「京太郎「俺が……アイドル?」咲「ふぇっ!?」 46」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

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3 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 02:08:43.98 ID:eMhzalz+o [3/8] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) ・Cランクアイドル(100000~300000) <容姿> S(77) <雀力> S(87) <歌唱力> B(54) <演技力> B(57) <特技> ・タコス作り <担当> ・清水谷竜華(プロデューサー) ・花田煌(マネージャー) ・竹井久(事務員見習い) ・龍門渕透華(スポンサー) ・福路美穂子(家政婦) ・瑞原はやり(総合トレーナー) ・弘世菫(麻雀トレーナー)  ・松実姉妹(容姿トレーナー) ・雀明華(歌唱力トレーナー) ・石戸霞(演技力トレーナー) <アイドル経歴> ・雑誌特集&表紙&パンフレット ・サイン会 ・ドラマ主演 ・いい○も出演 ・CM出演 ・仮面ライダー 主演 ・アニメ 主要キャスト起用 ・抱かれたい男ランキング 第四位 #aa(){{{       |.  G |  F |  E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS ―――┼――――――――――――――――――――――――― 容姿  |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 雀力  |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 歌唱力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 演技力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll }}} <須賀京太郎のファン> ・宮永照 ・宮永咲 ・蒲原智美 ・愛宕洋榎 ・愛宕絹恵 ・江口セーラ ・鹿倉胡桃 ・染谷まこ ・片岡優希 ・原村和 ・国広一 ・深堀純代 ・藤田靖子 ・滝見春 ・池田華菜 ・久保貴子 18 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 21:01:51.00 ID:ky/uyVgpo [2/14] 【一週間後 アクセル1】 竜華「……」ボーッ  ガヤガヤ ザワザワ 竜華「……はぁ」  ガチャッ 竜華「ん?」 煌「おや、お疲れ様です」スタスタ 竜華「んー……お疲れさん」 煌「ふふっ、事務所も大分騒々しいですね」 竜華「うん。まぁなぁ」チラッ  トゥルルルルル! ハイモシモシ!  ハイ、ハイ! ソノヒハテレビノシュウロクガ……  シゴトアイテタッケー? コレカラニシュウカンヤスミナシデス! 竜華「……」  あの日から、一週間が経った  京太郎君がプロと対局して……勝って  それから、一週間 煌「あ、そうそう。あの雑誌、好評みたいですよ」スッ 竜華「当然や。大スクープやもん」 煌「……よく撮れてますね、すばらっ!」ニコニコ 竜華「ほんま、綺麗やな」 煌「……清水谷さん」 竜華「ほんま……」  うちは―― 竜華「……ええ顔しとる」  京太郎君と会ってない 19 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 21:12:31.73 ID:ky/uyVgpo [3/14] ~~一週間前~~ 【対局場所】 京太郎「……竜華さん」 竜華「ん? なに?」ゴシゴシ 京太郎「俺! 今、分かりました!」 竜華「ふぇ?」 京太郎「……」 竜華「なんなん? 真面目な顔して」キョトン 京太郎「俺、竜華さんのこと――好きです」  その時、うちの頭は真っ白になった  京太郎君の言った言葉の意味を理解するのに、頭が回らなかった  それほどまでに、その言葉はまるで夢みたいで  だから――  だからこそ、うちは 竜華「……あ、当たり前や! うちはプロデューサーやからな!」アハハ  その言葉を、信じることができひんかった 京太郎「えっ……?」 竜華「うちも当然京太郎君のこと、好きやで」ニコニコ  違う 京太郎「え、えと……そ、それは【プロデューサー】として、ですか?」 竜華「はぁ? 当たり前やん。それ以外に何があるん?」バンバン  ほんまは、こないなこと言いたない 京太郎「……そ、そうですか」ウツムキ  なのになんで……? 竜華「ほら、みんな驚いとるし。