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2年秋くらいで それは秋の大会の、個人戦の時でした 和「全く、咲さんは一体どこに……」 私達は、迷子になった咲さんを手分けしてみんなで探していました 私も色々と探している途中 咲「―――」 京太郎「―――」 和「これは……咲さんと須賀くんの声?」 微かに聞こえた声を頼りに進み、あまり人の来なさそうな廊下に出ました こっちにいるのかと思い、そっと覗き込むように見てみると、そこには予想していない光景が広がっていました 京太郎「疲れた……あぁもう嫌だ……」 咲「うん……うん、京ちゃん頑張ってるもんね」 そこに居たのはいつも見る、迷子になって涙目の咲さんと、それを呆れた顔をして連れてくる須賀くんではなく、 咲さんの肩に顔を埋める須賀くんと、須賀くんの頭を撫でながらそれを受け止める咲さんでした 京太郎「どこだって清澄の男子だーとかで色々言ってくるし……俺は大したことなにのになんでこんな言われなきゃいけねーんだよ……」 京太郎「なんでもない振りして適当に言うのも疲れたし、清澄ファンとか言う奴らの相手も嫌だ……あぁ全くもう疲れた」 咲「うん……うん、大丈夫。みんな分かってるよ」 咲「京ちゃんだって頑張ってるし、色々ある中で良くしてくれてる。他のみんなも、私もちゃんと分かってるからね?」 まるで縋るように弱音を吐く須賀くんに、それを聞いて慰める咲さん すると、じっと見ていたせいか、咲さんに気付かれました 咲さんは少し驚いた後、須賀くんに気付かれないように、しーっとこちらに向けてジェスチャーしました 私はそれを見て、何も言えずにその場を去りました 戻って来た2人はいつも通りで、私の方が見たのは夢だったのかと思いました カンッ!!

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