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初美「いやー京太郎がデートに誘ってくれるなんて思ってもみなかったのですよー」 京太郎「折角の誕生日ですしね」 初美「それは凄く嬉しいんですが……」 京太郎「何ですか?」 初美「……あっつい」 京太郎「……言わないでください」 初美「なんなんですかこの暑さ!?まるで夏ですよー!?」 京太郎「五月なのが嘘みたいですよね……」 初美「うー、もう汗でベトベトになってしまいました」パタパタ 京太郎(ま、マズイ!普段から見えるか見えないかの際どい格好をしているのに手で扇いだりしたら大変なことに……!) 初美「どうかしましたかー?」パタパタ 京太郎「い、いや何でも……」 初美「それにしても暑い、暑すぎるのですよー……あ!京太郎、あのアイスを買ってください」 京太郎「ええー……○ーティワンって高校生の財布には厳しいですよ」 初美「いやですーサーティ○ンのアイス、トリプルが食べたいのですよー」 京太郎「ダメな物はダメです、っていうか自分で買えば良いじゃないですか」 初美「だって今日は財布を持ってきて無いのですよー」 京太郎「なんで!?」 初美「デートに誘ったんだからここは京太郎が奢ってくれると信じてたのですよ―」 京太郎「そんな無茶苦茶な……」 初美「いいから買ってくださいー、このままだと溶けてしまいますー」 京太郎「ああもう子供ですか!?」 初美「む、私の方が京太郎より二つお姉さんなんですよー?」 京太郎「とてもそうは思えないから言ってるんですよ……」 初美「うー、じゃあもう子供で良いからアイス買ってくださいー」 京太郎「はぁ……仕方が無い先輩ですね」 初美「本当ですかー!?」 京太郎「はいはい、買ってあげますよ」 初美「やった!トリプルですよー?」 京太郎「わかりましたよ」 初美「京太郎はよく出来た後輩ですよー」 京太郎「全く、現金な先輩ですね……はい、トリプルですよ」 初美「わぁ!ありがとうですよ京太郎」 京太郎「どういたしまして」 警察「君、ちょっと良いかな?」 京太郎「へ?」 この後滅茶苦茶弁解した はっちゃん誕生日おめでとう!カンッ!

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