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京太郎「俺たちの絆パワーでお前を倒す!」7」(2015/08/17 (月) 23:38:45) の最新版変更点

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走り去っていくトラック モモ「あっ……わ、私っ……」 京太郎「痛っ……」 モモを上にして道路に寝転がっている京太郎が上体を起こす。 人気のない道路で二人で座りあう。 京太郎「ふざけんなっ!」ガッ モモ「ひぅッ!」ビクッ 京太郎「お前、危ねぇだろ!トラックの運転手から見たらたぶん俺が飛びだそうとしてるのしか見えてなかったぞ!」 モモ「あ、あのっ……」 京太郎「あのトラックのスピードがあんなもんだったから良かったけどなぁ、俺が間に合わなかったらお前、死んでたぞ!」 モモ「うっ、あの……わ、私っ……うぅ」ポロポロッ 京太郎「なんで、止まらなかったっ」 モモ「わ、私は麻雀ぐらいしか取り柄がなくて……だから京さんに良い所見せたくて……なのにっ」グスッ 京太郎「別に、あんなの偶然だろ……ていうかモモの良い所なんて俺が山ほど知ってるってんだよ……」 モモ「た、例えば?」グズッ 京太郎「可愛いし、性格良いし、人を気遣えるし……おもち大きいし」 モモ「きょ、京さんのえっち……」グスッ 京太郎「あのなぁ……痛っ」ツゥー モモ「あ、頭から血がっ!これで押さえてください!」ハンカチ 京太郎「おう、ありがとうな……出血してるっても、そんなにデカい怪我じゃないだろ」 モモ「うん……」ウツムキ 京太郎「はぁ、安心しろ……な?」 モモ「京さん、こんな時ぐらいしか私はこんなこと言えないヘタレっすけど……私、京さんのこと好きっす」 京太郎「ん、あぁ俺もお前のこと好きだし……」 モモ「そういうことじゃないっす!私が言ってる好きっていうのはっ」 京太郎「……あぁ、なるほど」 京太郎(ハハッ、モテキって奴かなぁ……) モモ「返事は……」 京太郎「……」 京太郎(俺はモモのこと、好きかって聞かれるとわからない……ならどう答えれば……) モモ「えへへ、返事は良いっすよ」 京太郎「ん?」 モモ「だって、きっと京さんモテますから……本当に私のこと好きならすぐに返事くれるでしょうし」 モモ(両想いは勘違いだったってことっすかねー) モモ「ありがとうございました、今日は……大丈夫っすか?」 立ち上がる二人 京太郎「おう、心配してくれてありがとうな」ニコッ モモ「すみません、突然」 京太郎「いや、大丈夫だよ本当にさ……」 モモ「じゃあ、家まで送らせてくださいっす、私はステルス全開で帰れば襲われることもないでしょうし!」グッ 京太郎「ん……おう、悪いな」 モモ(京さんの隣を歩けるだけで幸せっすからね、今は……) -夜- -自宅・自室- 京太郎「よし、明日から旅行だな!楽しみだ!」 京太郎「今日こそネトマだ!」 一人目 とよねー 二人目 シロ 三人目 グラマス 京太郎「シロにグラマスにとよねーか……これはすごい」 とよねー:よろしくねー シロ:ん、まだなんだ グラマス:現実じゃ絶対やりたくないね、このメンバーで キョータロ:さ、やりましょうか! 京太郎「さて、やるか」ゴッ トップ グラマス 二着 京太郎 三着 トヨネー ラス  シロ 京太郎:さすがグラマス グラマス:うん、でもリアルで麻雀したら正直このメンバーわかんないよね シロ:グラマスには勝てないと思うけど グラマス:あはは、買いかぶりすぎだよ とよねー:みんな強いよー、でもリアルの方がシロは強いよー 京太郎「知り合いだったんだ、とよねーとシロ」 京太郎「ん、ウィスだ」 京太郎「……シロからか」 シロ:どう、岩手に来る機会はありそう? キョータロ:明日から シロ:そっか、楽しみにしてる キョータロ:待ち合わせとかします? シロ:いい、近づいて来れば十分わかるはず キョータロ:了解、またな シロ:また 京太郎「また明日か、明後日かだな……」フゥ 京太郎「……グラマスからも?」 グラマス:前より強くなってるのはわかる、たぶん個人で全国に来る分には楽勝だろうね キョータロ:慢心はしてませんよ、つい最近ボコボコにされたばっかですし グラマス:君をボコボコにするなんて相当おかしいのが長野にはいるんだね 京太郎「……あんたもな」 キョータロ:ええ、とりあえず長野は魔境ですよ グラマス:東京に来たらよろしくね 京太郎「……ログアウトしたか」フゥ 京太郎「うん、岩手で強くなるぞー!」ワクワク カピー「カピ」キョウハ ヤスマセテヤルカ 京太郎「おやすみー」パチン -23日目終了- -長野駅- 京太郎「おはよう、咏さん」 咏「ん待ってたよ京ちゃん!」ニコッ 京太郎「さて、行きましょうか!」 咏「ん、そうだね!」 -遠野市- 京太郎「旅館はこのへんなんですか?」 咏「うん、そうだよ」 京太郎(まさか宮守の近くとは……) 咏「さて、先に旅館行こうか」 京太郎「了解です」 咏「あのさ、手……繋いでいい?」 