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京太郎「俺たちの絆パワーでお前を倒す!」12」(2015/08/17 (月) 23:40:06) の最新版変更点

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-38日目・昼前- -東京- 京太郎「……さて、どうするか」 京太郎「よし、白糸台に行こう!でもいきなり大丈夫か、連絡しておかないとな」  プルル 菫『もしもし、どうした須賀君?』 京太郎「今東京にいるんですけど、麻雀部やってるんですか?」 菫『なるほど、こちらに来たいと……ほぼ女子生徒しかいないこの麻雀部に来たいと?』 京太郎「ちょっ、その言い方!」 菫『ふふっ、冗談だ、迎えに行くよ』 京太郎「いえ、時間取らせるのもあれなんで着いた後電話します」 菫『わかった、楽しみに待っているよ』 京太郎「はい!」  プツッ 京太郎「さて、急ぐか!」 -白糸台高校・前- 菫「須賀君」 京太郎「あ、弘世さん!」 菫「待たせたね」 京太郎「いえ、こちらこそ突然押し掛けたりして」 菫「君は礼儀正しいな、見かけと違って」 京太郎「結構気にしてるんですよ?言われがちで」 菫「ふふっ、君だから言えるのさ」 京太郎「なんだか褒められてる気がしません」 菫「まぁまぁ、行こうじゃないか」フッ 京太郎(乙女だ……) -白糸台・麻雀部- 菫「須賀君を連れて来たぞ」 京太郎「どうも」 淡「よ、京太郎!」 照「ん」 京太郎「ははは、相変わらず元気そうで」 誠子「久しぶりだね須賀君」 尭深「そっちも元気そう」 京太郎「もちろんですよ」 菫「さて、麻雀を打つか!」 京太郎「そうですね、じゃないとなんのために来たのか」アハハ 菫「さて、待っていてくれ」 京太郎「はい」 照「私が打つ勝つ」ゴゴゴッ 淡「よし、行くぞ!」 尭深「今回は私が」 誠子「リベンジするべし!」 淡「よし!今度こそ!」 京太郎「なんで目の敵にされてんだよ」 誠子「前と同じだね」 京太郎「そうですねー」 照「今回は本気で行くよ?」 京太郎「んぁ?」 京太郎(どうするかなぁ) 淡(さて、この力……持て余してたんだよね!) ・P能力「傲慢」発動  最も高い麻雀力を持った相手と同じ麻雀力になる 誠子(宮永先輩がくる!) 照(咲には、勝てたのかな?) ・P能力『照魔鏡』発動  オカルト95までの相手の能力の効果を受けない 京太郎「ッ!?」 京太郎(見られた!?) 照(なにこれっ、京ちゃん!?) 京太郎(なんだ、淡の奴……)タンッ 誠子(なんか最近の淡、やりにくいな……やけに強くなったり拮抗してたり!)タンッ 照(あぁ、なんだ京ちゃん……京ちゃんも咲と同じだったってことか)タンッ 淡(さすがに強いなぁ京太郎、あぁ~なんかドキドキして、テンションあがってくる!)タンッ 京太郎「行くぜ、俺のターン!」ドン☆ 照(っ!?) 淡(これ、私たちみたいな能力じゃない!)ゾクッ 誠子(黒い霧がっ)ビクッ 尭深(……なに?) 菫(な、なんだこれは!)ビクッ 京太郎「ドロー!」カッ ・能力『無限煉獄龍』発動 京太郎「いくぜ!」ピキーン 誠子(なんなのさ!?) 淡(これ、私たちのと違う!) 照(こんなの照魔鏡でも見えなかった……なに、別の?) 京太郎「死者と生者……」 菫(全国、あまり手は抜けないか) 京太郎「ゼロにて交わりしとき……」 尭深(霧の中から何か……) 京太郎「永劫の檻より魔の竜は放たれる!」ダッ 淡(竜!?) 京太郎「こいよ、無限煉獄龍(インフェルニティ・デス・ドラゴン)!」グァンッ 京太郎「デス・ファイア・ブラスト!」ゴッ ・判定成功:ヒット ・自分以外の者の点決めコンマ下二桁を30下げる 京太郎「さらに!」 京太郎「いくぞ淡!」バッ 淡「うぇっ!?」ビクッ 京太郎「インフィニティ・デス・ブレス!」  ゴッ 淡(なっ、またぁっ!?) 淡(ぐぅっ!?)  ボゥンッ 照(これ、本当にまともな異能?) 