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特別編
執事とサンタ
※本編との関係も一切ない特別編です。普段と違う形で書いてます
※大体色んなとこを参考にしたりイメージだったりなので、理解できるかどうかは個人差があります
※深夜テンション。ちょっと変態度高めでマニアックな内容なので、苦手な方はスルーでお願いします
12月24日 午後11時 龍門渕邸前
ハギヨシ「どうも、少し早いですがメリークリスマス、というべきでしょうか」
京太郎「別にいいですよ。それより、こんな時間に手伝って欲しいことってなんですか?」
ハギヨシ「はい。サンタクロースになるので、手を貸していただきたいのです」
京太郎「……サンタに?あぁ、要はプレゼントですか」
ハギヨシ「話が早くて助かります。えぇ、今からサンタクロースとして、屋敷の皆様にプレゼントを配ります」
京太郎「アレですか、寝ている枕元に置いて、朝起きたら、って奴ですね」
ハギヨシ「えぇ、プレゼントを色々選んでいたら少々1人では難しくなってしまって」
京太郎「別に手伝い自体は構わないんですけど、他の屋敷の方に頼めば良かったんじゃないんですか?」
ハギヨシ「いいえ、実は今回のことは旦那様以外、屋敷の皆様は全く知らないのです」
京太郎「え?つまりマジでサプライズですか?」
ハギヨシ「えぇ。本当に予告もやらせも無しのサンタクロースです」
京太郎「……大丈夫なんですか?」
ハギヨシ「ご安心を。既に旦那様の言いつけで皆様休んでおられますし、私はこの家に仕えるもの、不法侵入にもなりません」
ハギヨシ「まぁ性の6時間真っ只中ではありますが、屋敷の外はともかく、中でそんな状況になれる方がいないのは確認済みです」
ハギヨシ「ただ、女性の部屋にも忍び込むので、そこで見つかったら少々困ったことになりますが……」
京太郎「またクリスマスにとんだスニーキングミッションを……よくその旦那様が許可しましたね」
ハギヨシ「こういうことが結構好きな方なんですよ。ほら、お嬢様の父親でもありますから」
京太郎「すっごい説得力ありますね……」
ハギヨシ「という訳でお手伝いをお願いできますか?」
京太郎「やりますとも。そんな面白そうなこと、やらない理由がないでしょう」
ハギヨシ「そう言ってくれると思っていました」
京太郎「ところで、さっきから横にあるその白い袋がプレゼントですか?」
ハギヨシ「えぇ、去年が大人しいものでしたので、今年は少々遊び心を加えてみました」
京太郎「へぇ、どんなものが?あぁ、答えられる範囲でいいので」
ハギヨシ「構いません。むしろ手伝ってもらうのですから、把握していただきたいので」
ハギヨシ「まず……男性の方には主に私のコレクションの一部です」
京太郎「そ、それは!!」
ハギヨシ「えぇ……ふふ、皆様中々いい趣味をおもちのようでして」
京太郎「なんて量のエロ本……メイドもの、主従ものは基本として巨乳眼鏡っ娘ものに露出ものに男装もの…」
京太郎「金髪ロリものに金髪貧乳お嬢様ものまでとは……」
ハギヨシ「当然メイド、主人を調教するタイプのものまで……ふふ、どれも私自ら集め、そして厳選した一品ですよ」
京太郎「そりゃ朝すぐに起きますよ。2重の意味で」
ハギヨシ「そしてこちらは女性の方へのプレゼントですが……あまり直接的なものは一部を除いて避けております」
京太郎「ぬいぐるみやマフラー……怪しげな小ビンやヨーグルトに大きいソーセージ……」
京太郎「……え?これ……下着?」
ハギヨシ「ふふ、お気づきになられましたか。それらはお嬢様、衣様、井上さん、沢村さん、国広さんへのプレゼントです」
京太郎「下着って……色々まずいんじゃないんですか?」
ハギヨシ「いえいえ……例えばこのピンクのフリル付のもの……これは井上さんへのプレゼントです」
京太郎「純さんに?……純さんのイメージに合うとは思えませんが」
ハギヨシ「ボーイッシュな娘が実は乙女チック……古くから親しまれるものです」
ハギヨシ「イメージしてください。男前な行動、しかし実は穿いてる下着は可愛らしいもの……」
ハギヨシ「普段と違うことにふとした瞬間に気付き、恥じらう……素晴らしくないですか?」
京太郎「……なんて、なんて素晴らしいんだ」
ハギヨシ「えぇ、そのためのプレゼントです。私は主や同僚とも言える方に手を出す気はありませんが、こっそり愛ではします」
ハギヨシ「そのためのプレゼントです。まだ何か問題でも?」
京太郎「ありません、ある訳がないでしょうっ!」
ハギヨシ「ご理解いただけたようで何よりです。次に、沢村さんへは、黒のTバックです」
京太郎「ほほぅ、紐ですか。ストレートにエロいですね」
ハギヨシ「えぇ。身だしなみが適当そうですが、巨乳にエロい下着、ストレートなものもいいでしょう」
京太郎「グッド!」
ハギヨシ「そして国広さんへはスタンダードで白と水色のストライプです」
京太郎「一さんにスタンダードな下着!?そんな、一さんは!」
ハギヨシ「えぇ、私服はまぁご存じの通り。主な下着も紐です」
京太郎「なら、どうしてそんなものを!?」
ハギヨシ「ふ、だからこそ、ですよ」
ハギヨシ「あえて、あえて普通の下着を付けることによって、"下着が見られる可能性"が高くなる」
ハギヨシ「普段慣れていないものを付けることによって生まれる戸惑い、そして恥じらい」
ハギヨシ「普段あんな恰好の娘が普通の恰好で恥じらう、それがいいのです」
京太郎「暗○教室で普通の恰好したビッ○先生みたいなものですか……なるほど、あえて露出を減らすことによってエロさを追及する……」
京太郎「なんて、なんてハイレベルな作戦なんだ……くっ、一さんの恥じらいとか超見てぇ!」
ハギヨシ「ふふふ、そしてお嬢様には紫にラメの入ったGストリングス」
京太郎「エロい!ストレートにエロいのきましたね!」
ハギヨシ「えぇ、目立つことがなによりのお嬢様ですので下着も派手なものを好まれます」
ハギヨシ「が、これは派手でかなりのエロさのもの。派手でもしもの時に確実に目立つでしょう」
ハギヨシ「しかしこれは露出がありすぎる、しかし派手……その葛藤」
京太郎「目に浮かびますね!下着を前に悩む姿が!」
ハギヨシ「ふふ、お嬢様がどのような選択をするか……楽しみですよ」
ハギヨシ「最後に衣様には青いスタンダードな下着を」
京太郎「スタンダードですけど大人っぽいデザインですね」
ハギヨシ「えぇ、人より少し小さい。けど下着は少し背伸びしてみたい」
ハギヨシ「微笑ましくもあり、大人の女性としての第一歩です」
京太郎「いいですね。多少アンバランスな感じもしないでもないけど、その頑張ったというのが分かるのが」
ハギヨシ「ふふ、この5つのチョイスは悩みましたよ」
ハギヨシ「おっと、長くなってしまいましたねもう。ではいきましょうか」
ハギヨシ「いざ、聖なる夜に夢を届けに」
京太郎「えぇ。いきましょう!」
これは、聖夜に起こされた奇跡のひとつ
それを支えた彼らがどうなったのか、それは分からない
ただ、そのプレゼントを受け取った人達に笑顔や赤面が見られたのは確かだろう
カンッ!!