京太郎「はい」ギュッ 咏「へへっ」ニコッ 京太郎(兄妹にしか見えないだろ) -旅館- 京太郎「よっと」 咏「結構速く出たから、まだ昼過ぎだね、知らんけど」 京太郎「昼過ぎですよ」 咏「京ちゃん、少し用事があるから少し出るね」 京太郎「あ、はい……じゃあ俺はなんか食べに行ってきたりします」 咏「うん、遅くなる前に帰るように!これでも保護者っつー立場だからね、わからんけど」 京太郎「じゃあ、俺はお先に出かけてきます」 -駅- 電車から降りる京太郎。 京太郎「……うお、長野に負けず劣らず田舎だなぁ」ビックリ 京太郎(切符を切ってもらったし) 京太郎「ふう、歩くか……宮守高校ね」  テクテクテク 京太郎「さて、でもお腹も減ったんだよなぁ」ハァ 京太郎「ここらへんまったくわからな―――」ゾクッ 顔を上げる京太郎。 京太郎「……」 ??「……見つけた」 京太郎(目の前に二人、だけどわかる) 京太郎「おう……俺は須賀京太郎だ、シロ」 ??「そっか、よろしく“暴食”……キョータロ」フラッ 京太郎「おっと!」トサッ ??「わわっ、シロが男の人に寄りかかったよー!?」 ??「私は“怠惰”……小瀬川白望」 -ファミレス- 京太郎「んぐっ、すみません、案内してもらっちゃって!」ガツガツッ 白望「別に良い、むしろ遠くに行く方がダルい」 豊音(シロがさっそく隣に座るなんて、信頼してるんだなー) 豊音「あ、私は姉帯豊音だよーネトマでとよねーってネームでやってるんだー、キョータロさんでしょ?」 京太郎「むぐっ……はい!まさかとよねーだったとは、って感じですよ、京太郎で良いですよ」 豊音「うん、京ちゃん!」 京太郎「……よ、よろしくお願いします」 京太郎(まさかさっそくあだ名とは、この人に警戒というものはないのか?) 白望「あと、私には敬語じゃなくて良いから……ダルいから」 京太郎「まったく、『怠惰』にふさわしいな」ガツガツ 白望「そっちも『暴食』に恥じない喰べっぷり」 京太郎「お腹空いてるんですよ、今日はまだなにも食べてませんし!」ガツガツッ 京太郎「ふぅ、ごちそうさまでした!」パンッ 店員「デラックスストロベリーパフェとチョコパフェでございます」ゴトン 京太郎(でかっ、てかなにかとファミレスってパフェにデラックス付けたがるよなぁ) 白望「私がストロベリー」 豊音「そんなに食べきれないよー私はチョコー」 京太郎(デカさで言うと姉帯さんの方が食べそうなんだけどなぁ……いや、シロの方は全部おもちに行ってるのか)ジー 白望「……見すぎだから」 京太郎「あ、悪い……」カァッ 白望「色欲も兼ねてるんじゃない?」 京太郎「ねぇよ」フイッ 白望「フフッ、じゃあ代わりに……食べさせて」 京太郎「……なんで俺が」 白望「ねぇ豊音、今京太郎が」 京太郎「あぁはいはい、お任せくださいお姫様!」ヒョイッ 白望「ん、手使うのダルい」 豊音(わぁー男の人にお姫様って呼んでもらってるー私も呼ばれてみたいなー) 京太郎「はい、あーん」 白望「あーむ」パクッ ??「な、なにやってんのシロ……」フルフル ??「あ、あのシロに、か、彼氏……」アゼン ??「―――ッ!?」カキカキカキ バッ 京太郎(シロと俺の絵の間に、ハート?) 京太郎「まぁ、シロみたいに可愛い娘相手だったら別に悪くないな」 白望「……ほんとは色欲でしょ?」ボソッ 京太郎「そんなことないさ」 白望「……」フイッ 京太郎「えっと、はじめまして須賀京太郎って言います……シロとはその、知り合いみたいな感じでして」アハハッ ?「まぁシロの知り合いっていうか、そんなこと許すぐらいだから信用はできるけど……私は臼沢塞」 ??「私は鹿倉胡桃だよ、こっちはエイスリン・ウィッシュアート」 ?????「ヨ、ヨロシク!」 京太郎「おぉ、岩手ってレベル高い」 豊音「なんの?」 京太郎「いえ、なんでもないです」アハハ -ファミレス- 塞「誰かと会う約束してたなら言ってくれれば良かったのに」 白望「まぁ、昨日の夜突然だったから、ダルいことに」 京太郎「ダルいことにってなんですか」 白望「丁度部活も休みだったから」 京太郎「あ、全員麻雀部?」 胡桃「そうだよ、それに全員三年生!」 京太郎(いや、衣じゃあるまいし……ていうかこのままだと衣もずっとああなままか?逆に一人デカいし)ムムッ 豊音「今年で最後だからねー県大会も勝つよー」 京太郎「ははは、じゃあ後何日いるかわからないけどお邪魔はできませんね」 白望「別に気使わなくても良いよ、ダルいし……」 エイスリン「!」シュバババッ バッ! 豊音「エイスリンさんが一緒に麻雀しようってー……あってる?」 エイスリン「ウン!」 京太郎「それは嬉しいんですけど、良いんですかね?」 塞「良い練習になりそうだしね、シロの知り合いってことは……能力持ちでしょ?」 京太郎「まぁそうですね」 豊音「じゃあ、一緒に麻雀しようよー」 京太郎「じゃあ、是非一緒に参加させてください!」 豊音「わー男の人とやるなんて初めてだよー」 塞「まぁ、男子のレベルってどんなもんか知らないし気になるね」 胡桃「能力無しでどこまで食らいつけるかな」 エイスリン「!」カキカキカキ バッ!