衣(来たか魔物!) 衣(貴様も、切り捨てる!)ゴッ ・能力『魔断剣』発動 咲(ッ!?……そっか、なら通してみなよ、それを!) 華菜(まだ、終わんないし!) ・能力『憤怒:白』をチェーン発動 ◇効果処理開始 ゆみ「海に、ひきずりこまれる!?」 華菜「無駄だし!」ゴッ ・能力『憤怒:白』  効果:自分へのマイナス効果をプラス効果に変える 咲「海を蒸発させる、かぁ……でもさ」ゴゥッ 衣「無駄だ!」バッ 衣「憎悪の空より来たりて!」 華菜「知らない能力だし!?」 衣「正しき怒りを胸に……」 ゆみ「なんなんだ!」 衣「我は魔を断つ剣を取る!汝、無垢なる刃!」ガシッ 衣「魔断剣!」ザシュッ ・能力『魔断剣』  効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する  効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「……ッ!?」 ・能力『魔王の断罪』無効 ゆみ「清澄が落ちた!?」 衣「そして、お前もだ!」ズンッ ・能力『魔断剣』  効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する  効果2:池田華菜『オカルト:100』 華菜「ガッ!?」 ・能力『鬼神連撃』無効 衣「これで、全員落ちたな!」 ・能力『月海支配(真)』発動  能力:自分以外の全員の点を-30する 衣「我、魔を断つ剣なり!」 ◇効果処理終了 実況『大将戦、これは波乱の展開となってきたぁぁぁっ!』 衣(衣は、勝つ……仲間の、友達のためにも!)ゴッ 咲(あれ?) ゆみ(苦しい戦いだっ) 華菜(冷静になれ華菜ちゃん、状況を読めよ……天江じゃない!私怨なんかで戦うな、あたしが戦うのはキャプテンのためだ、良いか、今の敵は清澄だし!) 実況『ここで風越がもうすぐで最下位脱出!』 衣(まだまだ、行くぞ!)ギンッ 咲(なんだろ、この感覚?) ・P能力『魔王再臨』発動(使用回数残り0回)  効果:『魔王』と名の付く能力にチェーンはできない ゆみ(どうする、逃げ切れるか!?) ・P効果『可能性の獣』発動  効果:点数マイナス効果を受けない 華菜(ちっ、龍門渕を助けるけど、今は清澄だし!) ・P能力『憤怒:紅蓮』  効果:自分以外の点数プラス効果を無効にする(ただし発動する場合、自分は他にP能力は発動できない) 華菜(動かない!?) 咲(へぇ、ならやらせってもらおうかな) ・能力『迫りくる怒涛の魔王』発動(残り使用回数0)  効果:直前の自分の和了判定を一段階上げ、それ以降二度までの和了判定も一段階上げる  ※チェーン不能 華菜(こいつ、なんなんだっ!?) 衣(やるか!?)グッ 衣(貴様のソレを、この衣が断ち切る!) ・能力『魔断剣』を発動 咲(またそれっ!?)ドウヨウ ・能力『魔王の魔手』発動(残り回数0回)  ※チェーン不能 華菜(さすがだし天江ッ!) ゆみ(なにがなんだか……) 衣(あと一度!) 衣(まだまだ、だァッ!) ・能力『魔断剣』発動 咲(またっ!?) 華菜(射程に入った獲物は逃さない、鶴賀と清澄ィィッ!) ・憤怒:蒼炎(使用回数1回)  効果:持ち点が高い上位二組の点数を-50する ◇効果処理開始 華菜「キタキタキタキタァ!」 ・能力『憤怒:蒼炎』  効果:持ち点が高い上位二組の点数を-50する 咲「……っ」イラッ 衣「無駄だ!」バッ 衣「憎悪の空より来たりて!」 咲「またぁ!?」 衣「正しき怒りを胸に……」 ゆみ「だから、それはなんなんだ!」 衣「我は魔を断つ剣を取る!汝、無垢なる刃!」ガシッ 衣「魔断剣!」ザシュッ ・能力『魔断剣』  効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する  効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「……うぅッ!?」 能力『魔王の魔手』無効 ゆみ「耐えている、だがっ!」 衣「もう一撃!」ズンッ ・能力『魔断剣』  効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する  効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「あッ!?」 ・能力『迫りくる怒涛の魔王』無効 衣「勝つのは、衣たちだ!」 ◇効果処理終了 実況『大将戦前半、終了ォォォォ!』 衣(さて、まだまだ!) 咲(なんだろう、この感覚……) ゆみ(耐えろ、耐えるだけで良い!) 華菜(おいついてきた!) ・コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、後半の点数とする 衣   83 咲   73→23 華菜 46 ゆみ 12 (点数マイナス効果を受けない) -大将戦前半、終了- 咲(なんだろ、これ……?) 華菜(ッ、あ、あたしはっ……華菜ちゃんはっ、キャプテンの、ためにもっ……)ゼェハァッ 華菜「少し、出てくるかっ」スクッ ゆみ「私も、出て行こう」 衣(さて、どうするか……) -龍門渕高校・控室- 京太郎「衣!」 衣「ただいま戻ったぞ!」 純「さすがじゃねぇか、追い込んできたぞ!」 衣「いや、清澄を止めているに過ぎない」 透華「いいえ衣、貴女は着実に差を縮めていますわ!なにが魔物ですか、片腹大激痛!」 一「頼んだよ衣」 智紀「私たちの、貴方の、京太郎のためにも」 京太郎「楽しんで来い!」 衣「あぁ、任せておけ!」 ―――昨日の風越 貴子「何ヌルい試合やってんだ福路ぃ!」 美穂子「っ……申し訳ありません、しかしみんないつも以上の力を」 貴子「そんなんじゃ勝てないって言ってんだ」 振り上げた腕を、誰かが掴む 貴子「……池田ァ!」 華菜「やめるしコーチ、明日は勝つ、なにがあっても……たとえ0点からだってあたしが優勝してみせるから、黙ってみてろよ」 貴子「テメェ誰に向かって」 華菜「キャプテンだけのせいじゃないだろっ!」 貴子「ッ!?」 華菜「殴るならあたしを殴れ、怒るならあたしを怒れ、コーチの言いたいことだってわかるけど、それでも……あたしが勝つからっ、あたしたちのために頑張ってきたキャプテンを、責めるな」 貴子「……」バッ ガチャッ バタン 美穂子「華菜……」 華菜「あたしが、何としても……キャプテンを表彰台に立たせてやるし」ニカッ -会場・競技場- 華菜「……ッ!」バッ 華菜(何分落ちてたッ?)バッ 華菜(もう後半戦……はじまるし) ギュッ 華菜「!?」 美穂子「華菜……」 華菜「きゃ、キャプテン……?」 美穂子「お願い、もう良いから……華菜は頑張ったから、これ以上は」ギュッ 華菜「は、ははっ……それは無理だし、華菜ちゃんはここで勝つ、それで一位になるんだし……」 美穂子「華菜っ!」 華菜「良いから早く戻ってよキャプテン、そろそろ始まるから」 美穂子「お願い、無理しないで」 華菜「うん」ニコッ 美穂子「」ホッ テクテクテク 華菜「にゃぁ……無理しないなんて、無理に決まってる!」ギンッ 衣「さぁ、ラストだ」 咲(なんとしても、全員倒す) ゆみ(逃げ切れるか、この面子でっ) 華菜(ニャァァァッ!華菜ちゃん大活躍だし!) -大将戦後半、開幕- 衣(勝つ、私は……勝つぞ!)ギンッ 咲(私に、向かってきてる!?) ・P能力『魔王の戦場』発動  効果:全てのP能力を無効にする ゆみ(まだだ!まだ終わってなどいない!)カッ ・P効果『可能性の獣』発動  効果:点数マイナス効果を受けない 華菜(華菜ちゃんは、欲張りだから……図々しいからっ……)ゼェハァ ・EX能力:『憤怒:極炎』(使用回数0回)  効果:次点数に+100する 衣(すべてを支配する!) ・能力『月海支配(真)』発動 咲(月なんかより、私は遥か上にある花!) ・能力『魔王の軍勢』発動 華菜(チィッ!ここは私が防いでやるしィッ!)ゴッ 衣(清澄、いや……これは風越か!?) 華菜(清澄ィッ!天江でも鶴賀でもない、このあたしが、お前を落としてやる!)ゴゥッ ・能力『憤怒:無色』発動 周囲の照明とカメラが壊れる 咲(これは、私だけを……!?) 衣(なんだこの圧力はっ……!?) 衣(風越のためにも自分のためにも、ここは動かない!) 華菜(天江ッ、お前を倒すのは華菜ちゃんだ……だから、こんなところでぇっ!) 咲(まだ、終わらない!) ・能力『魔王の砲撃』発動 華菜(まだ!?) 衣(ここは、私が!) 衣(まだ、斬れる!)ゴッ ・能力『魔断剣』発動 咲(またっ、本気の私をっ!) ・能力『魔神の一撃』発動 華菜(まだ来る!) ゆみ(私にも、力があればッ) 衣(清澄、これで終わらせる!) 衣(さぁ、これでおしまいにしよう!) 咲(これはっ!?) 華菜(持てよ華菜ちゃん!) ゆみ(この点数を護りぬく!) ◇効果処理開始 華菜「チッ!天江の支配!」 