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憧「幸せだなって思うとき?」
京太郎「うん、穏乃とか玄さんとそういう話題になってさ」
憧「ふ~ん、みんなはどんなときが幸せなの?」
京太郎「穏乃は高いところに登ったとき」
憧「あの子は……まったく」
京太郎「玄さんはおもt「もういいわ」
京太郎「あ、はい……あと宥さんはあったかーいときで灼さんはハルちゃんがかっこいいとき」
憧「なんかみんなそのまんまね」
京太郎「そこで憧さんはどんなときが幸せですか?」
憧「えぇー幸せかぁ……そうね、お風呂入ってるときとかかなぁ」
京太郎「あー…お前、風呂超長いもんなぁ」
憧「あんたが短すぎんのよ、あんなんじゃなんにもする時間ないじゃない」
京太郎「充分なんだけどなぁ」
憧「あとは……今」
京太郎「いま?」
憧「京太郎に抱きしめられてるから、幸せ」
京太郎「……お前かわいいこと言うようになったな」
憧「照れてる?」
京太郎「照れてねーし。つーかあれか、俺は風呂と同レベルか」
憧「お風呂に嫉妬する男ってはじめて見たわ」
京太郎「あ、じゃあ俺と風呂に入れば完璧じゃ「却下でーす」
京太郎「はえーよ」
憧「だって絶対それだけで終わんないでしょ」
京太郎「そりゃね、俺は憧としてるときが一番幸せだから」
憧「うわ、サイテーなんですけど」
京太郎「まぁ、聞きなさいよ。これにはちゃんと理由があるんですよ」
憧「そこまで言うなら一応聞いてあげるわ。どうせくっだらないだろうけど」
京太郎「俺はさ、憧に好きって言われたいの」
憧「へ?」
京太郎「憧に好きって言われると、あー生きててよかったーってなるの」
憧「……それがなんの関係があるのよ」
京太郎「だって憧、普段は全然言ってくれねーじゃん。俺にはすげー聞いてきて言わせるくせに」
憧「ぅ……そう?」
京太郎「そうなの。でもしてるときは言ってくれるから」
憧「ッ~~/////」
京太郎「それはもう数え切れないくらい」
憧「わ、わかったからッ!!/////」
京太郎「よっしゃもっと頑張ろうってなるわけよ」
京太郎「ってなことを穏乃たちと話してるときにも思ったんだけど」
憧「言ったの!?」
京太郎「さすがにこんなこと言えねーって」
憧「だ、だよね……そりゃそうよね……」
京太郎「憧のあんな姿知ってるのは俺だけでいいからなー」
憧「……京太郎だけよ、あたりまえじゃない」
京太郎「憧ー好きだぞー」ギューッ
憧「あたしもす、好きよ…大好き」
京太郎「もう思い残すことねーや」
憧「大袈裟すぎー」
「「あ~、幸せ」」
カン!