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 第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】 淡「エェーっ!? 東京に須賀が来てるの?」 菫『あ、ああ。東京見物でホテルに泊まってるらしい』 淡「ずるいずるい! 一人で須賀と遊んだんでしょ!?」 菫『遊んでなどいない。照について話しただけだ』 淡「じゃあさじゃあさ! 明日は私が遊んでいい?」 菫『なんでそうなる』ハァ 淡「いーじゃん! ねね! お願い!」 菫『はぁ、分かった。須賀の電話番号を教えるから、自分で交渉しろ』 淡「やった!! ありがとー!!」 菫『それにしても、お前はいつ須賀がお気に入りになったんだ?』 淡「お気に入り? 別にそんなことないけど?」 菫『……とてもそうは見えないが』 淡「んー、まぁ強いていうなら興味があるのかな」 菫『興味?』 淡「アイツってさー、こう! 強い雀士を惹き付ける何かがある気がするんだよねー」 菫『……否定はしないが』 淡「だからさ、確かめてやるんだ!」 #aa(){{{      /                  \  _人_ '                      ` 、  \   Υ'/ /  /              ト、        丶    / /  /         |    | | Χ     }   .′   il  /   |  | \ | / `、  リ   |   i | _|l__∧ト、八  |   メ´  ニニ  /   } |   | |   ||  `>x、\|   斗チ芋ミ、∨   ,′j   | |l   l|斗示芋ミ、    ''h!::::::::}  ,′    ,   |l 八  И'h!::::::}      乂___ノ /     /   ||  \| 乂__ノ       /i/i/ /     /l|   .八   ゝ /i/i/i    i       / /  / / |    ‘,\ ハ      r    ア  /l/ /  /:: |      ト、  込、         _ノ   //  ,イ::: l|      |l l\ \> .,_       /∨  /l|:  八_  |ヽ.  八l_\ \-─=ー ァ--<  /   / 八 {  \ `ヽ  | | ./ /´  ハ 〕     { 〉     ,′ /   ` ヽ  \∧  | |/─、_ / |∨  __ Ⅴ__=|   /     〕\  \  | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\)     |  ,′         \ 丶 }}} 淡「この恋のテクニカル! スーパーノヴァになったあわいちゃんがねっ!!!」ニッ  第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】  カチコチカチコチ 京太郎「……驚いたな」  まさか大星が俺と遊びたいって電話をくれるなんて  まぁ、東京見物にも飽きてきたところだから嬉しいんだけどさ 京太郎「あの時は、悪いことしたし……今日はあの時のお詫びをしねぇと」  照さんの様子がおかしくなったせいで、途中で別れることになったからな   京太郎「……大星、か」  同じ金髪ってこともそうだけど  妙に親しみやすいんだよな、あいつ  それに、金髪っていうと…… ~透華「泣く子も黙る龍門渕透華! アナタ如き、私に夢中にさせるのは簡単でしてよ!」~ 京太郎「透華さん……」  ほんと、俺の周りには俺には勿体ほどの良い人たちがいる  染谷先輩も、豊音さん、透華さんだって、俺が、俺がもし――出来ることなら 京太郎「いや、そんなこと考えてたって仕方ねぇ」  俺にはやるべきことがあるんだ  だから、それを背負わなきゃいけない  俺には――それしか選ぶ道は無いんだから ?「んふふー」ソローリ 京太郎「ん?」  パッ 京太郎「わっ!?」 ?「だぁ~れだっ!」ガバッ   ムニィィッ 京太郎「ほわぁっ!? 暗い!? 柔らかい!? なんだこれ?!」 ?「ほらほら~? 当てないといつまでも闇の中だよ~?」グニグニ 京太郎「あわわわっ!?」 ?「うわっ! だ~いせ~いか~い♪」パッ 京太郎「っとと! って、大星!?」 #aa(){{{                         ____                       ´      `丶                     /              \                         /        \    ヽ                  /   ,イ            ヽ    .                      // |  |   ' ト、           .                  j/  ;  |  | │:!∧     i    :                 /  i |¬|ト│ |八--:一   i    i                 .:   Ν 八八 Ⅴ´\ハ         |    | ┼ __ | \ (⌒⌒)                i:  Λ x= ミ \ル‐ =ミV:| │  i │    レ(ノ\    レ 丿 \/                | i  iハ   .       |.:| │  i │                | i  i:  :. "       ""  ; :| .:|  i :.                | i:. ∨込.  マ::::フ   / イ :リ  i  :.                人八 ∨ 个ト  ,,_  <「∨ :/i   i  :.                     /\[  |  __j_」   ∨∠:リ  リ   ::、                 /  リ jレ'´ 乂    У∨   ∧     \                   /  /  /ー  --/ /  /⌒>、    \                   / / /  /   广⌒゙ア  /  ///⌒\   \             /     /   /  /   /  厶イ     ,  \ \ }}} 淡「お待ちかねの、大星淡ちゃんでーす!」イェイ 京太郎「び、ビックリさせるなよ」ドキドキ 淡「少しくらいのサプライズが無いとね!」 京太郎「どういう理論だよ……まぁ、いいけどさ」 淡「えへへ、久しぶり!」 京太郎「おう。この前は悪かったな」ポリポリ 淡「いいっていいって。それより、須賀こそ大丈夫?」 京太郎「大丈夫?」 淡「菫先輩に変なことされなかった? いやらしいこととかさー」ワキワキ 京太郎「いやらしいことはされなかったな」 淡「じゃあ何されたの?」 京太郎「……不器用なこと?」 淡「へっ?」 京太郎「ははっ、いや! なんでもない」 淡「むっ! なにそれー! 教えてよー!」グイグイ 京太郎「知りたきゃ弘世さんに直接聞くんだな」ニヤニヤ 淡「くそー! 覚えてろよー!」ゲシゲシ 京太郎「あいたっ!? 蹴るなって!」グイグイ 淡「がるるるるっ!」ウゥー 京太郎「犬かっ!」 淡「ちがーう!! 孤独のロンリーウルフ様だー!!」 京太郎「ヤムチャかよ! 孤独とロンリーでダブってるし!」 淡「まぁ、ダブリーの淡様だし? って感じ?」 ドヤッ 京太郎「」 俺ら「「「「「あわわわきゃわわわわっ!!!」」」」」 ダヴァン「ラーメンはやっぱり美味しいデス」ズルズル ネリー「また食べてるの?」 ハオ「これで六杯目」 京太郎「まぁいいや。そんで、どこ行く?」 淡「んっとねー。どこでもいいよ!」 京太郎「うわぁー」 淡「なんだよー」ペチペチ 京太郎「普通さ、どこでもいいとか言う? いや、無いわー」 淡「いいじゃん! 好きな男とだったら、どこでもいいっていう……乙女心?」ウーン 京太郎「そこで疑問形じゃなきゃ可愛いんだけどな」ポンポン 淡「ガキ扱いするなー!! 私の方が年上だぞー!」 京太郎「何月生まれ?」 淡「十二月」 京太郎「俺二月」 淡「(`・ω・´)」ドヤッ 京太郎「あーはいはい。参りましたよお姉さま」ワシワシ 淡「えへへっ♪」 京太郎「じゃあ、どうするかなー」 淡「んー」グーキュルル 京太郎「あっ」 淡「あっ! お腹空いた!!」 京太郎「腹が鳴ってから気づくのかよ!」 淡「便利じゃん! 腹時計!」 京太郎「……フリーダムに生きてんなぁ、お前」 淡「別に守りたい世界は無いよ?」 京太郎「そんなストライクに言うんじゃねぇよ」 淡「いいからほら! ご飯食べに行こっ!」グイグイ 京太郎「おわっとと! 引っ張るなって!」  ナニタベヨッカナー  コノヘンクワシイノカ?  ゼーンゼン!  マジカヨ ?「……」ギュルギュルギュルギュル  レストラン ほむほむ 京太郎「ここか?」 淡「なんだか人気らしいよー。