淡(お、おさまった……) 誠子(龍が消えた……) 京太郎「ツモ、4000・8000だ……俺を満足させてみろ」ギンッ ・判定大成功:クリティカルヒット 京太郎「ツモ、1200・2300だ!」ダンッ 照(照魔鏡を使ったら和了できないから、次からは本気出す) 淡(私が、同類のはずなのに!) 誠子(化物ばっかじゃん!) 京太郎(ッ……なんだ、この感じ?) ・暴食と傲慢が反発しているためP能力『拒絶』発動  麻雀力が一時的に-30  点数が-50 淡(高校100年生、私が……負けるわけ、ない!)ゴッ ・前回が第四位だったためP能力『傲慢:銀河』発動  麻雀力が最も高い麻雀力を持った相手の麻雀力+10の数値となる 誠子(これは、使うか!) 照(ほら、咲ならきっとこのぐらい防ぐ) ・P能力『照魔鏡』の効果は持続中  オカルト95までの相手の能力の効果を受けない 京太郎(俺の、暴食……?)グッ タンッ 誠子(よし、この調子なら!)タンッ 照(京ちゃん、調子わるい?)タンッ 淡(そう、これが私の力!本来の力!)タンッ 京太郎(お前の異能で、潰す!)ゴッ 淡(なっ、これ!) 照(淡のだね) 誠子(あれ、結構やばい感じ……) 京太郎(ここからは俺の領域だ!) ・能力『絶対安全圏(喰)』発動 京太郎(安全地帯ってわけだ!) ・判定成功:ヒット  次の全員の点数安価の結果を00にし、自分は5増える 照(無駄だよ) ・『絶対安全圏(喰)』に対するチェーン ・能力『連続和了』発動  和了判定を最下位にし、点数に+60する 京太郎(きたっ、かかった、喰うゾ!)ギラッ 照(来たッ……アレだ)ゾクッ 淡(これ、そっか、これか!)ドクンッ… 誠子(なに?ざわついてる……) 京太郎(喰らウ!)ニッ ・能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 京太郎「」ニッ 照「ッ!?」  グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ 照(なっ、なに、この感じっ……~~~ッ!?)ビクッ 京太郎「」プハァッ ・能力『魔物喰い』クリティカルヒット:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を00する。 誠子(な、なにこれッ!?) 菫(照の何かを、止めた?) 照「ぁっ……」ガクッ 尭深「!?」 菫「照、どうした!?」 淡(逃げるんだ……?) 京太郎「ッ……照さん!」 照「っ」ガクッ 京太郎(なんか、色欲が蠢いた感覚がしたけどっ) 照「だ、大丈夫っ……京ちゃん、保健室連れてって……くれ、る?」ハァハァッ 京太郎「は、はいっ!」 菫「よろしく頼む、土日だから保険の教諭は居ないが」 京太郎(ドニチナラショウガナイ) -保健室- 京太郎「ベッドに横になります?」 照「んっ、お願いっ……」ハァハァッ 京太郎「はいっ、と」 照「はぁっ、ベッド、ひんやりする……」ハァッ 京太郎「そうですか?」 照「んっ……京ちゃん、ちょっとこっち来て?」 京太郎(やけに京ちゃんって呼ぶなぁ) 京太郎「えっと……」 京太郎「て、照さん?」スッ 照「ッ!」グイッ 京太郎「ッ!?」 京太郎(べ、ベッドに引き寄せられて……) 照「京ちゃん、私の京ちゃん……」ハァハァッ 京太郎「ちょ、ちょっと!落ち着いてくださいよ照さん!」ワタワタ 照「ビックリするほど冷静じゃないけど、それでも嘘偽りないよ」ハァハァッ 京太郎「て、照さんっ……」 照「ね?」 京太郎「ど、どうなっても、知りませんよ?」 京太郎(保健室だし) 照「鍵、かけといたから」ニコッ ??「そりゃキンクリじゃな」 -数年後- 咲「またなのお姉ちゃん!」 照「そんな敵意込めた目で見ないの咲」 咲「見るよ!何人目なの!?」 京太郎「そんなこと言ってもしょうがないだろ、ほらほら、落ち着けって」 咲「私がおかしいの!?ぶっ飛ばすぞこの野郎!」クワッ 京太郎「うわっ、怖い」 娘1「ねぇ咲おばちゃん、向こうで遊ぼうよー!」キャッキャッ 娘2「麻雀、麻雀!」キャッキャッ 咲「ちょ、引っ張らないで!きょ、京ちゃんにお姉ちゃん!私がやられても、第二第三の」 娘3「早くしてよおばちゃん!」