咲「海がっ!」 ゆみ「支配、される!?」 衣「まだだぁっ!」バッ 衣「渇かず!飢えず!無に帰れェェェッ!レムリア・インパクトォォォォッ!!」 ・能力『レムリア・インパクト』発動  効果:相手の能力を無効にし、ここまでのチェーンの数×10だけ相手全員の点数を下げる 咲「……うぁっ!?だけど、撃つ!」キュィィィッ ・能力『魔神の一撃』無効 衣「無駄だ!」バッ 衣「祈りの空より来たりて!」 華菜「さっきと違う!?」 衣「切なる叫びを胸に!」 ゆみ「神々しい……」 衣「我等は明日への道を拓く!」 咲「まだ、まだまだ、だよ!」 衣「汝、無垢なる翼!」ガシッ 衣「真・魔断剣!」ザシュッ ・能力『魔断剣』  効果:相手の能力を無効にし、その相手の点数をオカルト能力値分マイナスする  効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「……うあぁッ!?」 能力『魔王の砲撃』無効 ゆみ「耐えている、だがっ!」 華菜「そろそろ、混ぜろよ!」ゴォッ ・能力『憤怒:無色』発動(残り使用回数0)  効果:相手の能力を無効にし点数を-100する 咲「きゃぁぁッ!?」 ・能力『魔王の軍勢』無効 華菜「ハッ……やったし」ザブン 衣「風越、感謝はする……だが勝ちはもらうぞ」 ・能力『月海支配(真)』発動  効果:自分以外の全員の点を-30する ※総チェーン数『7』 ◇効果処理終了 実況『大将戦、終了ォォォォ!』 衣「ありがとう……良き試合だった」 咲「私が……」 ゆみ(点数を見る勇気が、出ない) 華菜「……」ゼェッハァッ ・コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、それを点数とする 衣   60 咲   50→-250 ゆみ 48→-152 華菜 17→117→-83 ◇先鋒 『井上純』   前半:120・58 後半:82 『津山睦月』 前半:51・10 後半:39 『片岡優希』 前半:79・20 後半:55 『福路美穂子』前半:20・108 後半:59 ◇次鋒 『沢村智紀』 前半:21 後半:0・12 『妹尾佳織』 前半:144 後半:125・80 『染谷まこ』 前半:102 後半:94・132 『吉留未春』前半:3 後半:1・8 ◇中堅 『国広一』 前半:87 後半:82 『蒲原智美』 前半:67 後半:35 『竹井久』 前半:4 後半:82 『文堂星夏』前半:89 後半:22 ◇副将 『龍門渕透華』 前半:76・49 後半:27 『東横桃子』 前半:65・79 後半:55 『原村和』 前半:29・77 後半:82 『深堀純代』前半:9・69 後半:22 ◇大将 『天江衣』 前半:32・83 後半:60 『加治木ゆみ』 前半:-1・12 後半:-152 『宮永咲』 前半:23・23 後半:-250 『池田華菜』前半:225・46 後半:-83 ◇結果 龍門渕:789 鶴賀:609 風越:598 清澄:552 実況『昨年と同じく、優勝の座を掴んだのは龍門渕高校だぁぁぁぁぁっ!!』 衣「やったのか、衣は……」 実況『それに次いで、鶴賀も準優勝により全国への切符を手にするゥゥッ!』 ゆみ(凌ぎ切ったがッ……私たちの、負けだっ)グッ 実況『全国常連風越女子は今回も惜しくも敗退、だが大将池田華菜の戦いは記憶に残るものだった!』 華菜「ハァッ……ハァッ……」ゼェハァッ 実況『敗退した清澄高校だが、風越と龍門渕をここまで追い込む異常な強さ、個人戦ではどうなるかわからない!』 咲「は、ははっ……ははははっ!負けちゃった、悔しい!そうだよ、これが麻雀だよ……私、忘れてた……」ボロボロ 華菜「ハッ、なに……泣きながら、笑ってるし……」 咲「ありがとうございました!またっ、打ってください!」ニコッ 衣「あぁ、また打とう!」 ゆみ「是非、お願いするよ」 華菜「また、ぶった押してや、る……しっ」フラッ バタンッ 衣「風越!?」 美穂子「華菜ぁッ!」 実況『おっと、これはどうしたことか風越池田華菜、突如倒れた!?』 衣(……お前の戦いは見事だった、池田華菜……敬意を表すぞ) -表彰式後- 透華「勝ちました、わね」 一「うん、勝った」 純「オレたちは、勝ったんだよ、あいつらを相手に……」 智紀「去年の全国で戦った人たちより、きっと強い相手に」 衣「うん、勝ったぞ……衣たちは勝ったんだ!」 