行ったこと無いけど」 京太郎「えぇ? じゃあ行列で入れないんじゃないか?」  カランカラーン 店員「……二名様?」 京太郎「あ、はい。でも混んでますよね」 店員「……そこの人。声を聞かせて」 京太郎「え? コイツですか?」 店員「そう」 淡「はーい! 淡ちゃんのプリティボイスだよー」 店員「……優先席にご案内するわ」スタスタ 京太郎「え?」 淡「マジかー……私の声すげぇ」ゴクッ 京太郎「確かにいい声だもんな」 淡「ほんと? 須賀もいい声だよ」 京太郎「そうか? あんまり言われたこと……あるな」トオイメ 淡「?」  ち な み に 穏乃「え? 私の声ですか?」 店員「!!!! 特別席にご案内するわっ!! さぁ!!!」 穏乃「えぇっ!?」ビクッ 春「私の……声?」キョトン 店員「チッ、ちゃんと列に並んでちょうだい。さぁ」 春「」 京太郎「やけに女性率の高い店だな」 淡「でしょー? 女性に大人気の店だからさ」 京太郎「マジか! でもいっか、俺レディースランチとか好きだし」 淡「へぇー、でも普段どうやって頼んでるの? 女装?」 京太郎「するか! 咲に頼んでもらって交換してるな」 淡「サキに? 付き合ってるの?」 京太郎「まさか! 咲は今、そういう状態じゃないんだ」ギリッ 淡「……そっか。ごめんね、変なこと聞いて」 京太郎「いや、いいんだ。気にしないでくれ」 淡「(フリーなんだ。ふーん? ま、私には関係ないけどね)」ニマニマ 京太郎「顔がニヤケてるぞ?」 淡「いつもこういう顔なんですぅー」 京太郎「そういうことにしておくか」ハァ 淡「まぁ、いいや! 何か頼もうっとー」  テレテレテロリン♪ 淡「およ?」 京太郎「着信か?」 淡「んー」  ガサゴソガサゴソ 淡「えっと、相手は菫先輩かー」 京太郎「弘世さん?」 淡「ここを触って……あれ? 違ったっけ?」 京太郎「大丈夫か?」 淡「うん。はい! 淡ちゃんでーす!」 菫『あ、淡か? はぁ、はぁ、き、気をつけろ』 淡「え? 何? 電波が悪くて聞こえないよ?」 菫『奴に、ザザッ、気づかザザザザ、食い止め、ガガッ、なかっ』 淡「後でかけ直すねー」ピッ  ツーッツーッ 京太郎「なんだって?」 淡「さぁ? 多分大したようじゃないよ」 京太郎「いいのか?」 淡「多分だいじょーぶ! って、あぁもう! これよく分かんない!」プンプン 京太郎「随分と古い携帯使ってるんだな? 2、3世代くらい前の携帯だろ?」 淡「うん。ケータイとか詳しくなくてさー、ずっとこれ使ってるんだけど」  ピロロロロロピロロロロ 淡「むきぃっ!! 使いにくぅぅぅい!!」ウガァァ 京太郎「おいおい、物に当たるなよ」 淡「マジでこの携帯ムカつくんだけど! ぷんぷくり~んだよ!」 #aa(){{{                        ´              \__                          /                    マ三三三三三三ニ=-                   /     /           \     ∨ /⌒> 三三三ニ=-                          ,′          ヽ           \三三三ニ=-                    /     _/ │  ∧          .     | ニ二  -=ニ\三三三ニ=- .                /    / /│ '|  |\  :.       :. i   |\        ̄`丶三三三            __/      / /  │/│  |   :. |\       :.   |             \三三          _/´/ /    /| \| | |  |  |│ ::.     |   八   ー―‐=ニマ三\  マ三        厂| |∨//    人 レl   | ト-|  |  |│ ::.     │ \ \       `マ三)  }三 __,,...  -┤│レ/゙∨   /\l |_|斤テ外八 ^ト--|/--│              ー=ニ二 `マ  /_三        ││|{ {.  /  ∧ンリ 乂ツ   \|斗テ外、.