(エイスリンの背後にWINの絵) 白望(まぁ、暴食の能力がどんなのかわからないから危険な気もするんだけどね……) -駅前- 京太郎「いやぁ、今日はありがとうございました」 塞「うん、京太郎君、また明日ね」 胡桃「電話してね、駅まで迎えに来るから!」 豊音「私も行くよー」 エイスリン「!」カキカキカキ バッ(駅の前に立ってるエイスリンの絵) 京太郎「はい、ありがとうございます」 白望「……また明日、ダルいから行かないかもしれないけど」 京太郎「おう、まぁみんなに頼るよ」 白望「ん」 京太郎「ではまた明日!」 -旅館- 咏「おかえり京ちゃん」 京太郎「ただいまっす」 咏「明日予定ある?わっかんねーけど」 京太郎「あ~岩手の知り合いと予定入れちゃって……」アハハ 咏「そっか、まぁそれはそれで構わないんだけどさ、知らんけど」 京太郎「あはは、晩御飯は部屋に?」 咏「運んできてくれるよ、もうちょっと時間あるし温泉入りに行こうよ」 京太郎「……混浴ですか?」 咏「選んだからねー」 ・恋愛力90以上のためミニイベント 京太郎「他の男の目に咏さんの肌が触れるのは嬉しくないですね」 咏「ば、馬鹿じゃねーの京ちゃん!」カァァッ 京太郎「まぁ行きますか」 -温泉- 京太郎「ふぅ、落ち着きますねぇ」 咏「う、うん……」 京太郎(緊張してるなら混浴なんてやめれば良いのに……まぁ俺も緊張してっけど) 咏「あ、あのさ……京ちゃんってやっぱ大きい方が好きなの?」 京太郎(おもちのことだよなぁ) 京太郎「まぁ、無いよりはある方が良いですよ、男ですから」キリッ 咏「全然カッコよくない」 京太郎「いやぁ、でもですね……咏さんは今が一番綺麗ですって」 咏「っ……と、突然はずりーんじゃないかな?」カァァッ 京太郎「ははっ」 京太郎「ふぅ、気持ちいいですね……」 咏「うんそうだねー、あとで気持ち良くしてねー」 京太郎「……マッサージなら引き受けます」 咏「顔真っ赤だねー」 京太郎「それを言えば咏さんだってじゃないですか」 咏「ま、まぁね……っていうか京ちゃん頭から血が垂れてる!」 京太郎「ん?あ、ちょっとだけど垂れてますね」 京太郎(昨日の怪我が開いたか……) 京太郎「とりあえず、そろそろ出ますか」 咏「呑気だね……知らんけど」 京太郎「ふぅ、ではこれで」ザバン 咏「ひゃっ!い、いきなり出るな!」 京太郎「あっ!すみません!」 -旅館・部屋- 京太郎「ふぅ、沢山食べましたねー」 咏「そうだねー」 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「ネトマするか」ノートパソコン 一人目 かなちゃん 二人目 のどっち 三人目 はやりん 京太郎「どうすっかぁ」 かなちゃん:よろしくだし のどっち:よろしくお願いします はやりん:さて、やろっか☆ キョータロ:よろしくお願いします 京太郎「さて、いくぜ」ゴッ トップ 京太郎 二着   はやりん 三着   かなちゃん ラス   のどっち 京太郎:今回は俺だけ手牌が普通でしたね かなちゃん:まぁネトマじゃ能力なしでいかに戦えるかだし! のどっち:そんなオカルトありえません はやりん:あはは、覚醒したのが二人もいたらそりゃ強いよ のどっち:そんなオカルトありえません 京太郎「はやりんってのも何者だよ」 京太郎「ん、ウィスか」 京太郎「はやりんからか」 はやりん:はーい、みんなのはやりんだよ☆ キョータロ:いや、なんでウィスなんですか はやりん:まぁ覚醒してて一番強く感じるのって君だし キョータロ:あんたもか はやりん:まぁね、遠いから会えないけどそのうち会えるだろうから、またね☆ 京太郎「……はぁ、なんなんだ一体」 京太郎「お、メールだ」 京太郎「お、一からだ」 差出人:一 本文『今日そっちに行ったら、旅行って言われたんだけどほんと?』 京太郎「おぉ、そりゃ悪いことしたな」 本文『旅行で今岩手に来てる、言った方が良かったか?』 差出人:一 本文『言わなくてどうするのさ、まったく心配かけて なにもないなら良い、おやすみ』 京太郎「心配してたのか」 本文『心配かけて悪い、今度はちゃんと言ってから行くよ、おやすみ』 京太郎「次は、ハギヨシさんから、珍しい!」 差出人:ハギヨシ 本文『あまり透華お嬢様や衣様をいじめないであげてくださいね』 京太郎「ん?」 本文『いじめた憶えはないんですが?』 差出人:ハギヨシ 本文『黙って旅行に行ってしまったということが問題なんです 執事として他人の気持ちは汲んであげるべきですよ』 京太郎「そっかぁ……まぁ執事じゃないんだけど」 本文『はい、今度から気を付けます』 差出人:ハギヨシ 本文『私も友人が黙ってどこかに行ってしまうのは寂しいのですよ』 京太郎「ははっ」 本文『ごめんなさい』 差出人:ハギヨシ 本文『今度から気を付けてくださいね、それではおやすみなさい』 京太郎「うん」 本文『おやすみなさい』 京太郎「最後は絹恵さんだな」 差出人:絹恵 本文『久しぶりやね、こっち来る機会ありそう?』 京太郎「うーん」 本文『しばらくはなさそうです』 差出人:絹恵 本文『そっか、でも来るときは連絡してな!必ず行くから!』 