京太郎「……まさか、咲に勝つなんてなぁ」 衣「いや、衣だけの力じゃない……池田華菜、あいつがいてくれたから勝てた……今回の勝利者、MVPは間違いなくアイツだよ京太郎」 京太郎「あぁ、見てたよ……」ナデナデ 京太郎「大丈夫、かな?」コンコン ドウゾー 京太郎「失礼します」ガチャッ 咲「京ちゃん!?」 京太郎「あぁ」 優希「龍門渕が何しに来たじょ?」 まこ「これ、そんな睨まんでもよろしい……ほれ咲、行ってきんしゃい」 咲「え?」 久「まぁ負けだから撤収するだけだしね、ラーメン食べて帰るから早めに戻ってらっしゃいよ?」 和「須賀君、咲さんのことお願いしますね?」 京太郎「さて、ちょっと歩くか」 咲「……うん」 京太郎「ん、お前は強かったな……」 咲「天江さんの方が強かったよ」 京太郎「いや、衣もアレはもう使えないって言ってた……それに池田も居ないととてもお前には勝てなかったって」 咲「天江さんと、池田さんと、加治木さんには感謝してもしきれないよ……麻雀って楽しいね」 京太郎「あぁ、麻雀って楽しいぞ」 咲「……あははっ」クスッ 京太郎「……っ」ハハッ 咲「個人戦、最初っから本気で行く……私は、勝ちたいんだ」グッ 京太郎「そりゃ怖いな」 咲「それから、京ちゃんとも戦いたい!」 京太郎「また今度な」ナデナデ 咲「わふっ……う、うん」カァァッ 京太郎「迷子になったら俺を呼べ」 咲「うん」 京太郎「全力で麻雀したくなったら俺を呼べ」 咲「うん」 京太郎「助けてほしかったら俺を呼べ」 咲「うんっ」ポロポロ 京太郎「泣きたくなったら……呼べ」 咲「うんっ、うんっ」 京太郎「ん、お前も俺の手間のかかる幼馴染の一人だからな」ナデナデ 咲「京ちゃんにっ、言われたくないもんっ」ボロボロっ 京太郎「うん、そうだな」 -龍門渕家- 透華「では、龍門渕高校麻雀部の勝利を祝して!」 『カンパーイ!』 京太郎(まぁ、こんなに楽しそうだし今日ぐらいな) 京太郎「歩!」 歩「あ、京太郎……おめでとう」フッ 京太郎「俺は関係ないだろ、どっちかっていうと補欠のお前の方におめでとうだよ」 歩「でもさほら、私って補欠だから今回に限っては会場に行ってすらいないし」 京太郎「それでも、いざとなったら戦うのはお前だからな」ナデナデ 歩「ちょっ、撫でないでよ!」カァァッ 京太郎「お前は強い、信用しろ」 歩「……ありがと」フイッ 京太郎「おう」 京太郎「透華」 透華「ん、京太郎」 京太郎「なんだ目立ちたがりのお前がテラスで黄昏るなんて」 透華「そう言う時もありますわ、所謂感傷に浸る……的な」 京太郎「今日は頑張ったもんな、自分殺してまで冷やし状態で出るとは思わなかったけどな」 透華「一が倒れるギリギリまで頑張ったんですもの、自分なんてくれてやりますわ」 京太郎「そっか、なんかご褒美とか……いるか?」タカイノハムリダケド…… 透華「ご、ご褒美!?」 京太郎「ご褒美をやるよ!」 透華「こ、こんなご褒美っ、きゃぁんっ♪」 透華「ハッ!?いや、えっと!あの!」 京太郎「どうした?」 透華「ちょっと、こっち」チョイチョイ 京太郎「ん?なんでネクタイ持って……うぉっ!?」グィッ 透華「んっ」チュッ 京太郎「ッ!?」 透華「ご、ご褒美はもらいましたわ!お、オーホホホホッ!」ダダダダッ 京太郎「……」アゼン -夜- -自宅・自室- 京太郎「ふぃ~、帰ってきたぁ……やばい、感触を思い出す」ボフッ 京太郎「ん、メール?」 京太郎「ん、えっと?」 京太郎「ん、池田か……池田ァ!?」 差出人:池田 本文『とりあえず言っておく、おめでとう』 京太郎「いやいやいや!」 本文『池田、死んだんじゃ?』 差出人:池田 本文『トリックだよ ってなに書かせるんだし!死んでないし、ちょっと無理しただけだし!』 京太郎「ノリ良いな」 本文『いや、でも冗談抜きで安心した ありがとう あとお前、明後日の個人戦はどうするんだ?』 差出人:池田 本文『もちろん出るし、もう家だから平気だし!』 京太郎「そっか」 本文『頑張れよ、応援してるからな! おやすみ』 差出人:池田 本文『お前に言われるまでも無いし、っていうか敬語を使え敬語ォ!須賀ァ!』 京太郎「さて、次はモモか!」 差出人:モモ 本文『一位通過おめでとうっす!』 京太郎「おう、さっそくか」 本文『そっちも通過おめでとう、東京でも一緒だな』 差出人:モモ 本文『はい、今度また鶴賀に来てくださいね!』 京太郎「ああ」 本文『もちろん行かせてもらうよ、男子は関係ないからな』 差出人:モモ 本文『楽しみにしてます おやすみなさい!』 