ワーイ 咲「ちょっと待ってすぐ行くから、あと私はおばちゃんって歳でもないでしょ!」 照「ふふっ、楽しそう」 京太郎「ていうか毎回なんでお前たちはそんなに、ていうか嬉しそうだよな照は」 照「あきらめてたのに、咲に勝てたんだもん」ボソッ 京太郎「ん?」 照「うぅん、次の子は男の子かな?」 京太郎「そうだな、そろそろ欲しいな……でも娘全員がコークスクリューは怖い」 照「息子が京ちゃんみたいのでも嫌だけど」 京太郎「酷いな」 照「ふふっ」 宮永照ED1 -保健室- 京太郎「ベッドに横になります?」 照「んっ、お願いっ……」ハァハァッ 京太郎「はいっ、と」 照「はぁっ、ベッド、ひんやりする……」ハァッ 京太郎「そうですか?」 照「んっ……京ちゃん、ちょっとこっち来て?」 京太郎(やけに京ちゃんって呼ぶなぁ) 京太郎「えっと……」 京太郎「そこで、座って待ってます!」 照「京ちゃ……はぁ」 京太郎(照さん、綺麗になったなぁ……昔からだいぶ大人っぽったけど) 照「京ちゃん、もう平気」 京太郎「あ、そうですか安心しました」 照「戻ろうか、菫にも大丈夫ってメールは送っといたけど」 京太郎「はい」 -麻雀部・部室- 菫「もう平気か?」 照「うん、ごめんね」 京太郎「大会も近いですからね」 京太郎(さて、どうするか……) 菫「須賀君」 京太郎「はい?」 菫「淡のことだが、君とはじめて対局した日からどうにも……強くなっているのは良いんだが対局中におかしな様子が見れるんだ」 京太郎「あぁ~、それに関しては俺も良くわかってないんです」 菫「良くわかってない?」 京太郎「まぁ、同じような高校生は俺の他にも長野の風越、大阪の姫松、岩手の宮守に居るんですけど誰も上手く自分たちを理解できているわけじゃないっぽいんですよね、なんか言葉にできないって言うか……」 京太郎(そう言えば、空腹感がなくなってる) 菫「そうか、まぁ付き合いが悪くなっているとかいうことではないから良いのだけれど」 京太郎「まぁ淡はまだ軽度だとは思いますけど」 菫「どういう意味、かと聞いても無駄?」 京太郎「はは、まぁ」ニガワライ 菫「そうか、白糸台に来てみないか?女装で」 京太郎「ゾッとします」 菫「ふふっ」 -夕方2- 京太郎「さて、どうするか」 菫「そう言えば講師役で呼んでいた方が来るぞ」 京太郎「え、俺がいて大丈夫なんですか?」 菫「大丈夫だと思うが」 ???「お待たせ~☆」 京太郎「は、はやり、さん?」 はやり「あれ、なんで京太郎君がいるのかな~☆」 尭深(こ、このプロ……) 誠子(キツい……) 淡(うぁ、なに……この感じ?)ゾクッ 『はやり登場』 はやり「さてさて、じゃあ私と打ってみようかぁ……」ニコッ 菫「さて、じゃあ誰がやるか」 誠子「淡、行ってみたらどう?」 淡「私かぁ……まぁ高校百年生に後退は無いけど!」 京太郎(傲慢と強欲に目の前でぶつかられるか)ゾクッ 京太郎(ん、不味いか……?) 京太郎(見ておくか、なんか楽しそうだ)ニッ はやり「にゃはは☆」 淡「ッ!」ゾクッ 照「私も見てる」 菫「そうか、じゃあ私と」 尭深「私が入ります」 はやり「それじゃ、始めようか!」ニコニコ 淡(ちょっと、怖いかも……いや、んなわけないでしょ!)ブンブン 菫(どうした、淡……?) -十数分後- 京太郎(なんだ、どうなってんだこれ……) 完全に支配される雀卓を見て、須賀京太郎は戦慄した。 菫(和了できないっ!?) 尭深(ど、どういうこと、なの?) 淡(わ、私はっ……) はやり「あ~あ、これで流局……テンパイだよ」 菫「テンパイ」 尭深「テンパイ」 淡「……ノーテン」 はやり「最初に私が一回和了った以外誰も和了らないねー☆」 京太郎(はやりさん、何考えてこんな打ち方っ、こんな支配の仕方……尭深さんと菫さんが欲しい牌全部握って、どういうつもりで……) はやり(京太郎君、淡ちゃんはね……まだ完全じゃないんだ、だから完成させてあげないといけないんだよ☆) -オーラス- はやり「ん~来ないね☆」タンッ 尭深(こんなのっ)タンッ 菫(麻雀なものかっ!)タンッ 淡「なの……がぅ……」ボソボソ 京太郎「あ、淡?」 