京太郎「ん、愛宕家にも顔だしたいしな」 本文『俺も絹恵さんたちに会いに必ずそっちに行きます』 差出人:絹恵 本文『ほな、お休みな!』 京太郎「おやすみなさいっと」 -龍門渕家・一部屋- 一「まったく、みんなに心配かけて」ハァッ -龍門渕家・ハギヨシ部屋- ハギヨシ「まったく、ご心配をおかけして……」フッ ハギヨシ「まったく、妙な友達ができてしまったものです」フフッ -愛宕家・絹恵部屋- 絹恵「まったくもー京太郎君ったら私に会いたいなんてー」キャー  ウッサイワキヌ! ナンジヤオモートンネン! -旅館・部屋- 京太郎「さて、寝ますか!」 咏「おっけー、わからんけど」 京太郎(やっぱ、布団隣接してるんですね)ムラッ 京太郎「よしっ」パチンッ 咏「よっと」ドサッ 京太郎「じゃ、おやすみなさい」 咏「おやすみー」 -24日目終了- -25 日目- 京太郎「ん、ふぁ~ちょっと失礼しますね」ソッ 咏「んっ……」 京太郎(腕枕、慣れたな……) 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「さて、外行くか!」 私服に着替えて出ていく。 京太郎「さて、どうすっか」 京太郎「さて、コンビニについたわけだけど……あんま変わんないな」 ??「おや」 京太郎「ん?」 ??「いや、なんでもないよ、すまないね」テクテクテク 京太郎「……なんだったんだ、あのお婆さん」 -旅館・部屋- 咏「京ちゃんは出かけるんだっけ?知らんけど」 京太郎「はい、すみません……」 咏「気にすることないって、どうせ大したことないから……わからんけど」 京太郎「そうですか?じゃあ、行ってきます!」 咏「うん、私も出かけっから居なくても気にしないでねー」 -駅前- 京太郎「よっと……さて、とりあえずみんなに連絡入れたけど全員来てるってことないだろうし……」 塞「京太郎君!」 京太郎「塞さん、ありがとうございます」ペコ 塞「道がわかんないだろうしね、みんなは先に部室に行ってると思うよ」 京太郎「そうですか、いやぁみんなとやるの楽しみです!」 塞「私たちも楽しみだよ」 京太郎(よし!良いとこみせないとな!)グッ -宮守高校・部室- 塞「京太郎君連れて来たよー」 京太郎「どうも、おはようございます」 胡桃「おはよう!」 豊音「おはよー」 エイスリン「オハヨウ!」 白望「……あ、京太郎、おはよ」ダラー 京太郎「……いつもこんなんですか?」 塞「まぁ、こんな感じ」 京太郎「さて、やりましょうか!」 京太郎「さて、打ちましょうか」ゴッ シロ「……どのメンバーでやろっか」 豊音「そう言うと思ってエイスリンさんと一緒にくじをつくったよー」 エイスリン「!」シュバババッ バッ(豊音と一緒に両手を上げてる絵) 胡桃「みんなやりたいから、引こう!」 塞「よーし!」 塞「えー、くじ作った二人かー」 豊音「やったー」 エイスリン「ウン!」 胡桃「さぁて、倒すよ!」 京太郎「よし、行くぜ!」 白望「お手並み……拝見」ボケー 京太郎(よし、勝つ!) 豊音(シロと同じ類なんて楽しみだよー)ニコッ 胡桃(自力で勝たなきゃ) エイスリン(牌を、読む!) 京太郎(手牌最悪だな、まぁ……こっから持ち直す!) 豊音(んー普通だなぁ、これで京ちゃんに勝てるかなー?) 胡桃(これじゃ豊音にも勝てないかも) エイスリン(よし!) 京太郎(美穂子さん、借ります!)スッ 豊音(片目を、閉じてる?) 胡桃(対局中にどうしたんだろ……) 京太郎(ここからは俺のステージだ!)カッ エイスリン(片目がブルーにっ!?) 白望(あれが暴食、ではなさそう……じゃあ能力の一部?) 京太郎(見えた!) ・能力『青眼の預言者』発動 ・須賀京太郎のオカルトステータスが反映  99ー100=-1  判定成功! 京太郎(見えるぞ!) 成功:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+20 豊音(キョータロさんと現実でやるとやっぱ全然違うよー) エイスリン(よし、理想の牌譜を……描こう!) 豊音(エイスリンさんも動くみたいだけどーその前に私!)カッ ・能力『六曜(先勝)』を発動 京太郎(来たっ!)グゥ 豊音(京ちゃん、なんだか雰囲気がシロっぽく―――ッ!?)ゾクッ 胡桃(どうしたんだろ?) エイスリン(なに?) 京太郎(豊音さん、いただきます!)ニッ ・能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 豊音(なにか来る!?) ブチリッ 豊音(え、使えない?ちょーこわいよー)ウルッ 京太郎「」ニィッ ・能力『魔物喰い』発動:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を01にする。 エイスリン(よし!) ・能力『トリック・ウィッチ』発動:自分の和了判定を最上位にする 胡桃(能力、私も欲しいな……) 京太郎(エイスリンさんに発動された?こっちを喰うべきだったか?いや、こっちで良いか!) 