|       卜、        丶、______ く_三三        | ∨\八  {  /  Y::/::/  ,    乂)ツ 》│    | /\       \≫==≪\ マニ三 __,,,... -‐ヘ_ \,,>\∨廴_,人          ::/::/ / リ│  │  >ー──=ミ〃    `ヽ∨ニ三           ̄    \__,))       ヽ      ∠/_7  イ /⌒)丿    \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三                       ≧=‐   -=≦ / ∧|/ / ,.二二二二∨|\___/| ̄ -=                                  / /  厂∨ / -――=マ 〉|      |                                ((⌒´     ∨ 〈       ∨/l.     │                                            `ーヘ      ∨|     │                                          `、      ヽ、____丿                                                \     \ }}} 京太郎「どうどう。新しい携帯にすればいいんじゃないか? 最近のはつかいやすいぞ」 淡「最近はIPhone7ってのが新しいんでしょ? あれってどうなの?」 京太郎「7? いやいや違うぞ、新しいのは6だ」 淡「そうなの? 新しいの欲しいんだけど分かんない!」 京太郎「まぁ興味無いとなぁ」 淡「んふふ……でもでもぉ? このかわいそーな淡ちゃんにぃ、救いの手を差し伸べてくれる人が目の前にいるんだよねー」ニヤリ 京太郎「お、俺か?」 淡「ねねっ! 今度一緒にケータイ見に行ってよ! いいでしょ?」 京太郎「ああ……別にいいぜ(どうせ咲の件で一度はショップに行くし、まぁいっか)」 淡「やったぁー!! ありがとー!!」 【大星淡の女子力スーパーノヴァ1 古い世代の携帯で彼の気を引いちゃう(天然)】 淡「あっ! そういえば!」 京太郎「ん?」 淡「菫先輩から電話番号は聞いたけど、LINEのIDとメルアドもらってない!!」 京太郎「そういそっか。んじゃ交換すっか」 淡「やったー! はい、ケータイ出して!」 京太郎「おう。んで、これをこうして」ふるふる 淡「ふるふるー♪」ふりふり  ティロン 京太郎「これでオッケーだ」 淡「よっしゃー! 次はメアドだー!」 京太郎「LINEで贈るぞ」 淡「ばっちこーい」 京太郎「うし」  ティロリン スガ鹿男『ほれ、受け取れ』 淡「あははっ!! なにその名前!」ケラケラ 京太郎「い、いいだろ別に」 淡「じゃあじゃあ、私も!」 ばぶるがーる『ほほーい>< 登録してねっ』 京太郎「オッケー。ってか、お前も同レベルじゃねぇかよ!」 淡「……」  ティロリン ばぶるがーる『ひどいよっ><』 淡「(´∀`*)」 京太郎「目の前にいるんだから口で言えよ。ていうかお前のLINE、一々可愛いな」 淡「淡様の可愛さに恐れいったか!」エッヘン 京太郎「あぁ、参っちまうな」クスクス 淡「! んへへっ」キュッ 【大星淡の女子力スーパーノヴァ2 LINEやメールで記号を駆使しちゃう(天然)】 京太郎「じゃあ、今度一緒にショップ行こうな」 淡「やったー♪ おごってくれてもいいよ?」ニヤリ 京太郎「出来るか! ちゃんとお小遣いもらっておけよ?」 淡「はーい。この間の大会で、お母さんから頑張ったで賞もらったかんねー」 京太郎「頑張ったで賞?」 淡「うん。決勝進出祝いだって」 京太郎「そりゃいいな。俺なんて県予選敗退だからなー」トオイメ 淡「え? 須賀って弱いの?」 京太郎「直球だなオイ!」 淡「まぁ、確かにオーラ感じないけどさー」ケラケラ 京太郎「むぐぐぐっ」 淡「でもさ。いーじゃん弱くても」 京太郎「へ?」 淡「そりゃあさ、私みたいなスーパーウルトラメチャストロングなあわいちゃんが言うとイヤミかもしれないけどさ」 京太郎「あ、うん」 淡「……正直言うとね。全国大会は、格下ばっかで楽勝だって思ってたんだ」 京太郎「……」 淡「でも負けちゃった。侮りは捨てて、最後が全力を出したのに――負けちゃった」 京太郎「大星」 淡「でもね! お陰で、麻雀じゃ何があるか分からないんだって知ることが出来たんだ!」 京太郎「!」 淡「えへへ、それ以来! 前よりもっともぉーっと! 麻雀楽しいよ?」 京太郎「……あぁ、そうだよな。大星の言う通りだと思う」 淡「だから! 須賀も麻雀に楽しみを見つけてこーよ。そしたら、あっという間に強くなれるから!」 