ちゃんと説明せんと」クスクス    タッタッタッタ 竜華「皆さんすみませんでした」ペコリ 靖子「い、いや。別にそれはいいんだが……今のは?」 はやり「……竜華ちゃん?」ムスッ 竜華「うっ……」  瑞原プロの視線が痛い  あれは一体、うちと京太郎君のどっちに怒っとるんやろ? 良子「サブライズ……今のは聞き流すべきなんでしょうか」 咏「わっかんねー。でも、一つ言えるのはさ」ギロリ 理沙「最低!」プンスコププン! 竜華「……っ」  前言撤回  完全にうちが責められとる 20 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 21:23:02.39 ID:ky/uyVgpo [4/14] はやり「竜華ちゃん。今の、どういうつもり?」ジッ 竜華「な、何がですか?」メソラシ  完全にうちが悪い  そないなこと分かっとる    それでも、どうしようもあらへん 竜華「あの、うちは……」 京太郎「……」 煌「……っ! み、皆さん!」ダッ  重い空気を見かねた花田さんが割って入る  ほんまこの人は……空気が読める人や 煌「た、担当の人も……具合が悪いようですし」 編集「」アヘアヘ 煌「ここは一度休憩しましょう? ね?」 プロ一同「……」ジッ 竜華「……うちからも、お願いします」ペコリ プロ一同「……」コクッ  キュウケイハイリマース オツカレーッス 煌「一旦、落ち着きましょう」 竜華「花田さん、うち……」 咏「おい、そこの」 竜華「うち、ですか?」 咏「……逃げんなよ」ボソッ 靖子「三尋木プロ、行こう」 咏「……」ギリッ  タッタッタッタ 竜華「……」 煌「プロデューサー、しっかりしてください」 竜華「うん……ごめん」 京太郎「……」 宥「」カチコチ 玄「」チーン 竜華「京太郎君……ごめんな」  それからの事は、よく覚えてへん  収録が無事終わって、呆然と家に帰って  布団にくるまって寝た  ただ、それだけ 23 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 21:33:28.57 ID:ky/uyVgpo [5/14] 【現在 アクセル1】  そして一週間が経った  元々ハードスケジュールやった京太郎君は、その日から仕事漬け  学校もあるうちは、京太郎くんと会えない日々が続いていた 竜華「……」 煌「悩んでいるんですか?」 竜華「えっ?」 煌「ふふっ、顔に出てますよ」クスクス 竜華「……かなわんなぁ」グテー 煌「清水谷さん。今私がどんな気持ちか――分かります?」 竜華「えっ? そない言われても……」  顔はニコニコしとるけど、内心はそないなハズないし  やっぱり―― 竜華「怒って、るんとちゃう?」ビクビク 煌「ピンポーン、大正解です」ニコニコ 竜華「」  あぁ、胸が痛いでほんま―― 煌「でも、勘違いしないでくださいね」 竜華「え?」 煌「別に、清水谷さんに怒っているわけではないので」クスッ 竜華「どういう、こと?」 煌「私は京太郎君に怒ってるんです」プクーッ 竜華「へっ?」キョトン  なんで?  悪いのはうちやないの? 竜華「花田さん、どうして京太郎君に怒っとるん?」コポコポ 煌「どうして? どうしてって、そりゃまぁ……いろいろありますけど」 竜華「だって京太郎君は何も……」ゴクゴク 煌「大体! どうしてあんな場所で告白するんですか!」クワッ 竜華「ぶぅぅー!!」オチャブシャァァ! 煌「」ビッショリ 竜華「げほっげほっ!! な、なな何を!?」カァァァァ 煌「……」フキフキ 竜華「あ、あああ、あれは! 告白ちゃうし! そんなんちゃうでおまんがなー!」アセアセ 煌「落ち着いてください」ハァ 25 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 21:48:45.07 ID:ky/uyVgpo [6/14] 竜華「だって! 京太郎君はその、えっと……」アセアセ 煌「まぁ、認めないだろうとは思ってましたけど」 竜華「せ、せやから認めるも何も! 京太郎君がうちのこと……//」カァァ  だって、あの超が付くほどの鈍感やで?  人のことを女とも思っとらんし、デリカシー皆無や!  そんな京太郎君が、うちのこと――  好きやなんて、そんなことがあるわけ…… 煌「……清水谷さん」ゴゴゴゴッ 竜華「は、はいっ!」    こ、怖い!?  花田さんがこの前も助けてくれたし、味方や思うとったのに!  それにあのこともそない気にしてへんように見えたんやけど――   煌「私は、京太郎君が好きです」 竜華「はへ!?」ビクッ 煌「ここにいる誰よりも、ううん……世界中の誰よりも京太郎君が好きです」 竜華「な、なななっ……!?」カァァ 煌「なのに……京太郎君は私を選んではくれませんでした」ウツムキ 竜華「……花田、さん?」 