豊音(うぅ、京ちゃん強いよー)ウルウル 京太郎(うわ、すごい罪悪感) エイスリン「ツモ、2000オール」ジャラッ 京太郎「やられた」 豊音「このエイスリンさん凄いよーさすがお絵かきのお姉さん」 胡桃「これ、なにごと?」 白望(あれが暴食?) 京太郎(今度こそちゃんと和了らないとな!) 豊音(わ、私の先勝はだめだから、どれ使おう……) 胡桃(なんとかしないと)アセッ エイスリン(もう一回!) 京太郎(これ、やばい……俺死なないよな?) 豊音(手牌が良いよーこれならいけるかもー) 胡桃(うわぁ) エイスリン(なに、これっ)ウルッ 豊音(どうしよー、今回はやめといたほうがいいかな?) 胡桃(これもう、諦めたい) エイスリン(どうしよう……) 白望(暴食、万能ではなさそうだ) 京太郎(さぁ、行くぞ衣!) ・能力『月海支配(喰)』発動 ・須賀京太郎のオカルトステータスが反映  99ー100=-1  判定成功! 京太郎(ここは俺のステージだ!) 成功:その自分以外の全員の点決めコンマ下二桁を20下げる。 豊音(あれ、牌が来ない……) エイスリン(理想の牌譜を描く!) ・能力『トリック・ウィッチ』発動:自分の和了判定を最上位にする 京太郎(来た!今度はエイスリンさんか!)グゥ 豊音(京ちゃん、まただ!)ゾクッ 胡桃(なに?) エイスリン(私が、狙われてる!?)ゾクッ 京太郎(喰らう!)ニッ ・能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル エイスリン(やられる!?) エイスリン(あれ、なにこれ……え?あれは……) エイスリン「ヒッ!?」 塞胡「?」 白望(なにこれ!?)  ガッ エイスリン「ッ!?」ビクッ  グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ 京太郎「」ニィッ ・能力『魔物喰い』クリティカルヒット:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を00する。 豊音(きょ、京ちゃんちょーこわいよー)グスッ 胡桃(え、なに?なんなの?) エイスリン「~~~ッッ!!?」ビクンッ エイスリン「ッ……ッ!」ガクッ 豊音「エイスリンさん!?」 京太郎「エイスリンさん!」ガシッ エイスリン「キョ、キョータロー……~~~ッ!!」ビクッ 京太郎(あ、これエロい奴だ、落ち着けマイサン!) エイスリン(な、なにこれっ~~ッ!) 塞「京太郎君、ソファに寝かしてあげて!」 京太郎「りょ、了解です!」ソッ エイスリン(キョータローの匂いがっ、一杯でっ、またっ―――ッ!!?)ジワッ 京太郎「大丈夫ですか?」ソットオロス 京太郎(また俺の暴食のせいか?) 白望(これが暴食?エイスリン、どうしたの?) 胡桃「麻雀は中断で、なにがあったんだろ……」 少しして。 エイスリン「」カキカキカキッ バッ(ガッツポーズのエイスリン) 京太郎「良かったぁ」ドクンッ 京太郎(あれ、気を抜いた途端、なんだ?) ??「おや、噂のお客さんだね」 京太郎「ん?あっ、今朝のコンビニの」 ??「暴食、だね……私はこの麻雀部の顧問の熊倉トシだよ」ニコッ 京太郎「あ、須賀京太郎です!」 ?「あれ、こんなとこにいた」 京太郎「あれ、咏さんも?」 豊音「あー三尋木プロだー!サインくださーい!」サッ 塞(サイン色紙いつも持ち歩いてるの?) 咏「ん、名前がわかんねーけど」 豊音「豊音です!豊かな音で!」 咏「ほいほいっ」スラスラ 京太郎(書きなれてる、ほんとにプロなんだなー)ヘー トシ「さて、じゃあなんて呼べばいいかね」 豊音「京ちゃんだよ!」 トシ「じゃあ京ちゃん……少しついてきてくれるかい?」 京太郎「え?」 トシ「京ちゃんを強くしろってね、この子からのお願いなのよ」 白望(これ以上強くしてどうするつもりなんだろう) トシ「すぐ終わるから、来るかい?」 京太郎「もちろん行きます!」 豊音「あれ?」 トシ「そうさ、どうやら倒さなきゃいけない相手がいるみたいだしね」フッ 京太郎(……読んだ?) 白望「暴食、怠惰より強いのかな?」 塞「シロが強さ気にするなんてめずらしい」 白望「……そうだね、ダル」 胡桃「私たちも一緒に行こうか?」 トシ「まぁ誰かついてきても良いかもね」 エイスリン「」シュバッ(手を上げる絵) 白望「私が、ついていく」 トシ「じゃ、行こうか……みんなは三尋木プロに練習付き合ってもらうんだよ」 豊音「はーい!」ワーイ 京太郎(学校裏の森の中まで来たけど……) トシ「この神社の中だよ」 京太郎「ここ、ですか?」 白望「強くなれる、京太郎……頑張って」 京太郎「……おう」  テクテクテク ギィィ… 京太郎「埃っぽいな」ケホッ  バタンッ 京太郎「なっ!?勝手に扉閉まるんじゃねぇよ!」 トシ「京ちゃん、聞こえてるかい?」 京太郎「あ、はい!」 トシ「どちらにせよ対価はつきものだから、その先でしっかりと力を得てくるんだよ」 京太郎「なっ!?聞いてないっすよ!」 白望「頑張れー……ダルいけど」 京太郎「こいつ!……たく」テクテクテク 京太郎(ここが最奥、なんだ……丸い鏡?) 