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「京太郎「俺の日記」15」(2015/08/06 (木) 19:10:14) の最新版変更点
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特別編
side永水
※京太郎は昔から永水にいたという設定です。日記発見から中身拝見までの流れは省略します
○月×日
今日はみんなで海に行った
霞さんや小蒔さんの水着姿……すばらしすぎた
春も結構あるし、巴さんも結構水着姿が良かった
初美さんは……泳ぎ上手いね
六女仙全員でということで明星ちゃんと湧ちゃんも来ていた
色々楽しかった
初美さんと競争したり、明星ちゃん湧ちゃんと砂で黒糖食ってる春を砂で埋めたり……
アレ、俺初美さん、明星ちゃん、湧ちゃんとばっかり遊んでね?懐かれてるのは良いんだけど
俺はおもちが好きなはずなのに何故こうなった……
ま、霞さん、小蒔さん、春の水着姿見れたし、良しとしよう
霞「あらあら、またこんなこと書いて」
春「……胸ばっかり」ポリポリ
小蒔「わ、私の水着姿が良かったって……今から着替えてきます!」
巴「ひ、姫様?さすがに今からはどうかと……姫様?」
初美「むむむ……私の水着姿に対して何もないのはどういうことですかー!」
春「……差?」
初美「はーるーるー?」
霞「まぁまぁ、一番京太郎くんと遊んだのは初美ちゃんなんだから、いいじゃない」
初美「それは嬉しいんですけど、なんか納得いかないですー!!」
△月◇日
今日はえらい目にあった
小蒔さんを呼びに部屋に行ったら、いつもと雰囲気の違う小蒔さんがいた
一言で言うと、エロかった。ひとつひとつの動作、表情や目、滲み出る感じ、全てそう感じた
「なんか、暑いですね?」とか言いながらいきなり服を脱ぎだした
その脱ぎ方も1枚1枚ゆっくりと脱いでいくようで、ついつい目が釘づけになった
「ふふふ、どうしたんですか?気になります?」
気になりますとも!!あの小蒔さんが!俺の目の前で自ら服を脱いでいくんだから!!
「あら、脱ぎすぎちゃった……寒いですね」ってもう下着とだけで言った
白い清楚な下着で姫様に似合っているだろうそれは、その時だけ清楚さと真逆な感じだった
「あたためて、もらえませんか?」そう言ってこちらに寄ってきた
正直、やばかった。そのまま理性とか色々なものがさよならしそうだった
しかし、途中で来た霞さんが止めてくれた
霞さんと来たのか、初美さん、巴さん、春も慌てて小蒔さんを止め、俺を別室に移動させてくれた
うん、頭がくらくらして1人で移動できたか怪しかったしな
その後、小蒔さんはいつもの小蒔さんで、俺を誘惑してきたことは全く覚えていないようだった
後で聞いたら、いつもと違う神様を降ろしていたらしい
一体どんな神様なんだ
初美「あー、姫様がエロを司る神様をうっかり降ろした時ですねー」
春「あの時は……危なかった」
巴「あの姫様が全力で誘惑だもんねー。京太郎くんよく私達が来るまで持ったよね」
霞「そうね。京太郎くん移動させた後もなかなか手ごわかったわ」
小蒔「そ、そそそそんなことがあったんですか!?」
初美「いやー、姫様の口からあんな言葉が出てくるなんて……」
春「……すごかった」
巴「大抵の男の子は即陥落しますね」
霞「『じゃあ1日だけどうでしょう。彼を腹上死させる気はありませんよ?』なんて、小蒔ちゃんじゃ絶対言えないわよね」
小蒔「そんなはしたないことを……お嫁にいけません……」
初美「いや、京太郎はその辺り聞いてないですよー?」
小蒔「じゃ、じゃあ、お婿さんとして……」
春「それは姫様でも駄目。譲れない」
巴「でも、『じゃあみんなでどうですか?』って言われた時は少し危なかったですよね」ヒソヒソ
霞「結構いい案ではあったけどね」ヒソヒソ
☆月●日
黒糖を使ったお菓子を試作した
黒糖ケーキ、黒糖アイス、黒糖プリン、どれもいい出来だったと思う
少し目を離したら消えていた
迷わず春の部屋に行くとすごくいい笑顔で黒糖ケーキを食べようとしていた
即3つとも取り上げたらマジ泣きしそうだった
「どうして!目の前で取り上げるなんて酷いことを……!?」と春は言った
あきらかにこっそり持ってったくせに何言ってるんだか。そもそも試作で作ったから小さいんだっての
「うぅぅ……京太郎の手作り黒糖お菓子……」
お前そんなに感情豊かだったかと考えるくらい泣いてた
仕方ないから半分にして2人で食べることになった
分けようと言った時、今までで一番いい笑顔で抱き着いてきたのは驚いた
春も相当おもちがあるし、いい感触だった
2人で食べた後も「すっごくおいしかった!また、絶対に作って!!」
と俺の手を握って何度も何度も言ってきた
明日のおやつにまた作ってやるかな
初美「はるるー?こういうことがあったなんて聞いてませんよー?」
春「……言ってないから」
巴「そういえば今日黒糖持ってないけど」
春「京太郎が新しいお菓子作るからって言ったから渡した。楽しみ」
小蒔「羨ましいです」
春「……お礼にほっぺにキスしてきた」
小蒔・霞・初美・巴「!?」
霞「ちょーっとやりすぎじゃないかしら?」
春「……京太郎、赤くなってて可愛かったな」
初美「むむむ~……ちょっと京太郎のところ行ってきますっ!!」
小蒔「あ、わ、私も行きます!!」
巴「はっちゃん!?姫様も!?待って下さい!!」
霞「もう、そんなに急いだら駄目よ?まずは私が先に行って……」
春「……私が先。お菓子も京太郎も譲らない」