煌「だから……私は京太郎君に怒ってます。私を選ばなかった京太郎君を許したくない」ジワッ 竜華「……」ズキン 煌「どうして……ですか?」ポロッ 竜華「花田さん……うちは」 煌「どうして、私じゃダメなんですか……?」ポロポロ 竜華「……」ギュッ    かける言葉が見つからない  うちはこの人になんて言えばええの?  何を言えば、この人の傷を癒すことが出来るん? 煌「あはっ……あはは……ごめんなさい。これじゃ、私、愚痴ってるみたいで」ゴシゴシ 竜華「……」  何が、何が【気にしてへんように見えた】や  ホンマに辛いのは……  うちより、この人に決まっとるのに 煌「……よし、笑顔!にぃっ!」ムニィー  なのに、気丈に振舞って……うちを助けてくれて 煌「えー、おっほん。えへへ、お見苦しいところお見せしました」ニコニコ 竜華「花田さん……」  うち、なんて馬鹿なんやろ 26 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 21:57:41.36 ID:ky/uyVgpo [7/14] 煌「つまりですね、私は罪作りな京太郎君に怒ってるんです!」 竜華「……そっか」 煌「あんなに私達を夢中にさせて、選ばないなんて……酷いですよ」 竜華「うん、うちも……そう思う」 煌「ですから、竜華さんの取った行動も――きっと、酷いことだと思います」 竜華「えっ?」 煌「あの京太郎君が……どんな気持ちだったのかを、ちゃんと考えてあげてくださいね」スクッ 竜華「あっ!」  スタスタ 煌「……失礼します」  バタン 竜華「行ってもうた……」  花田さん、あんなにいい人やのに  どうして……京太郎君はうちを選んだんやろ?  なんで、突然あんなこと言うたん?   竜華「……」   コチコチコチコチ  時計の音だけが耳に響いてくる  あれだけ騒がしかった電話も、なぜか今は静か  まるで、世界がうち一人だけになったみたい    このまま――本当にうち一人だけになればええのに  そう……  ガチャッ 京太郎「……」 竜華「あっ」  思ってたのに ~~アイドル と プロデューサー~~ 27 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 22:18:27.46 ID:ky/uyVgpo [8/14] 【アクセル1】 京太郎「竜華、さん?」 竜華「あっ……えっ?」ガタッ  あの日から、どれほどこの顔を夢見ただろう 京太郎「今、大丈夫ですか?」バタン 竜華「……うん」  意識するまでは、面と向かっていられたその顔も  今じゃなぜか気恥ずかしくて 京太郎「じゃあ、座りますね」 竜華「……ど、どうぞ」モジモジ  やっぱり、あの一件でどこか気まずい感じがする  こんなんじゃ、本題に入るのすら難しい…… 京太郎「……」 竜華「……」ソワソワ  なんとかして、話題を作らないと…… 京太郎「……あの、さっき煌さんに会って」 竜華「うん……」 京太郎「竜華さんがここにいるって、聞いたので」ポリポリ 竜華「そ、そっか」 京太郎「……」 竜華「……」 京太郎「あの、えと……」 竜華「……うん」 京太郎「好き、です」 竜華「……」 京太郎「……」 竜華「え、今なんて?」 京太郎「!?」 29 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 22:38:41.30 ID:ky/uyVgpo [9/14]  い、今何が起きた!?  完全に沈黙していたタイミングで、なんで聞こえないフリ!? 京太郎「うぇ!? え、ええええ!?」 竜華「……」モジモジ 京太郎「ちょ、ちょっと待ってください!」 竜華「な、なんや……?」ドキドキ 京太郎「今の聞こえてたでしょ!?」 竜華「……」プイッ 京太郎「え、ええっ!?」  どうして……聞こえないフリなんてするんだ?  俺のことが好きじゃないなら、断ればいいだけのハズだ 京太郎「竜華さん!」 竜華「な、なに?」ソワソワ 京太郎「今、聞こえてますよね?」 竜華「う、うん」 京太郎「じゃあ、言います」ギュッ 竜華「……」ドキドキ 京太郎「……お、俺は!」スゥゥゥ 竜華「……」 京太郎「竜華さんのことが好きです!!」 竜華「!!」ガタッ 京太郎「(やったか……?)」 竜華「ごめん、聞こえへんかった」 京太郎「」 30 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 22:55:50.52 ID:ky/uyVgpo [10/14] 京太郎「はぁぁぁぁ!?」 竜華「……」プイッ 京太郎「あ、あの! なんで聞こえないフリするんですか?」 竜華「べ、別に……」プイーッ 京太郎「……」 竜華「……」 京太郎「……」カキカキカキ 竜華「……なにしとるん?」 