京太郎「おう。ありがとな」ポンポン 淡「わっぷ、もぉー頭撫でるなー」ニヤニヤ 京太郎「おお、悪い」スッ 淡「あっ……」ズキッ 淡「そーだ、私のことより須賀の話をしてよ」 京太郎「俺のか?」 淡「うん! 色々知りたいからさ!」 京太郎「うーん、とは言ってもな。最近の趣味はゲームくらいか」 淡「ゲーム?」 京太郎「ああ、今はTODやってんだ。その後にTOD2のPSP版をだな」 淡「えー? 何それ何それ!?」 京太郎「ゲームの話なんて聞いても退屈じゃないか?」 淡「ううん! 知りたい知りたーい♪」 京太郎「そ、そうか?」ソワソワ 淡「色んなゲームのこと教えてよ。あんまそういうのやらないからさー」 京太郎「おう。じゃあ、まずは……」  数分後 淡「じゃあヒロインはラスボスの同一存在なんだ! レンズを破壊するとヒロインも消える、と!」 京太郎「そうなんだよ……(泣)」グスッ 淡「覚えたぞーメモメモ」 京太郎「ばかっ! 覚えなくていいんだよ!」 淡「えー? でもそれはもう聞いちゃったからさー。別のやるよ別の」 京太郎「ちくしょぉ、名作なのに……」 淡「えへへ、でもさ! その代わりに!」 京太郎「?」 淡「須賀がやってるのを、横で見ていてもいい?」 京太郎「お、おう!! 見てくれるか?! いやー咲とかはこういうのダメでさ!」キラキラ 淡「うん! 楽しみにしとく!」 京太郎「じゃあ今度俺の家でゲームだな! うっし!!」 淡「(須賀の家で……部屋で、ゲーム)」ドキッ 京太郎「(大星は本当にいいやつだなぁ)」ジィーン 【大星淡の女子力スーパーノヴァ3 男には「なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておく(天然)】 京太郎「んでな、その時主人公が言うんだよ」 淡「うんうん」 京太郎「俺は悪くねぇ!! ってな」アハハ 淡「あはははっ!」グーキュルル 京太郎「あっ」 淡「あっ……//」カァ 京太郎「すまん。話に夢中になりすぎてたな」 淡「う、ううん! いいよ!」 京太郎「そろそろ注文しないとな。何にする?」 淡「えっとねー、えっとねー」パラパラ 京太郎「俺はレディースランチにしようかな」 淡「レディースランチもいいけど……うーん」 京太郎「決まりそうか?」 淡「コレにしよっかなー」ボソッ 京太郎「それって、オムライス?」ビクッ  回想 咲「「あーん! 私オムライス食べられないんだよねぇ~(悲)」 咲「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないのっ><」 咲「……だって、……だって、卵割ったらヒヨコが死んじゃうんだよっ!」 咲「赤ちゃんかわいそうですぅ! まだ生まれてないのにぃぃ~(悲)」 咲「ピヨピヨとすら鳴けないんだよ……」ブルブルブル 京太郎「っ」ゾワッ 京太郎「……」ブルブル 淡「……あっ」 京太郎「お、大星……?」 淡「うん。ハンバーグにしよっと」 京太郎「えっ……?」 淡「何? どうかした?」ニコニコ 京太郎「だ、だってお前……オムライスが食べたいんじゃないのかよ」 淡「!」 京太郎「この前だって、結局俺のせいで……食べられなかったみたいだし」 淡「……」 京太郎「じゃあ、なんで?」ブルブル 淡「私、オムライス食べられないんだ」 京太郎「!!!(まさか、大星も咲みたいに!?)」ゾクゾク 淡「だってさー」 京太郎「っ」ブルブル #aa(){{{         /   /  //  . :〃  . :iト、|:. |             ヽ    ヽ  ヽ       乂 .′ / ,イ .:/ !   . :i| |:. |\: .                  ハ       .′ i`ーァ′/ ! .:i |   . : | |:. |  \: .  ヽ: .  ____ i-‐ ´   .      .′  !/ . : ′| .:| |   . : | |:. |   \: .        ̄| ̄ ̄ `ヽ:         /i|  :|. :|  | .:| |   . : ! |:. |_,,-‐====‐\   . : :|   . :|: . i     j〃 . :i|  :|. :|‐===┼-  | : j   -‐     \: .    . : |   . :|: . |     /  . :i|  :{. :!  \八  . : | jノ   , -‐ __,,.⊥   . : }   . :|: . 