淡「この私にっ、こんなことしてっ……許されるとっ!」ゴッ 京太郎「ッ!?」ゾクッ はやり「にゃはは☆」 淡「私が、負けるわけない!」 ・能力『明けの明星』発動  成功:効果不明 淡「ツモ!」ダンッ 菫(和了った!?) 尭深(この状況でっ) 淡「もろもろ合わせて、12000オール!」ダァンッ はやり「にゃはは、オーラスでやられちゃったね☆」 淡「当たり前じゃん!私は高校百年生、大星淡なんだからね!」ビシィッ はやり(ハッピーバースデー傲慢の淡ちゃん☆) 京太郎(なんだ、今のっ)ドクンッ -夜- 菫「今日はありがとうございました」ペコリ はやり「気にしないでね、はやりんはみんなの牌のお姉さんなのだ☆それに君、なんだか二代目の素質ありそうだよ!」 菫「ご遠慮しておきます」 はやり「え~☆」 菫(それは私には無理だ) はやり「さて京太郎君、ちょっと付き合ってよ~☆」 京太郎「え、俺ですか?」 はやり「京太郎君しか居ないじゃん☆」 京太郎「え~っとですね」 京太郎「じゃあ、付き合いますよ」 はやり「やった~、じゃあ京太郎君は貰って行くね~☆」グイッ 京太郎「うおっ」ズリズリ 淡「む~」 照「瑞原はやりはとんでもないものを奪って行きました」 菫「ん?」 照(私の京ちゃんです)ギリッ 京太郎「ところで、付き合うってどうするんですか?」 はやり「この後に晩御飯食べるんだけど~一緒にどう☆」 京太郎「まぁ付き合うって約束でしたし、晩御飯欲しいですからね~」 はやり「じゃあ行こっか☆」 京太郎(やっぱ素なんだ) -居酒屋- 京太郎「ちょっと意外です」 はやり「私だってお洒落なバーとかの方が良いんだけどね~」ムスッ ??「Stay ここです」 京太郎(ルー語?) はやり「あ、いたいた!」 京太郎「え、戒能プロ!?」 良子「ふんふむ、この子がですか?」 はやり「そうだよ☆」 良子「改めまして、戒能良子です」 京太郎「えっと、須賀京太郎です」 はやり「うんうん、自己紹介も終わったし色々頼もうか☆」 良子「はやりさん、どういうつもりで未成年を居酒屋に?」 はやり「本当はバーに行きたかったよ?」 良子「いえ、そちらもどうかと思いますが……まぁ別に高校生なら問題もないでしょうけれど」 京太郎「そう言えば戒能プロは中東の元傭兵でイタコであるとか、ソロモン王の力で役満を和了ったとか言う話あるんですけど本当ですか!?」 良子「そんなOccultありえませんね、噂です」 京太郎「なるほど、異能に関しては信じやすいたちでして」アハハ 良子「……はやりさん?」 はやり「ご察しの通りだよ☆」 良子「なるほど、貴方もですか」 京太郎「え?」 はやり「暴食と色欲だよ!」 良子「なるほど」 京太郎「あ、あぁなるほど……」 はやり「ねぇ、早く頼むの決めようよ?」 良子「なるほど、目覚めた時はわからないと?」ゴクッ 京太郎「まぁ、そうなりますね」 良子「悪霊の類の可能性も否定できませんね」 京太郎「悪霊ですか?そんな―――」 良子「Occult……と言うのであればどうしようもありませんが」 京太郎「すみません、続けてください」 良子「Yes、そもそもはやりさんは目覚めた時のことを教えてくれないので」ジトッ はやり「ん?にゃはっ☆」 良子「君ぐらいしか聞く相手がいないのが現実です、だから次に休日などあったら連絡をくれると助かります……お祓いに行くことも考えて」スッ 京太郎「あ、ご丁寧にどうも、そうですね考えてみます」 良子「んっ」ゴクッ はやり「さて、そろそろ帰ろうか!」 良子「須賀君はどちらに?」 京太郎「泊まる場所ですか?えっと……」 京太郎「誰かに連絡してみます」 良子「泊まる場所決めてないんですか」 はやり「へぇ~☆」ニコニコ 京太郎「……電話に出ないな」 京太郎「……またか」 良子(私の家にでも来させてあげましょうか……) はやり(私の家でも良いけど☆) 照『もしもし?』 京太郎「あ、照さん!あのですね、今夜一晩……」 照『良いよ』 京太郎「え?」 照『来て良いよ』 京太郎「ありがとうございます!じゃあ今から行きますんでメールで住所送ってください!」 