京太郎「竜華さん、これを見てください!」 紙「好きです by京太郎」 竜華「……!!」 京太郎「(どうだ!? これなら聞こえないは通用しないぞ!)」グッ 竜華「……」   竜華「郎太京 yb すでき好? どういう意味やろ?」キョトン 京太郎「おぉぉぉぉぉぉい!? 何度繰り返すんですか!?」 竜華「だぁぁぁぁ!!! うっさい!!」 京太郎「っ!?」 竜華「はぁ、はぁっ……」プルプル 京太郎「……」 竜華「ハッキリ言わな……分からんの?」キッ 京太郎「!」 竜華「……うちが、気ぃ遣っとるのに。アホみたいになんべんも言われたらかなわんで」 京太郎「……」ズキッ 竜華「京太郎君……もう、そないなこと言わんといて」ドンッ 京太郎「あっ……」  本当に、俺は嫌われてる……のか?    なら……もう 京太郎「……はは、あははっ……すみません」 竜華「……」 31 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 23:16:54.57 ID:ky/uyVgpo [11/14] 京太郎「俺……何か勘違いして、たみたいで」 竜華「……」 京太郎「少しくらい脈があるかなー、なんて思っちゃって」ポリポリ 竜華「……」 京太郎「……でも、竜華さん」 竜華「……」 京太郎「俺は、本気で竜華さんのことが好きなんです」 竜華「……っ」ギリッ 京太郎「そりゃあ俺は何かも中途半端で……」 竜華「……(違う)」 京太郎「竜華さんへのこの気持ちに気づくまでずっとフラフラしてました」 竜華「(うちは……ホンマは!)」 京太郎「だけど、やっと気づけたんです」 竜華「京太郎君……」 京太郎「だから、しっかりと言葉にしたい」 竜華「……」 京太郎「ちゃんと、正面からぶつかってから玉砕したいんです」 竜華「うちは……」 京太郎「竜華さん。俺は竜華さんのことが好きです」 竜華「!」 京太郎「だから、キチンと竜華さんの口から返事を聞かせてもらえませんか?」 竜華「う、うちは京太郎君のことなんか……」 京太郎「……」ググッ 竜華「京太郎君のことなんか、ことなんか!」グッ 京太郎「俺のことなんか……?」 竜華「~~~~!!」  バンッ! 京太郎「!?」ビクッ 竜華「大体、いきなりなんなん!?」 京太郎「え?」 竜華「うちはプロデューサー! 京太郎君はアイドルなんやで!」 京太郎「そ、それはそうですけど……」 竜華「なのに、好きだとかそうじゃないとか……おかしいと思わへんの?」 京太郎「……確かに、おかしいと思います」 竜華「せや。だったら、こないな事……意味あらへんよ」 32 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 23:27:53.87 ID:ky/uyVgpo [12/14] 京太郎「でも、俺は竜華さんの事が好きなんです」 竜華「っ!」ドキッ 京太郎「こんなのダメだって分かってるのに、気持ちを抑えられない」 竜華「うちは……」 京太郎「だから、竜華さんの口から返事を聞かせてください。そしたら、俺も諦められます」 竜華「~~~!?」ギリッ 京太郎「?」 竜華「せやから! 意味ないって言うとるやん!」 京太郎「りゅ、竜華さん……?」 竜華「こんなん、絶対間違っとる!」 京太郎「それでも俺は!」 竜華「うちは、うちは!!」 京太郎「……」 竜華「……」ジワッ  ポタッ  ポタッ…… 竜華「京太郎君の、グスッ、ことなんか……ヒグッ、うち、うちぃ……」ゴシゴシ 京太郎「……すみません。俺が悪かったです」ペコリ 竜華「あっ……」 京太郎「この後、曲の収録があるので……俺、もう行きますね」クルッ 竜華「京太郎君……!」 京太郎「……」 バタンッ 竜華「……」 33 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 23:39:05.28 ID:ky/uyVgpo [13/14]  それから、どれだけの月日が経ったんやろ      あの日、すれ違った想いは……今でもずっと胸の中にくすぶっていて  自分でも、どうしてあんなことをしてしまったのかは分からへん  でも、京太郎君は受け入れてくれた  次の日からは今までどおりの態度でうちに接してくれて  うちも、以前と同じような態度を演じた  せやけど、全てが元通りになったわけじゃない    表面は以前と同じでも、内側はどこか大きな溝が出来たみたいで  うちと京太郎君は……もう、完全に繋がり合うことはない  アイドルとプロデューサー  ただそれだけの関係  二人の、あるべき関係  もっとも、理想的な関係  これで、よかったんや    京太郎君も、うちも――  後悔なんて、してへんのだから ~~二年後~~ 【アクセル1】 竜華「……付き合う?」 京太郎「ええ。