人    ′ . : 八  Ⅵ ≫=ミ、 . : !     ≫≦Y⌒'マハ:、  . : .′ . :|: . : .\    i . :i    . :\{ハ 《  )i:::::::ハ\{     ″{ .)::i::::::::::}::} 》 . : /  . :/!: . \: .\    | . :|   . :i   '. ヾ い;::::::jj         八∨乂 _;ノ:ノ  . :/  . :  |: .    : .`ー-    | . :|   . :| . :| . :l'.   V辷ク            ゞ゚-‐ '  . :/   . :/ . :|: .  .    | . :|   . :| . :| . :|ハ               /    . :/   . :/ .:.:|: .    : .    | . :|   . :| . :| . :| :.       ,        /  . . : .′ . / . : :|: .     : : . .    | . :|   . :| . :| . :|  :.             /  ,. : ,イ  . :/  . : 人: .       : : : . . .    |..:i:|   . :| . :| . :|   ゝ.     、   ノ .′ // / . : : /  . :.:/  \: .\: .    l :从  . : :| . :| . :{   / > .        { /'   / . : / . : : .:′    \: .\: .    乂{: \. : :!\〉、:\_/   . : .:〕jッ。.     . ィV`ヽ /. :/ . . : :/       \: .\: . .     `\ \{   \;/  . : .://{{   ` ´ | |│ ,// . : .:/             \: .\: . . }}} 淡「須賀が、悲しい顔しちゃうから」 京太郎「え?」ドクン 淡「何かあったんでしょ? 嫌なこと」 京太郎「え、あ……あ、ああ」 淡「うん。だからオムライスは食べない」ニッ 京太郎「なんで、そんな……」 淡「当たり前じゃんかよー。そんな顔しちゃってさー」ナデナデ 京太郎「お、大星……」 淡「オムなんていつでも食べられるし。でもさ、須賀との食事はたまにしかできないじゃん」 京太郎「!」 淡「だからさ! この瞬間だけは楽しく食事しなきゃ! 私も、当然須賀もね!!」ニッ 京太郎「……」ドクン 淡「ということで、淡ちゃんはハンバーグを食べちゃうぞー!」 京太郎「……は、ははっ。やっぱお前、いい奴だ」 淡「ほぇ?」 京太郎「なぁ……大星」 淡「なーに?」 京太郎「淡って、呼んでもいいか?」 淡「うん、いーよ。私もキョウタローって呼ぶから」 京太郎「そっか。俺もいいよ」 淡「オッケー★」 京太郎「後さ」 淡「んー?」キョトン 京太郎「一緒にオムライス……食べてくれないか?」 淡「え? 大丈夫、なの?」 京太郎「ああ。お前と一緒なら、食べられる気がするんだ」 淡「っ!」ドキッ 京太郎「だから俺に、付き合ってくれるか?」 淡「……うん、いいよ」 京太郎「よっしゃ。じゃあ。オムライスパーティだ」 淡「オムライスパーティだね」 京太郎「デミグラスかな」 淡「ケチャップがいいな……」 京太郎「選べるみたいだぞ」 淡「デミグラスも捨てがたいね」 京太郎「捨てがたいな」 淡「どうしよっか」 京太郎「どうしよーか」 淡「どっちも食べる方法を探そうよ」 京太郎「じゃあ半分こだな」クスクス 淡「半分こしちゃいますか」クスクス 京太郎「淡」 淡「なーに?」 京太郎「ありがとうな」 【大星淡の女子力スーパーノヴァ4 オムライスを食べられない女をアピールせよ(天然)】 店員「お待たせしました」コトッ 京太郎「ありがとうございます」 淡「ありがとー」 店員「ごゆっくり」フッ  カチャッ 京太郎「頂きます」 淡「頂いちゃいます」  モグモグモグ 京太郎「ケチャップ付いてるぞ」 淡「キョウタローもデミ付いてる」 京太郎「拭いちゃうぞ」 淡「拭いちゃいますか」  フキフキ フキフキ 京太郎「交換だな」 淡「交換だね」  ススス 京太郎「頂きます」 淡「頂きまーす」  モグ モク ゙モグ 京太郎「デミ付いてるぞ」 淡「ケチャップ付いてるよ」 京太郎「拭いちゃうぜ?」 淡「拭いちゃうからね?」  フキフキ フキフキ 京太郎「あっ」 淡「?」 京太郎「オムライスうまい」 淡「うんっ。