照『うん、またあとで』 京太郎「はい!」 良子「大丈夫そうですね」 はやり「家でも良かったんだけどな☆」 京太郎「ありがとうございます二人共、それじゃこれで!」 良子「それでは、Good knight」 はやり「じゃあね~」 京太郎「ラッキーだぜ!そう言えば、何か買って行こうかな?」 京太郎「さて、なに買って行くかな~」 京太郎「よし、照さん甘い物好きだったしな……あれ、今ってどうなんだ?」マァイイカ -宮永家- 京太郎「ん、インターホン押しても中々出てこない……」  ガチャッ 照「京ちゃん、助けて」フラッ 京太郎「照さん!?」ガシッ 照「い、今もう9時過ぎ……」 京太郎「は、はい……」 照「お母さん、今日帰ってこないから……晩御飯、無い……」 京太郎(いや、その理屈はおかしい) -宮永家・キッチン- 京太郎「色々あるじゃないですか」 照「お母さんも好きに使って良いって言ってたけど、料理……できないっ」グテー 京太郎(ポンコツだ、通常の3倍のポンコツだ) 京太郎「待っててください、作りますから」 照「ッ!?」パァッ 京太郎(可愛いな……) 京太郎「そう言えばお土産にプリン買ってきたんですよ」 照「プリン!?」 京太郎「まぁ晩御飯食べたらですけど」 照「」シュン 京太郎(かわいい) 京太郎「さて、やるか」 京太郎「お待たせしました」 照「良い匂い」スンスン 京太郎「俺の体嗅がないでください、汗臭いでしょ」 照(良い匂い……) 京太郎「ボンゴレビアンコ、試してみました」 照「ん、はじめて?」 京太郎「はい」コトッ 照「……女子力高いね」 京太郎「気にしてること言わないでください!」 照「昔から掃除も得意で、今じゃ料理も得意で……裁縫とかも得意でしょ?」 京太郎「まぁ、はい」 照「おまけに世話好き……女子力高めだね」 京太郎「だからぁ~」 照「いただきます……ん、おいしい」モグモグ 京太郎「そりゃ嬉しいです」ニコッ 京太郎「作ったかいがありますよ、おかわりもありますからね?」 照(是非お嫁に欲しい)ボクノオヨメニオイデー 照「ごちそうさま」 京太郎「お粗末様です、食器洗っておくんで……プリン食べても良いですよ」 照「」パァッ 京太郎(子供っていうか、てかまだ甘い物好きなんだなぁ……いや女の人だし普通か)ワシャワシャ タッタッタッ 照「京ちゃんも一口、あーん」 京太郎「ありがとうございます」アーン 照「敬語、良いから」 京太郎「ありがとう、照ちゃん」 照「うん、あーん」 京太郎「あーん」パクッ 京太郎「美味い、さてさっさと片付けないと」 京太郎「風呂上がった~って、もう寝ちゃってんじゃん」 照「んぅ……」zzz 京太郎「よっと」そっ 京太郎「二階だよな……」 照「んむっ……」zzz 京太郎「ふぅ、空いてる、ここ……だな」トサッ 照「ぅ~」ファサッ 京太郎「よし、これで良いか……この部屋」 グチャァッ 京太郎「まぁ良いか、とりあえずどこで寝るかな」ウム 京太郎「……下で寝るか」 -38日目終了- -朝- 京太郎「んっ……」ムクッ 京太郎「どうすっかなぁ」 京太郎「照ちゃんを起こしに行くか、とりあえず朝飯作ってから」 京太郎「入るぞ~」 照「んぅ~」zzz 京太郎「ほら、照ちゃん起きてくれ」ユサユサッ 照「んぁ……あ、京ちゃん、やっぱ私の方が良かったんだぁ」 京太郎「寝ぼけてるのか?」 照「え、あ……なんでもない」キリッ 京太郎「お、おう」 照「おはよう」スクッ 京太郎「おう、それよりもさ……掃除した方が良いんじゃないか?」 照「……」カァァッ 照「出てって」ギュルルルルッ 京太郎「ちょっと待て、連続和了してないだろ」ビュオォォォ 照「今すぐ、出てって」 京太郎「お、おうとりあえず朝飯作ってあるからな?」 照「え」パァァッ 京太郎(おさまった、この間に下に降りてるか) 照「んっ、おいしい」 京太郎「良かった良かった」 照(ほんと、お嫁に来てくれればいいのに) 照「京ちゃん、今日帰るんでしょ?」 京太郎「まぁ、早めに帰らないとな、前ほど長野まで遠くないけど」 照「それまではこっちにいるの?」 