昨日、和に告白されて」 竜華「そう……そっか」 京太郎「俺もアイツも、もう大人ですし……公表してもいいですか?」 竜華「社会人言うても、お互い芸能人や」 京太郎「はい。だから、スキャンダルになる前に事務所側から、と」 竜華「……」  後悔なんて、あらへん 35 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/17(木) 23:50:18.27 ID:ky/uyVgpo [14/14] 竜華「……ファンの子、怒るやろなぁ」 京太郎「そうですね。認めてくれるファンは少ないと思います」 竜華「なんたって、今や日本一のアイドルやし」 京太郎「いえ、俺なんてまだまだですから」 竜華「ふふっ、謙遜せんでええよ。京太郎君のスゴさは、うちが一番分かっとるんやから」ニコニコ 京太郎「……」 竜華「和のファンは……まぁ、メインどころは寛容してるし大丈夫やろなぁ」 京太郎「はい。和もそう言ってました」 竜華「へ、へぇ……」 京太郎「辛い事もあるだろうけど、支えあって頑張っていこうって……」 竜華「っ……そっか」 京太郎「はい。だから……許可、貰えませんか?」 竜華「……」プルプル 京太郎「お願いします。これまで通り……ちゃんとアイドルも頑張りますから!」ドゲザッ 竜華「きょ、京太郎君……!?」 京太郎「お願いします……竜華さんに、認めて貰いたいんです」 竜華「う、うちは……」  分岐安価↓5 1 認める 2 認めない 41 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 00:07:17.10 ID:nasSaQBUo [1/7] 竜華「……そんなん、ダメに決まってるやん」  どうして、今更うちはこんな未練がましいことしとるん? 京太郎「えっ……?」バッ 竜華「アイドルとして、今が一番大事な時期なんや」 京太郎「それは……承知してます」 竜華「せやったら、今は恋愛なんてしとる場合やないで」  もう、諦めたハズなのに 京太郎「っ!!」 竜華「大体、和とどんな話したのか分からへんけど……本気なん?」  うちの心はまだ―― 京太郎「えっ?」 竜華「ちょっと優しくされて、勘違いしちゃったんとちゃう?」 京太郎「……っ!?」 竜華「やめといた方がええ。きっと上手く行かへんし、今はアイドルに集中しぃ、な?」 京太郎「竜華……さん?」ワナワナ 竜華「そもそも、和のどこがええの? 京太郎君えっちやし、もしかして――」 京太郎「竜華さん」フラッ 竜華「体やったらうちやって負けてないし、どや? そういうのなら割り切ってうちが――」  パァァンッ!  竜華「……えっ?」ジンジン 京太郎「……」キッ 竜華「うちの……頬を……えっ?」ジワッ 京太郎「お世話に……なりました」ペコリ  スタスタスタ 竜華「あっ……」  バタン 竜華「……」  あぁ、終わった  うちと、京太郎君の関係はもう……戻らへん  きっと、これからもずっと  二人はもう、戻れないんや―― 43 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 00:20:05.39 ID:nasSaQBUo [2/7] 竜華「……」  ガチャッ 久「入るわよ?」 竜華「あっ……うん」スッ 久「……アナタ、何言ったの? あんなにキレた京太郎君は初めて見たわよ?」 竜華「……別に」 久「ふーん。まぁいいけど、あまり苛めちゃだめよ?」 竜華「分かっとる。それで、要件は?」 久「来週のドームイベントの事よ」 竜華「……ああ。せやったな」 久「京太郎君はそこで和の事……発表したいって事だったけど」チラッ 竜華「……」 久「その様子じゃOKサインは出なかったようね」 竜華「当たり前やん。京太郎君はアイドルや、恋愛なんて……」 久「……ねぇ」 竜華「……」 久「私はね、アナタが自主リタイアした事は凄いと思ってるわ」 竜華「っ!」ビクッ 久「一度は勝ちを得たのに、京太郎君を思って諦めた……そのことは尊敬に値する」 竜華「そんな、こと……」 久「でもね、今は違うわ。むしろ逆」ギロリ 竜華「……」ブルブル 久「今のアナタ、情けないわよ」スタスタ  ガチャッ 久「……じゃあね」  バタン 竜華「うちかて……ほんまは……!」ドンッ 45 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 00:35:33.49 ID:nasSaQBUo [3/7] 竜華「……」  コンコンッ 竜華「……誰や?」    ガチャッ 和「私です」 竜華「!?」 和「……」ニコッ 竜華「なんなんや……今日はもう」ハァ 和「こうして話すのは久しぶりですね、清水谷さん」スタスタ 竜華「……」 和「いえ、プロデューサーと呼んだほうが良いのでしょうか?」 