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京太郎「小鍛治さんって」 健夜「んー?」 京太郎「学生時代からあんまり見た目とか変わってないですけど、もしかしてずーっと昔からその姿だったりして」 健夜「……」 健夜「確率の話しよっか」 京太郎「え?」 健夜「真核生物の寿命、老化についてはいろりろ原因があるとされてるんだけど、     ひとつには染色体の末端にあり、繰り返し配列を持つ末端小粒が細胞分裂をする度に短くなり、     最終的には増殖が停止するためである、とされてるのね。     けど自然界には極々稀に、直線である末端小粒の繰り返しが円環になってる個体が生まれることもある。     この個体では老化が起こらず、寿命が永遠になる」 京太郎「小鍛治、さん……?」 健夜「膨大な人類の歴史の中で不老化が起こった個体は数人から十人程度はいたとされてる。     確率的には数十億人から百億人に一人の割合。そのほとんどは自分が不老だと気付かず、事故や病気あるいは殺人なんかの外的要因で死んじゃった。     けどもし仮に、遺伝子異常で不老化した個体が今も生き続けてるとしたら?」 京太郎「え、っと……冗談ですよね?」 健夜「さぁ? どうかな~」 京太郎「そんなことが本当に? いや、もしかしたら……でもそんなオカルトありえるのか?」ブツブツ 健夜(今日の晩御飯なにかな~)

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