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京太郎「せっかく九州に来たってことで昨日博多とんこつラーメン食べに行ったんですよ」 姫子「へー…そんで、どやったと?」 京太郎「値段もそれなりだし味は良かったんですけど…いまいち満腹にはならなくてそのあとお蕎麦食べに行ったんですよねぇ」 姫子「はぇー…きょうたろくんって大食いさんなんやねー」 京太郎「いやー、自分としてはそこまでではないと思うんですけどねー…」 哩「…ふむ」 姫子「ぶちょー?どげんしたとですか?」 哩「いや、ちょっとな…京太郎、お前替え玉ばしたと?」 京太郎「替え玉ですか?いえ、しませんでしたけど…」 哩「あぁ、やっぱりか」 姫子「あー、そういうこつですか」 京太郎「?」 哩「博多とんこつは替え玉するのが前提のメニュー構成たい。出てくるのやけに早いなーとか思っちょらんかったか?」 京太郎「…言われてみれば確かに」 姫子「そりゃ足りんわけたいねー。私でもひとつかふたつぐらい替え玉するけん、きょうたろくんならもっと欲しいくらいやろーもんね」 哩「元は立ち食いそばと同じコンセプトですぐ出せるように、って代物ばい。だからゆで時間の関係で麺も細うなっとるし具もそこまでなか。ばってん、トッピングは自由にできるようになっとるけの」 京太郎「なるほどー…」 姫子「…あ!どうせやしこれから食べにいかん?私も久しぶりに食べたいち思っとったけん、どやろ?」 哩「おいおい、京太郎が昨日食べたって言ったばかりやろうに…」 京太郎「それぐらいは大丈夫っすよ。一週間続けてとかだと辛いですけど二日三日なら別に…健全な男子高校生ですし」 姫子「ほら、きょうたろくんもこう言ってることですし!ぶちょーも行きましょーよ!」 哩「あぁもう、わかったわかった。もうちょっとで終わるからそしたら行くか」ナデナデ 姫子「やったぁ♪」 京太郎「良かったですね、姫子さん」 哩「あ、京太郎。ちとこっちこい」クイクイ 京太郎「どうしました?」 哩「…盛りのおなごににんにく食わせるち事は覚悟は出来とうわけたいね?」ボソッ 京太郎「!?そ、それはどういう…」 哩「くふふふふ♪」ペロリ 姫子「ぶちょー?」 哩「なんでもなかよ、姫子。食べた後の予定相談しとっただけばい」 姫子「? とりあえず私も交ぜて下さいね?」 哩「あぁ、もちろん…姫子を仲間外れにするわけなかとよ…の?京太郎」ニヤニヤ 京太郎「だからそれはどういうことなんですか!?」 カンッ おまけ 京太郎「俺最初リーズナブルって言いましたけど替え玉前提だと考えたらこれってむしろ普通のラーメンより高いんじゃ…」 姫子「きょうたろくん、それだけは言っちゃいかんとよ」 哩「ま、金のことば気にすんなら外で食うなちうことじゃの」 モイッコカンッ

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