竜華「何……? うちを笑いにでも来た?」 和「ただの挨拶ですよ。正式発表前の……」ニコニコ 竜華「っ!! うちは許可せん!!」 和「あら、まだあの時のことを引きずっているんですね」 竜華「(……ホントは、うちなんや。その場所におるのは)」ギリッ 和「京太郎君。あの後、しばらくは見ていられないくらい傷ついていました」 竜華「和……」 和「そんな状態の京太郎君に、親身になってくれる友人がいたら……仲は深まりますよね」クスクス 竜華「和!!」バッ 和「ですが笑えますね。あの一件であなたは京太郎君と決別、一方私は今では彼の恋人です」 竜華「っ!?」ズキッ 和「随分と差がつきました。悔しいでしょうね」クスッ  ブチッ 竜華「和!!!」ガシッ    ガシャァァァン! 竜華「それ以上言うたら、ホンマに叩くで!」 和「……どうぞ、叩いてください」 竜華「えっ……?」 和「それでアナタの気が済むなら、いくらでも……」 竜華「……!!」ワナワナ 和「……できないんですか?」ジィッ 47 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 00:50:33.19 ID:nasSaQBUo [4/7] 竜華「くっ……」プルプル 和「やらないんですか? もう、こんなチャンスはありませんよ?」 竜華「……」スッ 和「惨めですね……」 竜華「なっ!?」プルプル   和「……惨めだって、言ったんです」 竜華「なんやって?」ギリッ 和「好きな人から逃げて、なのに諦められずにずっとしがみついて」 竜華「違う……」 和「今でも好きな癖に、自分を偽っているんでしょう?」 竜華「違う」 和「不甲斐なくて笑いが、で、でますよ……」クスクス 竜華「違う!!!」 和「!!」 竜華「アンタに何が分かるん!?」 和「……わかりませんよ、何も」 竜華「うちは、うちは京太郎君が好き! 今でも、ずっとずっと!!」 和「……」 竜華「でも、でもっ……うちが京太郎君と付き合えるわけ……ないやん!」 和「どうして?」 竜華「だって、京太郎君はアイドルで……うちはプロデューサーやから」 和「それが言い訳ですか?」 竜華「違う、事実や!!」 和「……そうですね。アナタはプロデューサーで、京太郎君はアイドルです」 竜華「せや! だから、付き合えるわけないやろ! うちだって、うちだってホンマは……!」 #aa(){{{ . /: : : : : : : |: : .:i:.|:.:.:.:i| |:.:.:.:.:.:.|!:.:|i:.:| 、:.:.゙、::、   ゙、゙、:::::::::::;::イ/:::::::::::::::i::::: ./ : : : |: : :i:.|:.:.:.:i:.|:.:.:.i| |:.:.:.:.:.:.:.|!:.| i:.:i 、:.:.:、:.、::.:.:.!:.:iヽ/:.:.:.|/:::::::::::::::::i:::: i: |: : : |: :.:|:.|:.:.:.:i|:|:.:.:.| ! |  ..:|i. | .i: i ゙、:.:.i.;A-‐ハ:.!:.:.:.:.:.:.:..!:::::::___|:::: !:.i |: :.:| .:.:.i:.!:.:.:.|!.i! :l |:.:!:.:.:.:.:..i:.:.i ゙、! _/ハ:ハ/ |ィ;.:.,.-‐-、!:/.:.:.:.:.V/ i :|.| :.:.:i   i i_:|、!、:.:.! i:!、i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.: . ! i:i!  | ..:i :i:.:.:i`iー>ト-!、丶:.:.:.:.:i:、^V i_;:::::::ヽ /      i: : : : :.:|:.:|:.:.:.:  、:!:i、:.:.i:.:.:.:.|:.i:、:.7メ'f:::::::ヾー\:.:.:.:、`ヾ  <;;;:ン ′     ノ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:   ヾi 、:.\:.:\:.]〈  っ::::;:i    ̄`            _,∠|:|: : : : .:|:.|―-     ヽ!:.i、`゙ー-r≧   >≠    ,      " "   /  |:! : : : :.:|:.!////      |:.|:.:.:.:.:.:.:\!  ,, ,,                /   i!: : : : : ::i:.i////      |:.|: : : : :.:.:.i i       r== "ヽ      /   i: : : : : :.:i:.