京太郎「まぁ、昼ぐらいには出るけど」 照「そっか、私は部活だから」 京太郎「なるほどなるほど」モグモグ 照「……デザートは」 京太郎「昨日のプリンもう一個残ってる」 照「」パァァッ 京太郎「さて、そろそろ出るから」 照「うん、気を付けてね」 京太郎「了解」 照「また来てね、全国で会うかもしれないけど」 京太郎「はは、じゃあ」バッ 照「ふふっ、咲には渡さないから」 -昼- 京太郎「さて、どうすっかな」 -自宅・自室- 京太郎「やっぱ東京長野間ってそんな疲れないな」ウン 京太郎「どっか行くかな、もう夕方だけど」 京太郎「どうも、染谷さん」 まこ「おういらっしゃい、今日はどうするんじゃ?」 京太郎「そうですね……」 京太郎「今日も麻雀で!」 まこ「ほいほい、こちらへどうぞー」 京太郎「どうも、飲み物はコーヒーで」 まこ「はい」 京太郎「久しぶり」 数絵「須賀君、久しぶり」 京太郎「ああ、久しぶりです」 数絵「敬語じゃなくて良い、同じ一年だしね」 京太郎「ん、じゃあそうだな」 数絵「出会ってから結構経ってるんだけどな」 京太郎「そうですねぇ」 久「まこー借りるわよ」 まこ「好きにしんしゃい」 久「お邪魔するわよ」 京太郎「あ、竹井さんでしたっけ?」 久「あら、忘れそうだったの?」クスッ 京太郎「いえ、そんなつもりじゃっ」 数絵(遊ばれてるぞ) ??「さっさとはじめましょうよ」 久「え?」 数絵「え?」 モモ「面子はそろってるでしょう?」ピキッ 京太郎「じゃ、じゃあ始めようか!」 京太郎(最初から居たのに気付かれなかったから怒ってんのか?) 京太郎(さて、どうなることやらって感じだな) モモ(京さんに色目使うなんて!)ガルルッ 久(さて、今の私ならどこまでいけるかな……) 数絵(須賀君のリアルでの戦い方、か)キリッ 京太郎(さて、酷いなぁ) モモ(ん~これで京さんに勝てますかね~) 久(さて、今回は全力で行くわよ) 数絵(相手三人の戦力が、まったくわからない……) 京太郎(理想の牌譜を描き、それを実現させる!)ゴッ ・能力『アートリック』発動  成功判定無し:ヒット  前の和了判定が最上位になる 久(あら、何が目的かわからないけど) ・能力『アウトロー・タウン』をチェーン発動 京太郎(喰らいますよ、竹井さん!)ギンッ 久(ん、なにか違和感が) モモ(京さん、あれっすか!?) 数絵(肌がピリピリとっ) 京太郎(喰らうぞ!) ・能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル グァッ 久(え、なに……巨大な、顎?) 京太郎「」ニッ モモ(今のうちに!) ・能力『ステルスモモ』発動 京太郎(……ッア!くそっ喰いかけの時に)ギンッ ・能力『心鎮壷のレプリカ(喰)』発動  成功判定無し  相手のオカルト能力を無効にする モモ(なっ、私がステルスできてない!?) 京太郎(こっからは好きにやらせてもらうぞ!)ギンッ ・効果処理終了 ブチリッ 久(なっ、なに、今のっ……!?) 京太郎(ごちそうさまっと!) ・能力『魔物喰い』発動  成功:相手のオカルト能力を無効にし次のコンマ下二桁を01にする 京太郎(そして、これで俺の牌譜も完璧だっ!) ・能力『アートリック』発動 数絵(この争いにまともに参加できていないっ) 京太郎「ツモ、3000・6000だ!」ダンッ 数絵(さすが、だけどここからは!) 久(私の悪待ちがっ) モモ(どういうことっすかねぇ) 京太郎(腕に、違和感?) 京太郎(これなら、どうにかなるか?)ギュルッ モモ(やっぱ京さんは強いっすね) 久(やっぱり魔物ってわけ) 数絵(ここからは!) ・P能力『南鋼不落』発動  和了判定の合計値が100を超えた場合、最上位になる  和了判定が最上位の場合、点数が+30する 京太郎(美穂子さん、借りますよ!)スッ ・能力『青眼の預言者』発動  成功判定:須賀京太郎のオカルトステータス100  成功:ヒット 京太郎(行きましょう!)キュィーン ・能力『青眼の預言者』成功  その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+10 久(なっ、あの目は!?) モモ(カッコいいっす)ハゥァッ 数絵(な、なに!?) 