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洋榎「ほほー、なるほど…なぁ京太郎ー」パタパタ 京太郎「なんですー?」キュッキュッ 洋榎「今は方言女子がアツいらしいなー」パタパタパタ 京太郎「へー。確かに訛ってる女の子ってなんていうか庇護欲がわくというかそんな感じがしますねえ」キュキュキュッ 洋榎「せやろー。で、どや?」 京太郎「何がです?」 洋榎「せやから…どや?ウチ方言女子やで?」 京太郎「………あぁ」 洋榎「萌えるやろ?かわいいやろー?」 京太郎「…………ハンッ」 洋榎「コイツ鼻で笑いよった!?」 京太郎「洋榎さん、間違えちゃあいけない。わくのは萌えではない。庇護欲ですよ」 洋榎「どういうこっちゃ?」 京太郎「庇護欲ってもんは儚げなものや小さなものとかにわくもんです。例えば仔猫。例えばハムスター。例えば末原さん」 洋榎「最後なんかおかしない?恭子ってそういうのわくか?」 京太郎「わかってないですね洋榎さん…いや近いから気づきにくいのか。例えばですよ?末原さんが東京に行ったとします」 洋榎「ふんふん」 京太郎「それで…こう、道に迷ってるわけですよ。地図を持ちながら」 洋榎「あー、恭子ならもしかするとやらかすかもしらんなー」 京太郎「それで知らない場所だから地図と周りの景色の合わせかたが分からない。かといって人に聞くのはちょっと勇気が足りない」 洋榎「恭子はたまに変なコンプレックス持ってたりするもんなー。ありそうやで…」 京太郎「悪く言う訳じゃないんですけど東京って他人への関心が割と薄いんですよ。聞かれれば答えるけど聞かれるまではあまり気にしないんです」 洋榎「お、おおお…」 京太郎「道が分からず、かといって他人にも聞けずそのまま時間は過ぎるんです…1時間、2時間、3時間…」 洋榎「恭子!ウチが一緒に行ったるから!ウチが何とかしたるから!」ガタッ 京太郎「途中です。座ってください」 洋榎「はい」ストン 京太郎「それで、手詰まりになった末原さんはキョロキョロと周りを見回しつつ涙目でこう言うわけです…」 ??『もう、あかん…ほんまメゲるわ…』グスッ 洋榎「わかった!うちが案内したる!したるから泣くんやめぇや!」ガタタッ 京太郎「座れ」 洋榎「はい」ストン 京太郎「と、言うわけで…それが庇護欲っていうもんです。わかりましたか?」 洋榎「心で理解したで…確かにこれはウチには無理や…」ガクッ 京太郎「か弱さとか洋榎さんには無縁どころか正反対の言葉ですもんね」 洋榎「そこまで言うか!?」ガーン 京太郎「…ま、でも」ナデ… 洋榎「ふぉ?」 京太郎「道が分からず、かといって他人にも聞けずそのまま時間は過ぎるんです…1時間、2時間、3時間…」 洋榎「恭子!ウチが一緒に行ったるから!ウチが何とかしたるから!」ガタッ 京太郎「途中です。座ってください」 洋榎「はい」ストン 京太郎「それで、手詰まりになった末原さんはキョロキョロと周りを見回しつつ涙目でこう言うわけです…」 ??『もう、あかん…ほんまメゲるわ…』グスッ 洋榎「わかった!うちが案内したる!したるから泣くんやめぇや!」ガタタッ 京太郎「座れ」 洋榎「はい」ストン 京太郎「と、言うわけで…それが庇護欲っていうもんです。わかりましたか?」 洋榎「心で理解したで…確かにこれはウチには無理や…」ガクッ 京太郎「か弱さとか洋榎さんには無縁どころか正反対の言葉ですもんね」 洋榎「そこまで言うか!?」ガーン 京太郎「…ま、でも」ナデ… 洋榎「ふぉ?」 京太郎「そう言う洋榎さんが好きですから。無理に変わらなくてもいいんですよ」 洋榎「き、急に恥ずかしいこと言うなや!もう!顔真っ赤っかやでホンマ!女たらしめ!」ペシペシ 京太郎「はっはっはっ、こういうこと言うのは洋榎さんにだけですよー」ナデナデ 洋榎「ええ加減にせえってもー!」プンスカ 恭子「…なんかどっかでダシに使われた気がする」 漫「末原さんから出るダシって何味なんですかねー」 由子「きっと可もなく不可もない味がするのよー」 恭子「…スズ、デコだしぃや」キュポンッ 漫「私何も言ってないんですけど!?」 カンッ おまけ 京太郎「あ、よく考えたら洋榎さんに庇護欲わいたときありました」 洋榎「ホンマ!?いついつ!?」 京太郎「洋榎さんがだだスベりして(´・△・)って顔してるときですね」 洋榎「(´・△・)」 モイッコカンッ

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