鏡「」ギュオッ 京太郎(な、なんだこの鏡、俺……だけど俺じゃない誰かがいる!?) 京太郎「なん、だ?」 鏡「12の次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ、須賀京太郎」 京太郎(鏡の中の俺!?) 鏡「さぁ、今お前が選べる二つの次元から、お前の力を呼び覚ます」 京太郎(二つの次元の、俺?) 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶……選べ」 鏡「どうせ、ここから出た時は見た記憶のほとんどを失うんだ、しっかり俺の決闘(デュエル)を見ておけ」 京太郎「なに言ってんだお前、いや俺」 鏡「さぁ、満足させてくれよ?」 京太郎「ま、まったくわけがわからんぞ!」 鏡「良く見ておけ、さもなくばお前に満足はおとずれない」 ギィッ トシ「帰ってきたね……」 京太郎「う~なにがあったのかまったく覚えてない……」 トシ「そういうものさ、岩手にいる間はいつでも来ればいいよ」 京太郎「ありがとうございますトシさん、なんか新しい力手に入れられた気がします」 トシ「誰かを連れてきても良いかもね、あんたなら力を獲る手助けできるだろうし」 京太郎「なるほど」 白望「大丈夫?」 京太郎「あぁ、なんとかな……よし、使う日が楽しみだ!」グッ 白望(私も、強くならなきゃ) -宮守高校・麻雀部- 京太郎「ただいま帰りましたー」 咏「京ちゃん、疲れてるみたいだねー」 トシ「まさか本当に成功するなんて予想外だったけどね」 京太郎「成功しない前提だったんですか、怖い」 トシ「ま、とりあえず頑張りな京ちゃん」ポン 京太郎「とりあえず昼食べに行きます」 トシ「そうかい、じゃあ誰か案内してあげな」 白望「私が行く」 塞(ダルいって言わない!?) 胡桃(惚れた?) 豊音(シロが行くなら私はいいかなー) エイスリン「」カキカキカキ バッ(シロと京太郎が手をつないでる絵) トシ「珍しい、じゃあお願いねシロ」 咏「私ももうちょっと熊倉先生と話してるから京ちゃん行ってきて良いよー」 京太郎「じゃあ行きましょうかシロさん」 白望「ん……行こ」 -ファミレス- 京太郎「やっぱここだな……ていうかなんでまた隣なんだ?」 白望「京太郎の隣が良いから……」 京太郎(勘違いしそうになる) 白望「とりあえず食べよう」モグモグ 京太郎「今日は自分で食べるんだな」 白望「食べさせたかった?」 京太郎「まぁ、シロみたいに綺麗な女の子に食べさせられるなら嬉しいしな」 白望「ッ」カァァッ ファミレスから出る二人 京太郎「さて、戻るか……」 白望「ちょっとかがんで」 京太郎「ん、こうか?」 白望「よっと」ドサッ 京太郎「お前、背中に乗るとはっ!」 白望「ダルい……」 京太郎「たくっ、帰るぞ」テクテクテク 京太郎(おもちがっ、おもちが二つ!)ドキドキ 白望(背中、大きくて温かい……) -夕方- -宮守高校・麻雀部- 京太郎(さて、シロ以外の麻雀は見たけど……どうするかな) 京太郎「せっかくだし打ちますか!」 シロ「せっかくだし私、やりたい」 塞「私もやりたいけど……」 エイスリン「」バッ(くじの絵) 豊音「さぁー引こう!」 胡桃(能力無いと、さすがに勝てない……) 白望「あたりだ」 塞「よし!」 胡桃(うぅ、シロと京ちゃん相手なんて……飛ばないようにしなきゃっ) 京太郎(例の力、使ってみるか?) 白望(怠惰を使うかどうか、もう少し考えた方が良いかな……) 胡桃(飛ばないように、飛ばないように……) 塞(とりあえず塞ぐ!) 京太郎(最悪だぞ!)クソッ 白望(あまり良く無いけど、同じか怠い……)ゴッ 胡桃(こ、こんなんじゃっ)ウルッ 塞(微妙……) 京太郎(美穂子さん、もう一度!)スッ 白望(暴食の力じゃないなにか、くる!) 胡桃(対局中に目を閉じるなんて、また?) 京太郎(見える!)カッ 塞(モノクルが曇った!?) 白望(暴食の能力、詳細聞いとけばよかった……怠いけど) 京太郎(見えた!) ・能力『青眼の預言者』発動 京太郎(見えるぞ!) 成功:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+20 白望(私も使うか……でも怠いんだよね) 胡桃(どうする気?) 塞(じゃあ、塞ぐ!)カッ ・能力『心鎮壷(シン・シェン・フー)のレプリカ』を発動 京太郎(来たっ!)グゥ 白望(京太郎、来る―――ッ!?)ゾクッ 胡桃(また?) 塞(な、なにか見える!?) 京太郎(行くぞ、沢山喰らいな!)ニッ ・能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 白望(きた、暴食……) ブチリッ 塞(あれ、見えない?塞げない?)ウルッ 京太郎「」ニィッ ・能力『魔物喰い』発動:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を01にする 白望(あれが、暴食……か、怠いな) 胡桃(能力、か) トシ(さて、これで青の瞳で見る世界が発動したわけだ) 塞(モ、モノクルが壊れてるわけでもないのにっ!) 