京太郎(なんだこれっ)ギュルルルルルッ 数絵「ツモ、12000オール!」ダンッ 久(何も、できなかった!) モモ(どうしたんでしょう、京さん?) 京太郎(お、おさまった?) トップ 数絵   60+88=148 二着 京太郎 65+68=133 三着 モモ   00+24=24 ラス  久     01+22=22 京太郎「うあ~負けた~」 モモ「ま、マジっすか!?京さんが負けてるとこはじめてみました!」 数絵「ははっ、私の勝ちだね須賀君」グッ 京太郎「これでも強いって思ってたんですけど~」 久(なにが違ったのかしら?) 京太郎「はぁ、まだまだだなぁ~」 モモ「そんなことないっすよ京さん、この人が異常なだけっす!」 数絵「喜んでも、良いのか?」 京太郎「ん、一年三人だな」 数絵「一年?」 モモ「どうしたっすか?」タユン 数絵「へぇ~」 モモ「なんっすか!?」 久「さて、私はこれで帰ろうかしら」 京太郎「あ、お疲れさまです、ありがとうございました!」 モモ「ありがとうございましたっす!」 数絵「ありがとうございました」 久「はい」 京太郎「竹井さ~ん」タッタッタッ 久「あら、須賀君……どうしたの?」 京太郎「いえ、少しお話でもと」ニコッ 久「あら、ナンパ?」 京太郎「ちょ、違いますよ!ちょっと、咲のことが気になって」 テクテクテク 久「咲が?」 京太郎「はい、幼馴染なんですけど清澄でしっかりできてるのかって……」 久「友達は和や優希がいるし、安心して良いんじゃないかしら?」 京太郎「あいつ、自分から麻雀部に行ったんですか?」 久「ええ、自分から来たわよ」 京太郎「そうですか」 久「私は今年が最後だから、なんとしてもインターハイに出たい。その一心で頑張ってるのだけれどどうにも雑用が大変でね~」 京太郎「あぁ~なるほど」 久「龍門渕、正々堂々勝たせてもらうわよ」 京太郎「ははは、寝言は寝て言ってください」 久「あら、言うわね?」クスッ 京太郎「まぁ、みんなを信頼してますから」ハハッ -夜- -自宅・自室- 京太郎「よし、明日は月曜だ!」 京太郎「掃除するぞぉ!」グッ 京太郎「……コークスクリューあれば便利なんだけどなぁ、あれ今日俺が使えたのって……」ン? 京太郎「黒歴史ノート第二部が出てくるなんてっ、ぐぁぁぁぁっ!なにが真の姿と真名だぁぁぁっ!」バタバタッ 京太郎「ん、メールが来てるぞ!」 京太郎「ん~?」 京太郎「んぁ、照ちゃ、照さんからだ」 差出人:照 本文『次はいつ来る?お母さんが久しぶりに顔見たいって』 京太郎「覚えてたのかお母さん」 本文『ありがとうございますって伝えといてくれ、あと次行くのはいつになるかわからない』 差出人:照 本文『まぁどちらにしろ個人戦勝ち抜いて来てもらうけど』 京太郎「んな無茶な、まぁそれだめに岩手で新しい能力手に入れるっていうのも……」 本文『俺自身はできるだけ努力するつもりだ』 差出人:照 本文『うん、待ってる おやすみ』 京太郎「おやすみっと……は、照さんも携帯使えるようになってる!?」アラマビックリ -(東京)宮永家・照部屋- 照「咲の方が京ちゃんに近いけど、負けない」ギュッ 照「今度こそ、勝つ」 -自宅・自室- 京太郎「よし、明日の学校も頑張ろうな!」 カピー「カピ」ナニヲ? 京太郎「遊んでほしいか?」 カピー「カピッ」ハッサイトキュウサイトジュッサイノトキト、ジュウイッサイノトキモボクはマッテイタ!! 京太郎「なにを?」 カピー「カピッ」アソンデクレルノヲダロウガァ! 京太郎「このメスカピバラが……」 京太郎「なぁ、モフモフしようやぁ」ニヤッ カピー「カピ!」ヤ、ヤメテッ… 京太郎「そんなこと言わずに!」モフモフモフッ カピー「か、かぴー!」クヤシイ、デモ! このあと滅茶苦茶モフモフした -39日目終了- -40日目・朝- 京太郎「……さて、学校か」 テクテクテク 京太郎「今日はどうするかなぁ~」 京太郎「ころたんイェー!」 衣「今日はその手には乗らっ」ガシッ 京太郎「イェー!」 