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憧「ハァ……ハァ……」 京太郎「大丈夫か?ほい水」 憧「ハァ……ありがと……」ペタン 京太郎「(肩で息をしながらへたり込む憧さんすごく色っぽい)」 京太郎「やっぱり俺と同じペースで走るなんて無理だったんだよ」 憧「思ってた以上にアンタのペースが速くて……。一応私も小学校まではシズと一緒に山とかを走ってたんだけどね……」 京太郎「腐っても中学はハンドボール県予選決勝進出者だからな。……んで、どうしていきなりマラソン一緒にやるぞーなんて言い出したんだよ」 憧「……っちゃったから」 京太郎「え、なんだって?(難聴)」 憧「太っちゃったからって言ったの!二度も言わせないでよバカ!」 京太郎「ふ、太ったぁ?」 憧「最近は麻雀より部の勧誘の方がメインだったからちょっと……ね」 京太郎「いや、でもさあ……」 憧「だって、京太郎って細い女の子の方が好きなんでしょ?……和とか玄みたいな」 京太郎「おまっ……。ーーまあ、高校入った頃は和にメロメロだったよ。それは認める」 憧「ほらやっぱり……。メロメロなんて古いし」 京太郎「だまらっしゃい。でも今は誰でもない憧好きなの。お洒落で、優しくて、面倒見が良くて、友達思いで、麻雀が強くて……」 憧「もういいっ!聞いてるこっちが恥ずかしくなるからストップストップ!」 京太郎「まだ20個はあげられんのによー。まあ俺が言いたいのは、別に見た目だけで憧を好きになったわけじゃーないってこと」 京太郎「ちょっと太ったくらいじゃ憧の魅力は消えねーよ」 憧「……アリガト」 京太郎「まあガッツリ太った時は夜の運動を増やして釣り合いとればいいだろ、うん」 憧「ふきゅっ!?」 カンッ!

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