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京太郎「よし、次あれに乗りましょうか!」絶叫系で興奮中 セーラ「よっしゃ、このまま制覇したろうや!」臆せず突っ込んでいくタイプ 竜華「あははっ!二人ともはしゃぎすぎやん!」遠くで見て楽しむタイプ 怜「……(まさかなぁ……セーラは普通に来たけど、泉と船Qが用事で来れへんってなってまうとは。……二重の意味でチャンスではあるけど、ウチはどうしたらええんやろか)」激しいのは無理 竜華「ん、怜?どないしたん?元気ないで!……はっ!まさか体調悪いとか!?」 怜「え……いやいや、そうではないんよ。ただちょっと考え事してただけや」 竜華「考え事って…悩みって事なん?だったらウチが聞いたるよ!」 怜「えっとそれは……その……(い、言えへんわ。京太郎が好きだって自覚してもうたなんて……)」 竜華「う、ウチには言えん様な事なん?」ナミダメ 怜「うう……」 一方。 京太郎「ひゃっほう!!」 セーラ「うはああああ!!激しいなこの乗りもの!!ごっつ楽しいわ!!」 京太郎「マジですね!っとセーラさん、この先に落ちるところで写真とるのがあるんですよ」 セーラ「おう、知ってるで!雑誌で情報はバッチリ……ッ!そうや、二人で好きなポーズとらへん?」何か思いついた 京太郎「お、良いですね!重力に逆らって、頑張ってみましょうか!」 セーラ「おう!あ、来るで!1!」 京太郎「2の!」 京太郎「さあああああああ(チュッ)あああああん!!?」 セーラ「……(や、やった……やってもうた……////)」首を頑張って伸ばし頬に口付けた 京太郎「せ、セーラさん!?い、いまの!」 セーラ「じ、事故や」 京太郎「え?」 セーラ「重力での事故やった!う、うちかて突然でびっくりしたんやで!」 京太郎「あ、そ、そうなんですか。いやーびっくりしたぁ!」 セーラ「(さ、さすがに……まだ早いよな?告白するんは……)」 京太郎「まぁでもそれなら、俺役得でした。まさかあのセーラさんに、頬とは言えキスしてもらえるんなんて光栄ですしね」 セーラ「そ、そうか?あはは、それならよかったわ!(こ、好感触っぽい?結構、嬉しいもんやな……)」 京太郎「ーーーーっと、竜華さんと怜さん、ベンチにいるみたいですね」 セーラ「ん?ああ、どうしたんやろ?結構真面目な空気っぽいけど」 怜「わかった、白状するわ……竜華の涙には勝てへん」 竜華「うん、それで一体……」 怜「ウチな……京太郎のこと好きになってしまってたみたいなんや……」 竜華「……えっ?」 怜「私、竜華より前から連絡先交換してたやろ?だからいろいろと話しているうちに……」 竜華「と、怜……」 怜「なぁ、どうしたらええと思う?竜華と喧嘩になるんわ私嫌や……どうしたら……」 竜華「……うん、怜!大丈夫や!」ギュッ 怜「ふぇっ?」 竜華「まさかそんなことになってるなんて、ウチ気づかんかった。やっぱり怜は演技上手いわ!」 怜「……竜華」 竜華「事情は分かった。……でもな怜、分かってるとは思うかも知れへんけど……ウチも京太郎くんが好きなんよ」 怜「うん……」 竜華「だからこれからは、互いに親友で、ライバルや!」 怜「……うん?」 竜華「互いに同じ人が好き、でも仲は悪くなりとうないっていうなら、真っ向勝負で京太郎君を振り向かせた方が勝ちって事で、文句は一切なし!」 怜「……でもそれ、負けた方が……」 竜華「うん、でもそれで互いに何もせずに京太郎君が誰かに取られちゃったら、互いに後悔するやろ?……だからいっそ逃げない方が良いって思う」 怜「それも……そうか……」 竜華「なんなら三人で住んでもウチ、ええで!?」 怜「そ、それ……も悪くはないんかな?」 竜華「ま、とりあえずライバルって事は確定なんやで、怜?」 怜「む……そやな、本妻戦争言う言葉もあるくらいや。この際やから負けへんで?」 竜華「望むところや!」 京太郎「おーい!二人とも!戻ってきましたよ!」 竜華「あ、京太郎君!セーラ!おかえりー!」 怜「ええタイミングやな、ちょうど話終わったとこやったで」 セーラ「話って……何をや?」 竜華&怜「「……秘密やで」」 カンッ? ところで 京太郎「写真出来てるでしょうから、見に行きましょうか」 セーラ「え……よ、四人で行くんか?」 竜華「ん?どうしたん?何か都合悪いことでもあるん?」 怜「(あれ……なんやろ、嫌な予感が)」 京太郎「まぁ、事故って言うかなんと言うか……あ、ここですね」 セーラ「な、なぁ京太郎!やっぱ後で……」 店員(17)「こ、こちらがお客様方の写真です……(さ、最近の若い子って大胆だよぉ!)」 竜華「ほう、どれど……」 怜「……えっ」 京太郎「いやー、事故らしいんですけど。まさかこんな事あるんですね!役得でした!」 セーラ「あ、あはは……」 竜華「(ま、まさか……)」 怜「(灯台下暗し……)」 竜華&怜「「(敵はすぐ側にいた!!)」」 カンッ!!

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