衣「ワーイ!じゃない!下ろせ京太郎、怒るぞ!?」 京太郎「すまん」シュン 衣「……たまになら、良い」 京太郎「イェー!」ガシッ 衣「バカ!衣はお姉さんなんだぞ、京太郎!」 ダッダッダッ -授業- 京太郎「ホーリーライトニング!」 歩「ブックス!」ジカンワリ 京太郎「君に出会えて良かった」パシッ 京太郎「俺は人間ミシンだ!」シュババババッ オメェニンゲンジャネェ! 歩「できた、ネクタイ!」 女子A「なんで出来たネクタイを須賀に合わせてるの?」 歩「うぇっ!?」 -昼- 京太郎「さて、昼はどこで誰と……」 衣「衣はこれが欲しい!」 京太郎「ほい」アーン 衣「あむっ、うんおいしい!」 一「あ、じゃあボクはこれもらうね」ヒョイッ 京太郎「あぁ、最後のベーコン巻!」 透華「うぅ」モジモジ 京太郎「お、お前も欲しいか、なら俺特性の卵焼きをやろう」 透華「し、仕方ないですわね!」パァァッ 京太郎「ほれ」アーン 透華「あむっ、うんおいしいですわ!う、うちで暮らしても良くってよ!」 京太郎「執事ってのも道の一つだよなぁ~」 -放課後- 京太郎「今日はどうするかな~」 -部室- ガチャッ 京太郎「よぉ!」 透華「さて、いつも通りメンバーが揃いましたわね!」 京太郎「お、なんか部活っぽい」 一「京太郎が来ないからでしょ?」 京太郎「すまん」 智紀「京太郎がみんなのために頑張ってくれてるって知ってるからね」 京太郎「俺の味方は智紀だけだ」 衣「」ムッ 京太郎「智紀、修行だ!」 智紀「そういうの、良い」 京太郎「情報だけじゃ勝てないぞ!」グッ 智紀「……わかった」 京太郎「よし、じゃあ!」 京太郎「ネトマタイムだな!」 智紀「いつもやってるけど……?」 京太郎「まぁまぁ」 智紀「わかったよ」スッ 京太郎「よし、俺は後ろから見てるからな」スッ 智紀(ち、近い!?)カァァッ 京太郎「智紀はデジタルだけど完全ってわけじゃないんだよな?」 智紀「う、うん、感覚で打つことも……たまに」 京太郎(じゃあ、オカルトの才能がまったく無いわけじゃない……か?) 智紀(し、真剣な表情の京太郎、ちょっとカッコいい、かもっ……) -放課後2- 京太郎「さて、次は……」 京太郎「特訓だ歩!」 歩「特訓って、私別にレギュラーじゃ」 京太郎「大事な補欠だろ!」 歩「……で、なにするの?」ハァ 京太郎「ネトマするかネトマをさ」 歩「そんなん家でも……いいや、強い奴の言うことは聞いとこ」 京太郎「俺にだけあたり強いなぁ」 歩「京太郎だからね」ニコッ 京太郎「はぁ、まぁとりあえずネトマだな……」 歩「ん」 京太郎「なんでそこでそれなんだよ?」 歩「あれ?」 京太郎「二面持ちとかを考えてだなぁ」 -夜- -自宅・自室- 京太郎「よし、明日は火曜日だな!」 京太郎「掃除だな、掃除をしなきゃだめだ!」グッ 京太郎「黒歴史になんか絶対に負けない!」キリッ 京太郎「黒歴史には勝てなかったよ……」 京太郎「ん、メールが来てるな」 京太郎「ん~?」 京太郎「お、戒能さんからだ」 差出人:戒能良子 本文『須賀君が色々な場所に麻雀修行に行っていると聞いたので少し手助けをできそうです』 京太郎「ん、どういうことだ?」 本文『手助けですか?』 差出人:戒能良子 本文『鹿児島、私の従姉妹がそちらにいるのですが、少し手合わせをしてみませんか? 私自身も須賀君の能力を目の前で見てみたいというのもあるんですが』 京太郎「なるほど」 本文『考えさせてください』 差出人:戒能良子 本文『わかりました、では次の連休にでも連絡をいただければ おやすみなさい』 京太郎「おやすみなさいっと」ポチポチ -戒能良子家- 良子「ふむ、気になりますね……神と罪が出会った時が」 良子「少し痛いですか」 -自宅・自室- 京太郎「よし、寝るかな~」 カピー「カピッ!」ヘケッ! 京太郎「ん、どうするか……」 京太郎「よし、寝るかな」 カピー「カピッ」ソンナッ 京太郎「おやすみ~」パチンッ -40日目終了-

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