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阿智賀と晩成の合同練習中 由華「どうも、高鴨穏乃さん」 穏乃「た、巽由華さん!大会以来です!」 由華「ええ。ぜひもう一度面と向かって、貴女に会いたかった……あの子と古い馴染みで、私に勝ったの貴女に」 穏乃「……やっぱり京太郎と仲良いんですね、打ち方がそっくりでしたもん」 由華「今の私があるのは京太郎くんのおかげ、レギュラーに上がれるくらい練習に付き合ってくれた」 穏乃「練習……だけですか?」 由華「え?」 穏乃「私見ちゃったんです、二人が日曜に一緒に並んで歩いてるのを。由華さん、凄く嬉しそうだった」 由華「!……そっか、見られちゃったんだ」 穏乃「……でも二人はまだ付き合ってない。京太郎がそんな大事なことあったのに何もいわないなんて事ないし」 由華「……そうだね」 穏乃「だから、言わせてもらいます」 穏乃「京太郎は……絶対譲れません!」 由華「それはこっちのセリフ……大会では負けたけど、京太郎だけは譲らない。たとえ私より長い間想っていた貴女でも」 由華&穏乃「「……」」 京太郎「由華さーん、どこに……って二人揃ってどうしました?」 穏乃「ん?なんでもないよ!それより、京太郎おやつ作って欲しい!」左腕に抱きつく 京太郎「え?いや構わないけど、なんで腕……」 由華「私はハチミツたっぷりのパンケーキが良いかな」右腕に抱きつく 京太郎「あ、はいはい……って由華さん、穏乃もどうした?」 由華&穏乃「「なんでもない」」 カンッ!

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