|////      | |: : : : : :.:i:.:|\     ∨__ノ)   /    /: : : : : :.:i.:|////      |:| : : : : :.:.|:イ |:::|l`ー-..、    ̄ ̄   /     / : : : : : :.:|/////       |.|: : : : : :.:|:∧ i:.:!i::::::::::::::`i ー-‐ '    ,..-‐:/: : : : : : :.:.i!///// }}} 和「ふざけないでくださいっ!!!」 竜華「!!」ビクッ 48 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 01:03:28.61 ID:nasSaQBUo [5/7] 和「結局、言い訳してるだけじゃないですか!」 竜華「ち、ちがっ……」 和「京太郎君が、これまでどれだけ辛かったと思うんですか?」 竜華「……」 和「自分の想いに気づいて、それを伝えたのに……その返事を貰えなかった」 竜華「それは……」 和「どうして返事をしなかったんですか? 自分達の役目を傘にするなら、きちんと断ればいいじゃないですか」 竜華「だって、うちは……京太郎君を」 和「嫌いだって、付き合えないと言えばよかったじゃないですか?」 竜華「……」 和「そうしなかったのは……なぜですか?」 竜華「うちは――!」ダッ 和「あっ……!」  ガチャッ 竜華「っ!!」ダッダッダッダ  バタァァン! 和「後は……任せましたよ、京太郎君」ツゥー 【アクセル1 前】  ザァァァァァァ!! バシャバシャバシャッ! 竜華「はぁっ……はぁっ!」ダッダッダ  ヒソヒソ ザワザワザワ 竜華「うち、うちぃ……なんて、なんてこと」ポロッポロッ  結局、自分のことしか考えとらんかった  京太郎君のことを思うフリして、うちは……逃げてただけやった   51 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 01:14:27.77 ID:nasSaQBUo [6/7] 竜華「はぁっ、はぁ……」  ザァーッザァーッ 竜華「傘……忘れてもうた」ビショビショ  馬鹿やな、うち……  冷静に考えればアイドルとプロデューサーなんて、付き合えるわけないと分かっていたのに  なのに……期待しとった  もしかしたら、いつかきっと……!  そんな風に思って……結果を先延ばしにしようと必死だった 竜華「うっ、ぐっ……ヒグッ」ポロポロ  やっぱりうちには資格が無い  うちなんて…… 竜華「京太郎君に、なんて謝ればええんや……」フラフラ  ガクッ ドシャァァ!! 竜華「……」バシャン  京太郎君、うち……もうダメや  こんなに暗い闇の底じゃ、もう追い付けない  もう京太郎君と一緒にいられへん  だから……  シーン 竜華「……?」  あれ?  雨がやんだ?  いや、違う……  目の前の水たまりには相変わらず雨粒が降り注いどる  じゃあ、なんで……? 赤い傘の持ち主「……風邪、引きますよ」 竜華「え?」  それはきっと……今を変えた運命の出会い  赤い傘の持ち主「立てますか?」  この人に会った瞬間から―― 竜華「……」ドクンッ  うちは―― 京太郎「竜華さん」 竜華「ぎょうだろぉぐぅん……」ポロポロポロ  きっと  END 77 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 21:57:22.22 ID:LOKQL5S2o [3/12]  京太郎がアイドルとして活動を始め、世界は大きく変動した  そう――とある学者は述べる  実際その言葉通り、世界は変わった  世界の京太郎ファン人口は数億人を越え、プロの京太郎ファンは人々の注目を集めていた  日本でも大規模なライブが毎年開催され、そこでは京太郎に直結(意味深)する野望を果たすべく  全国の京太郎ファン達が覇を競っていた  そして―― 【武道館 控え室】  ガチャッ 京太郎「ふぃー! 疲れたぁぁ!」ドサッ 煌「ふふっ、お疲れ様です」クスッ 京太郎「まさかアンコールが36回も続くなんて……マジきついっす」グテー 煌「それだけ大人気ということじゃないかな?」クスクス  トタタタ 竜華「お疲れ様ー、いい感じやったね」 玄「全部おねーちゃんのメイクのお陰なのです」どやっ 宥「う、ううんっ! 京太郎君が凄いからだよ!」アセアセ 京太郎「いえいえ、みんなのお陰ですってば」ニッコリ  キラキラ 竜華「」ブシャァァァ! 玄「産まれるぅぅぅ!」 宥「おぎゃーおぎゃー!」 