京太郎「おう、おやすみっと」 京太郎「ん、知らないアドレスから……」 差出人:??? 件名:鷺森灼だけど 本文『ハルちゃんがおかしいんだけど、なにかした?なにした?』 京太郎「こえぇよ!」 京太郎「えっと」 本文『何もしてないです、というよりなんで俺のメアドを?』 差出人:鷺森灼 本文『ハルちゃんに教えてもらった、それより最近落ち込み気味だったんだよね、私たちが団体戦突破した時は喜んでくれたけど』 京太郎「おぉう、それは」 本文『おめでとうございます でも晴絵さんのことはあまり聞かないであげてください』 差出人:鷺森灼 本文『わかった、けど須賀君関連のことだったら容赦しないから おやすみ』 京太郎「怖ひ」 本文『肝に銘じておきます おやすみなさい』 京太郎「ネトマのことだろなぁ」 -鷺森家・灼部屋- 灼「須賀君、本当にハルちゃんに何もしてない?」グッ 灼「でも、須賀君のメアド聞いたときのハルちゃん、なんか様子がおかしかった」 -東横家- モモ「んふふ~京さんと東京でも一緒っす!これで東京デートっすよぉぉぉっ!!」 東横父「うお、びっくりした」 モモ「あぁパパ、ごめん」 東横母「どうかしたの?」 モモ「ちょっとテンションがあがちゃっただけ!」ダダダッ 東横母「……恋ね」 東横父「!?」 -病院・病室- 華菜「明後日の個人戦までにはなんとしても退院するし……っていうか大げさすぎだし」ハァ 華菜「まぁ、起きた後にコーチに泣き着かれたからには退院するとは言えない、うん」コクリ 華菜「……でもコーチ、泣いてたわりになんか嬉しそうだったから良っか」ボフッ -自宅・自室- 京太郎「よし、寝るかな」パチン カピー「カピ」イッショニネル 京太郎「おう、来い」 カピー「カピッ!」ヤッタ! -60日目終了- -61日目- -朝- 京太郎「あぁ~朝かぁ~」 京太郎「誰かに電話してみるか!」グッ 京太郎「よし、小鍛冶さんに電話だ……暇だったら良いけど」 プルルr 健夜『もしもし!?』 京太郎「早い!」 健夜『えっ!?』 京太郎「あ、いえいえ、ちょっと休みで暇なので電話してみたくって」 健夜『あれ、明日個人戦じゃ?』 京太郎「まぁそうなんですけど」 健夜『強者の余裕ってやつ?』 京太郎「そういうのじゃありませんってば~!」 健夜『あはは、わかってるよ、まぁ今日はずっと暇だからね』 京太郎(なるほど……) 京太郎「えっと、じゃあ遊びに行きません?」 健夜『え!?』 京太郎「小鍛冶さんって普段どうしてるのか気になってみたり、まぁ東京ほどおもしろいところもないですけど」 健夜『うぅん!遊ぼう、一緒にどこかいこう!どこいく!?』 京太郎(おぉう、良い感触?) 京太郎「じゃあ11時ぐらいに、街の方で良いですか?」 健夜『任せて!じゃあまた後でね!』 京太郎「はい、また後で」 プツッ 京太郎「よし、着替えるかなー」 -昼前- 京太郎「待ち合わせ場所はって、15分前に!?」 健夜「あ、す、須賀君!今来たところ!」 京太郎「あ、はい」 健夜(やった、言えた!) 京太郎「せっかくですし、お昼にしましょうか」ニコッ 健夜「うん、えっと……ラーメン屋?」 京太郎「ラーメン屋ですか、意外でした」 健夜「えっ!?」 京太郎「あ、悪い意味じゃありませんよ?」 健夜「そ、そっか……ふぅ」 京太郎「ゆっくりできるファミレスにしましょうか」 健夜「そうだね!」 健夜(ゆっくりするとか、考えてなかった私って……) 京太郎「やっぱり小鍛冶さんは普段は良い物食べてたり?」 健夜「いやぁ、実家済みだから全然」 京太郎「そうなんですか、プロの方って知り合いは全員一人暮らしだから意外です」 健夜「ま、まぁお母さんもお父さんも私が居なきゃ全然だめだし!」 京太郎「プロをしながらご両親のことを考えて、さすがです小鍛冶さん!」 健夜「あは、あははは!」ヒヤアセ -ファミレス- 京太郎「そう言えば昨日の団体戦は?」 健夜「うん、見てたよ、龍門渕一位通過おめでとう」 京太郎「あぁ、それはありがとうございます……それで、衣が出ないんですが龍門渕が個人戦を通過する確率って」 健夜「ちょっと残酷な話になるけど、諦めた方が良いかも」 京太郎「あぁ……やっぱりですか~」 健夜「あれ、予想してたの?」 