京太郎(よし、このまま)ギンッ 京太郎「ツモ、2000・3900!」ダンッ 塞(なっ……) 胡桃「……はい」 白望(怠い……)ゴッ 京太郎(さて、次はどうするか……) 白望(あぁ、だんだん怠くなってきたなぁ) 胡桃(よし、塞よりは和了れた!) 塞(塞ぐ?いや、でも……塞ぐのを無効にされてからなにも来なかった……) 京太郎「」 白望(だんだん、怠くなってきた……そろそろやろっかな)ボゥ 胡桃(こ、こんなでもなんとかするしか!) 塞(微妙……)タンッ 京太郎「ロン、ば、倍満……24000です」 塞「……なぁっ!?」 トシ(これで塞の飛び……あれ、能力じゃないのか) 塞「……私なんかじゃ、ダメだ……」 京太郎「さ、塞さん大丈夫ですって!あんなの偶然ですから!あんなこと滅多にありませんから、あんなオカルトありえません!」 京太郎(一昨日あったけど) 白望(怠惰、発動できなかった) 胡桃(私、ラスじゃない!) 京太郎(どうするか……) 京太郎「せっかくだし打ちましょうよ!」 白望「ん、そうだね」 塞「つ、次こそは……」フラフラ エイスリン「」バッ(ゾンビの絵) 豊音「よし、次こそやるよー!」 胡桃(ん、頑張ろ!) 白望「さっきと同じメンバーだね」 塞「よし!次こそ勝つ!」 胡桃「また飛ばないようにね」 京太郎「はいはい、この話はおしまい」 京太郎(さて、やるか……?) 白望(怠惰、使う……怠いから) 塞(今度こそ塞ぐ!) 胡桃(よし、能力無しの底力!) 京太郎(まぁ、今の俺ならどうにでもなる) 白望(怠い……)ゴッ 塞(うわぁ) 胡桃(うわぁ) 京太郎(使ってみるか)ドン☆ 白望(鏡で、得た力!?) 塞(なんのつもり!?) 京太郎(見える!)カッ 塞(モノクルが曇ったけど……いや、ここはやらない!) 胡桃(くる!) 京太郎(来い!) ・能力『無限煉獄龍』発動 京太郎(来い!)ピキーン 白望(なに!?) 塞(モノクルが震えてる!?) 胡桃(私でもわかる感覚!?) 京太郎「死者と生者……」 トシ(これは、とんでもないものを出しちゃったかもね) 京太郎「ゼロにて交わりしとき……」 咏(また強くなるのかい、京ちゃん) 京太郎「永劫の檻より魔の竜は放たれる!」スッ 豊音(竜が見える!?)ビクッ 京太郎「こいよ、無限煉獄龍(インフェルニティ・デス・ドラゴン)!」 エイスリン(み、みんな見えてる!?) 京太郎「デス・ファイア・ブラスト!」ゴッ ・判定成功:ヒット ・自分以外の者の点決めコンマ下二桁を30下げる 京太郎「さらに、デス・ファイア・ブラスト!」 京太郎「いくぞシロ!」バッ 胡桃(うるさい) 京太郎「インフィニティ・デス・ブレス!」  ゴッ 白望(なっ、龍から黒い炎がっ!)  ボゥンッ 白望「ぐっ!」 白望(な、なに?今の……) トシ(龍も消えたね) 京太郎「ツモ、4000・8000だ……満足させてくれよ?」 京太郎「ツモ、700・1300!」 塞(くっ) 胡桃「はい」 白望(怠い……) 京太郎(さて、さっきはトリップしちまったからな……今度はしっかりと!) 白望(怠惰、今度こそは……) 塞(今度こそ塞ぐ!) 胡桃(よし、今度こそ!) 京太郎「」 白望「怠い……片付ける」タンッ 京太郎「ロン、48000」ドンッ! 塞(うわ) 胡桃(うわ) トシ(シロが飛ぶ、あるいは須賀京太郎ってのは相当ヤバい存在なんじゃないかい……) 咏(えげつねー) 豊音(シロが飛ぶなんて最初の頃だけだったよー) エイスリン(シロ……) 白望「……」ウルウル 塞(シロの目が潤んでる!?) 胡桃(なんだってぇぇぇぇ!?) 京太郎「あ、えっと……」 白望「帰る」テクテクテク  ガチャッ 京太郎「……ご、ごめんなさい」 咏「まぁこればっかりは」 トシ「ああなりたくなる気持ちもわかるけどね、とりあえずシロも明日には元通りだろう」ウンウン 京太郎(う、うっわぁ、俺悪者) -旅館・部屋- 咏「うぁー疲れたー」 京太郎「まぁ仕方ないですね、俺があっちに行ってる間に教えたりしてたみたいですし」ハハッ 咏「温泉行こうよ温泉!」 京太郎「そうですね、晩御飯まで時間もありますしとりあえず行きますか!」 -温泉- 京太郎「ふぅ」 咏「やっぱり落ち着くねー」 京太郎(それにしても静かで……人居ないのかな?) 咏「……今日お昼から帰ってきた後、やけに小瀬川の胸気にしてた?」 京太郎「うぇっ!ば、バレてましたか……」ゲッ 咏「わかるっつーの……好きな相手が他の女見てることぐらい……」フイッ 京太郎(お、怒らせた?) 咏「京ちゃんみたいなおっぱい星人知らないよ」 京太郎「……」 京太郎「ごめんなさい」 咏「別に良いよ、前から知ってっから」ツーン 京太郎(あやや、こりゃ怒らせちゃったかな……でも、やっぱり男の性というか) 咏「その内、こういう胸も好きになってもらうから」ギュッ 京太郎(う、腕に抱き着いてきた!?) 咏「ほれほれー」 京太郎(ふ、ふにふにしてる……いかん!) 京太郎「もう温泉から出ます!」 咏「えーつまんないなー」 京太郎「これ以上は別のが出ますから!」 咏「え?」 