美味しいね」  カランカラーン 京太郎「お腹いっぱいだな」 淡「いっぱいだね」 京太郎「このあとどうする?」 淡「どこでもいいよ」 京太郎「またか」 淡「まただよ」ククク 京太郎「じゃあ、俺にも聞いてくれ」 淡「んーっと。このあとどうする?」 京太郎「どこでもいい」 淡「キョウタローもかい!」 京太郎「あはは、だってさ」 #aa(){{{                         /               l              ′                             ,′/  /             |        ∧ ,                       /       l / ./    l   ′           ∧ ′                        / イ|l       | l| /   ,イ ィ}  /!    ′   |l     ∧ ヽ                          |l    八 | lレ\// / / l   , / l /   |l  |  l|ー一                          |l   /¨! .从{-==≧、 / ヌ  } ./ / .!∧  |l  |  l|                       从 { λ/ ` 弋丕>/´ l} //Ⅳ_ 斗<   |l  |  l|                       ∨V ヽ           /   ´、ニ赱 |  /l .八 l|                          }  ` ┤                  从/ |l /  ヽ                          |Ⅳ ∧          {!        _ノ   |/                          ′∨ 仆、                八                          ∨     `    _                        /≧ュ.  /     \          . ィ                    _/二二二≧ュ     \       /}/                     -=≦二ニニ=- 二二ニ()≧ュ    ー</∨ __ .             -=≦二二二二二ニニ -=ニ()ニ=-/      {=ニニ{0=- |     r=≦三三二二二二二二二二二ニニ//二=-/       八 ニニ|0=- |__   /二二二=-\ニニニニニニニニニニ{ /二二二 >、       ,<-=ー ヽ\__,r======ミ       , .r ー―――――――― /、 ̄ ̄ ̄> /    , ―| |-=ニニニニニニ{ニ┐ }ニニ\ }}} 京太郎「お前と一緒なら、どこだって楽しいに決まってる」 淡「……えへへっ//」 #aa(){{{                 _, -──-  .,_                '´         `丶、             /              \            ,          /         \ .           /     .   /            ヽ            ′     / /              `、 .          .' /   /,     // /|   |       `          i     . /    」_ ′/  |   | i|  . i .         i |   j/,    /イ`メ、   |  小 ||   ト.!           j .|  ∨/    / |/ ヽ  |  ァT丁l   | |          ノ i|  V    j 抖竿ミ    ノ ノ ,ノイjノ   | i ___ ____彡' , i|  i| j   八|:x:x:    /ィ竿ミ 刈    | }  ̄¨ え≠  / 八 i|/l   |  |        :x:x:/ ノ    | ′  /  -‐ '    ハ  八  ト、  ヘ.__ `  厶 イ   ノ /    __,.斗‐=≠衣  ヽ八\ 丶.