京太郎「衣以外で、池田華菜と宮永咲とかに勝てるのは居ないですからあと一枠、そこに入るのは至難の業でしょうし」 健夜「うん、正直、天江さんでも一対一じゃ池田さんと宮永さんを超えるのは無理だろうね……あの二人とまともにやりあえるプロなんて私かはやりちゃんぐらいだろうし」 京太郎「三位、誰になるでしょうね」 健夜「そればっかりは、運かな」 京太郎「ん~できれば勝ってほしいんですけど……」 健夜「でも、須賀君も油断しないでね?」 京太郎「了解です!」 -昼後- 京太郎「ふぅ、腹八分って感じですね」 健夜「うん、これからどうしようか」 健夜(ハッ!?ここはお姉さんらしくするべきだった!?) 京太郎「そうですね」 京太郎「遊園地とか、どうですか?」 健夜(で、デートっぽい!) 健夜「行こう!」 京太郎「じゃあ、行きましょうか……」 京太郎(なんかデートっぽいな、そんなつもりなかったんだけど……) -遊園地- 京太郎「さて、何に乗りますか」 健夜(お、男の子と遊園地!?あれ、私捕まったりしないよね!?) 京太郎「さて、パンフを見れば……」 健夜「お化け屋敷とかどうかな!?」 京太郎「え、お化け屋敷ですか?」 健夜「うん、最近のってすごい怖いって言うし……ほら、途中で抜けることもできるみたいだよ!」 京太郎(やべ、思ったより本格的だ) 健夜「行こ!」 健夜(これで、どさくさにまぎれて抱き着いたり!) そして…… 健夜「ひぃぃっ!?」 京太郎「ぬおっ!?」 健夜「ひぎぃっ!?」 京太郎「うおわぁぁっ!?」 健夜「きゃぁあぁぁぁっ!?」 京太郎「うおぉぉっ!?」 お化け屋敷から出た京太郎と健夜 健夜「……腰ぬけちゃった、ごめんね?」 京太郎「大丈夫ですよ」オンブ 健夜(うぅ、抱き着くとかいう余裕なんてなかったよぉ)グスッ 京太郎(思ったより怖かった……) -夕方1- 京太郎「さて、次はどうします?」 健夜(よし、気を取り直して!) 京太郎「さてと……」 健夜「あははは、そーれー!」グルグル 京太郎「あはははは!健夜さん回し過ぎですよー!」アハハ グルグルグル 京太郎「ちょっと、目が回って」 健夜「そ、そうだね、止めな……うぷっ」 京太郎「ちょ、うぷっ」 ※諸事情によりカットいたします 健夜「……」グスッグスッ 京太郎「……」レイプメ -夕方2- 京太郎「さて、次はどうしましょうか!」ニ、ニコッ 健夜「う、うん、そうだね!」 京太郎「えっと……」 健夜「もう一回!」 京太郎「はい!」 グルグル…グルグル 京太郎(堅実すぎる……) 健夜(楽しくない……) グルグル…グルグル 京太郎(うっ、さっきの思い出してっ) 健夜(やばっ、地獄絵図が頭にっ) ※諸事情によりカットします、まことに申し訳ございません 健夜「……」ヒックッエグッ 京太郎「……」ハァー 京太郎(また回ってる) 健夜(でも、なんだかロマンチックだなぁ……あんなことなかったみたいな)クスッ 京太郎(笑ってる、良かったぁ~)ホッ 健夜(須賀君、ありがとうね)ニコッ 京太郎「あ、そう言えば小鍛冶さん、俺のことは京太郎で良いですよ!」 健夜「え!?じゃあ、私も、その……健夜でっ……カァッ 京太郎「はい、健夜さん」ニコッ 健夜「うん、京太郎君!」ニコッ -夜- 京太郎「さて、どうしましょうか?」 健夜「えぇと、まだ時間あるのかな?」 京太郎「そろそろ帰ります、さすがに時間もあれなんで」 健夜「あ、そうなんだ」シュン 京太郎「また、行きましょうね!」 健夜「あ、うん!また誘ってね!」 京太郎「はい!」 -自宅・自室- 京太郎「なんだかんだ言って楽しかったなぁ~」 京太郎「ん、メールだ」 京太郎「ん~と?」 京太郎「お、健夜さんからだ」 差出人:健夜 本文『今日はありがとう、色々迷惑かけちゃったね』 京太郎「まぁ」 本文『全然ですよ、今日は楽しかったです!』 差出人:健夜 本文『私も楽しかったよ、今度は東京とかで一緒したいね! 明日にそなえて早く寝てね、おやすみ!』 京太郎「よし!」 本文『おやすみなさい!』 京太郎「次は衣からと!」 差出人:衣 本文『明日の個人戦、衣は出ない代わりに応援に行くぞ!』 京太郎「じゃあ、格好悪い所見せらんないな」 本文『ありがとうな、絶対皆と全国行くからさ!』 差出人:衣 本文『うん、また明日! おやすみなさい』 京太郎「おやすみっと……お、咲からだ」 差出人:咲 本文『今日、プールに行ったんだけど龍門渕さんたちと会ったよ』 京太郎「ん、透華たちとか」 本文『どうだった?』 差出人:咲 本文『個人戦ではボコボコに倒すって言われたよ』 京太郎「安易な挑発を……」 本文『で、どうするんだ?』 