京太郎「昨日もですけど、また(血が)出ちゃ不味いんで……」 咏「あ、あぅ……そ、そのっ、ご、ごめん!」バッ 京太郎「ありがとうございます、先に出ときますね……のぼせないでくださいよ?」 咏「べ、別に大丈夫だよ!」カァァッ 京太郎「はい、それじゃ」 咏(べ、別のが出るって……)ボンッ -旅館・部屋- 京太郎「ふぅ、おいしかったですね!」 咏「そうだね、わっかんねーけど」 京太郎(どうしよっかな) 京太郎「ネトマだな」 一人目 のどっち 二人目 かなちゃん 三人目 シロ 京太郎「お、シロだ」 かなちゃん:また会ったな のどっち:よろしくお願いします シロ:よろしく キョータロ:よろしくお願いします 京太郎「さて、どうなるかな」 トップ 京太郎 二着   かなちゃん 三着   シロ ラス   のどっち かなちゃん:かなちゃん大勝利だし! のどっち:どうにもうまくいきませんね キョータロ:まぁ運が大事ですから シロ:覚醒してるのが三人だから のどっち:そんなオカルトありえません かなちゃん:まぁかなちゃんの勝利なわけだけど 京太郎「のどっち、強く生きろ……ていうかシロも大丈夫なのか?」 京太郎「ん、ウィスだ」 のどっち:どうしてそんなに強いんです? キョータロ:うちの師匠が教えるの上手いんですよ のどっち:私の友達にもそっくり同じことを言う方がいるんですが、その人にはそれだけじゃない何かがあります キョータロ:それだけじゃないなにか、のどっちさんも見つければいいじゃないですか のどっち:麻雀は運と実力だけです、何かなんて気のせいですから キョータロ:なら、それを突き通せばいつか何かが手に入るかもしれませんよ のどっち:そんなオカルトありえません 京太郎「あ、ログアウトした……気難しいなぁ」 京太郎「ん、またウィスだ」 京太郎「お、かなちゃんか……若干面倒な気もするな」 かなちゃん:なんだか昼に一度だけ、妙な感覚を感じたし……お前なにした? キョータロ:別になにもしてませんよ? かなちゃん:どうにもふに落ちないし、どちらにせよ私たちは惹き合ってるんだ、長野に帰ってきたら一回ぐらい風越に顔だせし キョータロ:風越? かなちゃん:ほんと、鈍感な奴だな、まぁ来ればわかるって 京太郎「ログアウトした……わけがわからん」 -旅館・部屋- 京太郎「さて、寝ますか?」 咏「とりあえず横になろー」 京太郎「はい」パチン 咏「京ちゃん」ギュッ 京太郎(うおっ、温泉のことのせいで意識してしまう!) 京太郎(……咏さん)ギュッ 咏「ひゃっ!?」 京太郎「あ……す、すみません」 咏「べ、別にへーきっつーか……」ソッ 京太郎「ちょっ!どこ触ってっ!」 咏「だ、だってさっき温泉で出そうって言ってたから、が……我慢してるのかとっ、わかんねーけど……」ゴニョゴニョ 京太郎「あ……あ~、あれね、あれはですね……その、怪我が開いて血が出そうって意味で……」 咏「え……」サー 京太郎「その、勘違いさせるようなことを……」 咏「う、うぇっ……ひぐっ……」グスッ 京太郎「え、えぇぇっ!?ご、ごめんなさい!俺が勘違いさせるようなこと言ったばっかりに!」 咏「ち、違くて……わ、私がその、こんなことする女だって、思われるかとっ」グスグスッ 京太郎「……あのですね咏さん、俺の言葉が原因なんだしそんなこと思うわけ」 咏「で、でもぉっ……うぇぇっ」ポロポロ 京太郎「はぁ~」ガバッ パチンッ 咏「ちょっ、電気つけないでっ!」 京太郎「あのですね、俺……咏さんのこと好きです」 咏「ふぇ?」 京太郎「だから抱き返したんだし、嫌そうな声してなかったと思ってますし、大人なんですからそのぐらい察してくださいよ……」 咏「え、えっと……」 京太郎「だから咏さん、俺と……付き合ってください」ギュッ 咏「あ……う、うんっ!」ギュッ -数年後- 咏「と、いうのが私たちの馴れ初めなわけだ、わかった?」 健夜「……そう」 恒子「す、すこやん……」 はやりん「……☆」 咏「あれ、聞きたいって言ったのは四人じゃね?知らんけど」 健夜「そのね、からかうつもりで言ったわけで……本気で語られても……」ドヨーン 恒子「すこやん……」ソッ はやりん「……☆」ゲッソリ 咏「ふふん!羨ましいだろー」 ???「咏ー!」 咏「あ、京ちゃんだ!」フリフリ 京太郎「あ、小鍛冶さん方、こんにちは!」 健夜「あ、うん」 咏「今日から旅行だから、須賀咏、行ってくるってわけ!それじゃあねー!」 京太郎「それじゃ失礼します」 京太郎が運転する車で去る二人 ?「」ゴゴゴゴゴッ 健夜「……あ、咲ちゃんずっと喋らなかったね」 恒子「宮永プロ……これは、次のタイトルマッチは大荒れだね」 はやりん「☆」 -京太郎の車・車内- 京太郎「あぁ、なるほど、だからあんなことに……」アハハッ… 咏「惚気ちゃったー」 京太郎「ほどほどにしてあげてくださいよ?」 咏「ふふん、だって京ちゃんのこと大好きだしー?知らんけど」 京太郎「あはは、俺も大好きですよ……わからんけど」 咏「京ちゃんはそれ使っちゃだめだろ!」 三尋木咏ED2

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