__ソ  . イ(⌒ソ  イく      jア¨¨^\   \   \ >-=≦廴_  ア /ノヘ\   斗ァ'′     \   \   ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ /圦 |       、\   ヽ   、∨tl  `ヽ . ∨ V\ i  { `|           Vi:\  ハ  i } |    } i }  ∨,} } ≧=- |         辻_V\`i}  i } |  /} iハ}   辻ノ    ノ          ¨〕V//リ  iノ ////V〔    ¨〕 淡「うんっ!!」 }}} 京太郎「じゃあ行くぞ」 淡「あいあいさっさー!」タタッ  ウデクンデイイ? アア、イイゼ  ヤッター!  オイムネガ!?  アテテンダヨー! 「……」 #aa(){{{       /              \       / .::::::::..::::::::. ::::::::::::.. ::::::::...  ヽ .   / / .::::::::::::::::::::::::. :::::::::::::.::::::::::::. :. i    / /;.:::::::::::;ィi::i:::i  i:.|:::   |::. ::::::..::  | .  / i |  :.:ハ!_|.|.:|:::::i::|:::::::::::::::::::::::::::::. |  / ..|.:|::!:::::'|´|_И:!::::i::|::::::::::::|::::::::::::::::: | ./ .:/!:{:ハ:::i:f"|:ヽ|:::::::i::|-、::::::|:::::::::::::::::::.| i/   |::::::};ハ{. Lン|:::::;ル'^ }::::::|::::::::::::::::::: |      |:::ノ   "" j/  /::::::|:::::::::::::::: :: |     |::::.、        '^リ::::::!:::::::::::::::: : | |     |::::ハ`       !:::::/:::i::::::::::::i: |ノ     |/   ヽ.__,..::、  /::::/:::/:::::::/:/!: /            V | /::ノi!:/!:::::ノソ }ノ           ,..-‐y/‐j/フ‐'" ̄\      ,...-‐'"            `ー- 、    r=、´                   `ir、   /\ヽ、                     ||.ト、  ハ   | |:|                    ||.| | . i ゙、  | |:|                   ||.|/! |  ゙、 !.i:i                   ||.|| }}} 照「……」スタスタ  ザッ 照「!」 菫「……よかったのか?」 照「……何が?」 菫「邪魔する予定、だったんだろう? チャンスもいくらでもあっただろうに」 照「別に。私はなにも見ていないし、なにもする気は無いよ」 菫「ふっ、そうか。それより、私は今からスイーツバイキングでやけ食いもしようかと思ってる」 照「!」 菫「……付き合ってくれると、嬉しいんだが?」 照「っ……う、うん」ブルブルブル 菫「ありがとう」ポン 照「ありが、とう……」 菫「なぁに、いくらでもチャンスはあるさ。私も、諦めるつもりはない」 照「うん……!」 淡「でねー! このクレーンゲームがさー!」 京太郎「任せろ!」 淡「頼んだぞー!!」  それからの数時間は、まるであっという間に過ぎて  二人を包む空間が加速していく感覚に、俺達はただただ酔いしれて  気が付けば―― 淡「手、つないでもいい?」 京太郎「ああ」  二人の距離は、ゼロになっていて 淡「ほら! 時間いっぱいまで遊ぶよー!!」 京太郎「おい、急に走るなって!!」  俺達は思う  この時間がいつまでも続くなんて、幻想を抱くほど子供じゃないけど 淡「あわわ!」コケッ 京太郎「あぶねぇ!」ダキッ  せめて、この瞬間だけは―― 淡「んっ」 京太郎「っ」  チュッ  熱の覚めない、夢であるようにと 第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】   カンッ

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