差出人:咲 本文『京ちゃんには悪いけど、全力で行くよ!前よりも強くなった気がするんだ!』 京太郎「怖い」 本文『そうか、なら頑張れよ』 差出人:咲 本文『うん、おやすみ!』 京太郎「おやすみっと……」 -ホテル- 健夜「うん、良かったぁ~」 健夜「でも、夜も一緒にいれたら良かったのにぃ~」グデー -龍門渕家・衣部屋- 衣「よし、明日は京太郎の応援に行く!」 透華「そうですわね」 衣「京太郎が寂しがるだろ?」 透華「……確かに」ウンウン -宮永家・咲部屋- 咲「よし、京ちゃんから応援してもらったもんね!」グッ 咲「頑張んなきゃ!」ゴゥッ -自宅・自室- 京太郎「よし、寝るか!」パチン カピー「カピ」カマッテ! 京太郎「ぐぅ~」zzz カピー「カピッ!」オォイッ! -61日目終了- -62日目- -朝- 京太郎「さて、ハギヨシさんが迎えに来るんだよな……透華たちの時より緊張しないぞ!」 京太郎「なぁカピー、今日はどうしたらいいと思う?」 カピー「カピ」ナニモシナクテイイ 京太郎「え?」 カピー「カピ」アイテニナラナイデショ? 京太郎「そんなことないだろ」 カピー「カピ」ソンナコトアルカラ -会場- 京太郎「よし、この会場を見るのも久しぶりな気がするぞ!」 透華「一昨日来たばかりでしょう?」 京太郎「まぁそうだけどさ……さて、頑張ってこいよ!」 純「当然だな」 智紀「もうミスは犯さない」 一「今回は倒れないようにしなきゃね」クスッ 衣「今日はみんなの応援に行くぞ!」 京太郎「おう」 衣「明日は行くからな!」 京太郎「楽しみにしてるよ」ニッ 京太郎「さて、行くか!」 モモ「あ、京さん!」 京太郎「おうモモか、今日は頑張れよ」 モモ「はい、個人戦でも団体戦でも目指せ全国っす!」ビシッ 京太郎「期待してるよ」ナデナデ モモ「んふふ~」 京太郎「でも、俺の仲間も強いからな」 モモ「ステルスモモの独壇場っす!」 京太郎「おう、頑張れよ!」 モモ「了解っす!」 華菜「ふぅ、ようやくコーチとキャプテンを撒けたし!」 京太郎「どうした池田ァ!」 華菜「ニャッ!?」ビクッ 華菜「突然大声出すなし須賀ァ!」 京太郎「おう、でどうした?」 華菜(病院から無理言って退院してきたなんて絶対に言えないし……) 京太郎「ん、どうした?」 華菜「なんでもないし、とりあえずお前も個人戦頑張れよ」グッ 京太郎「おう、池田もな」グッ 華菜「さて、あたしは始まるまでリアル鬼ごっこ状態だし、またな!」ダッダッダッ 京太郎「どうしたんだ?」 和「須賀君?」 京太郎「あぁ、原村さん」 和「団体戦では負けてしまいましたが、今回は負けないつもりです」 京太郎「そっか……透華も原村さんと打つのを楽しみにしてると思うよ」 和「それは嬉しいですね、そう言えば、また打ってくださいませんか?」 京太郎「おう、楽しみにしてるよ」 和「はい、私も楽しみにしてます」ニコッ 美穂子「はぁっ、はぁっ……」 京太郎「あれ、美穂子さん」 美穂子「か、華菜を見なかった?」 京太郎「池田ならさっき……」 美穂子「あの子、無理行って病院から抜け出してきたみたいなの、コーチも頑張って探してくれてるんだけどっ」ゼェハァ 京太郎「あぁ~でもアイツ、なに言っても聞かないと思いますよ?」 美穂子「や、やっぱり?」ゼェハァ 京太郎「はい、だからやらせてやってください……ね?」 美穂子「でも、お説教はしなきゃ」 京太郎「まぁそれは、はい」 美穂子「それじゃあね須賀君!」 京太郎「はい、頑張ってください!」 -会場前- 健夜「あれ」 京太郎「あ、健夜さん」 マスコミA「名前呼び!?」 マスコミB「お二人はどういう!?」 京太郎「なんでマスコミ連れてきたんです」ボソッ 健夜「二人で分ければ良いんだよ」ニコッ 京太郎「……はい」 健夜「少し彼に麻雀を教える機会がありまして」 マスコミA「なるほど!」 健夜「私は選手より先に実況席に行かなくてはならないので、それでは」ペコッ 京太郎(う、裏切った!?) マスコミA「では須賀選手!映像が残る公式試合は初めてですがどうですか!?」 マスコミB「注目の選手などを教えてください!」 京太郎「あ、あのえっと……」 男子選手A「公式試合の映像もないのに調子乗りやがって」 男子選手B「一年坊主が」 京太郎(うわぁ、敵意がそこらじゅうから~)アハハ -試合開始- 京太郎「よろしくお願いします」 他校生徒「よろしく」 他校生徒「よろしくお願いします」 他校生徒「よろしく」 京太郎(さて……やるか!)