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『おめでとうございます!!不幸にも貴方は魔神復活の礎たるダンジョンキーパーに選ばれてしまいました!! 貴方にはこれから退廃と混沌を巻き起こし魔神を復活させる義務が発生します。 これを達成出来なかった場合、貴方の魂は消滅します。 それでは、よいキーパーライフを!!』 それは、普通の高校生だった俺の前に突然現れて、俺の日常の尽くを壊していって。 俺……須賀京太郎は、突然召喚された異世界で、 ダンジョンキーパーとして『人殺し』をする羽目になったのだった。 「なぁ、侵入者は必ず殺さないといけないのか?」 『そういうワケでは無いですけど……ぶっちゃけ殺した方が楽ですよ? だって、生き延びられたらここの中身が知られちゃいますし。 そんなに殺したくないなら捕まえて飼っちゃえば良いのでは?』 それは、あからさまな悪魔の囁きで…… でも、見知らぬ誰かなら諦められても、『彼女』を生かす事だけは、諦められなかった。 「ホロ母様のわからず屋……私だって危険は百も承知です!!スミレさん、ケイさん。 行きましょう!!」 「しかしだなノドカ殿。幾ら新しいダンジョンとは言え、3人パーティというのは流石に危ないのでは?」 「スミレさんが前衛、ノドカさんが後衛、そして私が中衛兼回復役やからなぁ。まぁバランスはいいんじゃないですかねぇ~?」 「なんで……和達が居るんだよ!?ここは異世界じゃないのかよ!?」 『はい、異世界ですよ?彼女達も貴方が知る【誰か】とは違う、正真正銘この世界の人間です。 ……でも、根源は同じでしょうから。多分貴方の知る通りの人物でしょうねぇ。 さて、どうします?ダンジョンに入られた以上、彼女達を放置すれば貴方にも危害が及びますよ?』 だから……俺は…… 「くっ……殺せ!!」 「あちゃあ……こりゃ、とちっちゃいましたねぇ……」 「貴方は……何者なんですか?」 「俺は…………ダンジョンキーパーだ」 カンッ!!

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