スタッフ「らめぇぇぇイグゥゥゥゥ」ドピュルルル   京太郎「……」 煌「……」  数ヶ月前  そのあまりの美貌ゆえに【兵器】として認定されかけた男  須賀京太郎の美貌は今まさに―― 煌「もう手がつけられない、かも」 京太郎「あ、あははっ……」    世界に猛威を振るおうとしていた ~~~そして、煌くステージへ~~~ 79 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 22:10:35.76 ID:LOKQL5S2o [4/12] 【翌日 アクセル1】 竜華「どうしよう」ズゥーン  その日  京太郎のライブを終えたアクセル1は、重い空気に満ちていた 久「……前代未聞ね」ハァ アクセルガールズ「「「「「……」」」」  京太郎のアイドル活動を支え、ともに歩んできたスタッフ達  彼女達もまた……京太郎にほのかな想いを寄せている    だが、そんな想いがあるゆえに……ただいま、深刻な事態に直面しているのだ 久「まさか、美穂子が……うぅっ」グスッ 霞「無理も無いわ。むしろ、今までよく我慢してきたと」ホロリ はやり「正直、私も今じゃ我慢できない時があるもん☆」 菫「それは結構前からだったようにも思いますが」 透華「ああっ……なんと私達は無力ですの!」 明華「福路さん……」  そう、普段ならここでニコやかにお茶を運んでくる、アクセル1の女神  福路美穂子の姿が無いのである  その理由こそが―― 久「まさか美穂子が、あんなことを」オヨヨ 菫「ああ。京太郎君の寝込みを襲うなんて……」 はやり「無理も無いよ。耐えられないよ、フツー……」 ロッカー内【美穂子(束縛)「むーっ!! むむむーっ!!」モガモガ】  福路美穂子による、須賀京太郎夜這い未遂事件である 83 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 22:25:25.90 ID:LOKQL5S2o [5/12] 竜華「あの美貌やもんな……仕方無いって」 宥「福路さん……」 透華「しかし、よく防げましたわね」 霞「京太郎君が理性で押さえ込んだらしいわ」 久「それは……さぞ辛かったでしょうね」 菫「しかし、これからどうする?」 竜華「せやなぁ。あの福路さんでもダメやなんて」  そう、このメンツの中でも一番の常識人  聖人と言われる福路美穂子ですら、京太郎の魅力に耐えられなかった  その他のメンバーで、京太郎と同じ屋根の下で暮らし、理性を保てるものがいるのだろうか?  いや、いない(反語) 久「かといって、京太郎君の身の回りの世話をする人間がいないと……」 竜華「そうやなぁ、それは困る」  そう  ハードスケジュールの京太郎、その生活を面倒みる者の存在は必要不可欠  絶対にいなければならないのだ 霞「かといって、誰か耐えられる者がいるのかしら?」 宥「……いないと思う」 玄「ですよねー」 菫「……困ったな」  京太郎がアイドルとして成長することは喜ばしい  だが、それゆえのジレンマ 久「ねぇ……?」 竜華「ん?」 久「私にいい考えがあるんだけど」ニッコリ  と、ここで久が口を開く  その顔には――いくばくかの野心が感じられた 霞「何かしら?」 久「毎日、京太郎君と一緒にいるからダメなんでしょ?」 竜華「まぁ、そうやな」 久「だからさぁ……」ニィヤァ  ボソボソボソ 一同「!?」 久「ね? いいでしょ」クスッ  まさにそれは――悪魔的発想!! 85 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/18(金) 22:34:59.09 ID:LOKQL5S2o [6/12]  久の考え、それは単純なことだ  毎日京太郎の世話をするから欲が溜まる  それなら、その負担を減らせばいい  一日一回……メンバー全員で京太郎の世話をみる  そうすれば、全員京太郎を襲うことなくいられる  それに大義名分をもって、京太郎と甘い生活を送れるのだ  まさに発送の逆転っ……!!  悪魔的考えっ……!! 久「さぁ、これでいきましょ♪」ニヤリ 一同「……」ニヘラァ  素晴らしい戦略、しかし……ただ一つ誤算があるとすれば  それは――   【一ヶ月後 アクセル1】 京太郎「で、これはどういうことですか?」 煌「……さあ?」 <<ロッカー>> 竜華(束縛)「むぐぅぐぅー!!」ジタバタ 久(束縛)「んむぅぅぅぅ!?」ガンガン 透華(束縛)「んひぃぃぃ!!」モガモガ 美穂子(束縛)「まがぁぁぁー!」ジタモガ はやり(束縛)「むむぅまぁぁぁ!!」フリフリ 菫(束縛)「んっ……あっあっ……」ジョロジョロ 玄(束縛)「むへへへっ……」モミモミ 宥(束縛)「むぅぅ!?」ゲシゲシ 明華(束縛)「……Zzz」スピー 霞(束縛)「こうなるって、最初からわかってたわよ」ハァ 社長(束縛)「むぐぅぅぅ!?」ジタバタ 京太郎「……」 煌「……」  京太郎が、イケメン過ぎること

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