ゴッ 京太郎「ツモ、リーチ一発、タンヤオ、ドラ1」ダンッ 他校生徒「んな馬鹿な」 他校生徒「飛んだっ!?」 他校生徒「三人、同時!?」 京太郎(みんなの力をフルに使う!)ゴッ -昼- 京太郎「さて、男子はトーナメントって面倒だよなぁ~」セノビー 透華「京太郎、こっちですわよー!」ブンブン 京太郎「おう、そっちはどうだった?」 一「色々と大変だよ、団体戦で会わなかった人ともやらなきゃなんないし」ハァ 衣「見ている方としてはおもしろかったぞ!」 純「やりたくなったか~?」 衣「うん、些か心が動かされた!」 透華「さて、午後も頑張りますわよ!」 京太郎「おう!」 -昼過ぎ- 京太郎「さて、まだ時間あるな……ちょっと知り合い探してみるか」テクテク 京太郎「あれ、咲」 咲「京ちゃん!」 京太郎「おう、調子はどうだ?」 咲「うん、凄い調子が良いんだ!決勝戦の時もこのぐらいの力を出せれば、勝てたんだろうけど」 京太郎(さらに強くって、悪夢かよ) 咲「京ちゃんのおかげだよ、ありがとう!」 京太郎「俺のおかげ?」 咲「うぅん、なんでもない……またね!」 京太郎「おう、頑張れよ!」 京太郎「あ、ゆみさん」 ゆみ「あぁ、京太郎君か」 京太郎「調子はどうです?」 ゆみ「宮永咲と当たったが、やられてしまったよ」 京太郎「あぁ~」 ゆみ「本当にあの時は天江と池田に助けられたようだ」 京太郎「でも、全国でもあのレベルはそういませんよ」 ゆみ「優勝を目指すならあれらを相手にできなくてはならい」グッ 京太郎「ゆみさん……」 ゆみ「すまない、午後に備える」テクテクテク 京太郎(大丈夫か?) 京太郎「あれ、妹尾さん」 佳織「須賀くん!」 京太郎「いやぁ、スコアボード見ましたよ、さすがです」 佳織「え、いや!あんなの偶然でっ!」 京太郎「でも尚更怖いですね、全国に行ってから」 佳織「う、うん……でも頑張るよ!」グッ 京太郎「はい、頑張ってくださいね、応援してます!」 佳織「うん、ありがとう!」 -個人戦・午後- 京太郎「さて、どうなるか……」 京太郎(男子って多いからなぁ) 男子YS「おい、麻雀しろよ」 男子AP「少年よ、絶望を教えてやる」 男子K「ハルトォォォォッ!」 京太郎(魔鏡かここは……) -夜- ハギヨシ「調子はいかがですか?」 京太郎「つぶし合いが起きたお蔭で漁夫の利を獲れましたよ」ゼェハァ 透華「そんな凄まじい相手がいましたの?」 京太郎「次戦ったら勝てるがどうか」 智紀「男子は、今年はそこまで強くないって聞いたけど」 純「一部は異常か」 一「ほんと怖い世の中だねー」 衣「楽しそうだな!」 京太郎(さて、今日のブロックに化物はこぞって集まってたら良いんだけどなぁ) -夜- -自宅・自室- 京太郎「さて、明日も個人戦だな!」 京太郎「ネトマだな!」 一人目 とよねー 二人目 グラマス 三人目 シロ 京太郎「お、シロと豊音さん、それに……健夜さんか」ゴクリンコ とよねー:今日こそ勝つよー グラマス:頑張ってね シロ:よろしく キョータロ:よろしくお願いします! トップ 京太郎 二着 グラマス 三着 とよねー ラス  シロ グラマス:うん、さすがだよ キョータロ:今回は偶然って感じですね とよねー:それでも勝ちは勝ちだよー シロ:ラス とよねー:今回は勝てたよー レジェンド:おめでとう 京太郎「うん、ほんとね」 京太郎「ん、シロだ」 シロ:県予選制覇 キョータロ:おう、だろうと思ってたよ シロ:集まるね キョータロ:そうだな シロ:なんで私たちにこの力が出たのか、知りたいよね キョータロ:シロがそんなこと言うなんてな シロ:まぁ、うん、そうだね ちょっとおかしくなってるのかも、今日は寝る キョータロ:おう、おやすみ 京太郎「……集まる、のか」 京太郎「ん、次は豊音さんか」 とよねー:全国で会おうね、ちょーたのしみだよー キョータロ:俺もちょー楽しみですよ、一緒にどこか行きましょうね! とよねー:東京デートって奴だよー キョータロ:ちょっ!恥ずかしいです! とよねー:えー、違うのー? キョータロ:あの、まぁ、いや、デートです とよねー:わーい、色々教えてね? おやすみー! キョータロ:おやすみなさい 京太郎「かわいい」 カピー「カピ」カマッテ! 京太郎「おやすみー」パチン カピー「カピ」カマッテヨー -62日目終了-

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