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初美「ここをこうして、こうするんですよー」 何故か初美さんに勉強を教わっている。 後ろから直に当たる肌の感触とかいい香りとか気にしていない。 気にしてはならない。俺はおっきい胸が好きなんだ霞さん小蒔さん春さん霞さん小蒔さん春さん・・・。 あ、やべ、逆に下半身に血が集まってきた。 初美「むぅ、ちゃんと聞いてるですかー?」 そう言って俺の肩に顎を乗っけて余計に密着してくる。 見えるしこのままだとやばい。何がやばいってナニもやばいし俺の立場もやばい。 小学六年生の冬。長野からいきなり追い出されて、何か女の子だらけのところに監禁されてこんな状況になって三年。 どうしてこうなった。 意味がわからないし、分かりたくも無い。 ああ、助けてくれ咲・・・俺は今絶体絶命のピンチに陥っている。 初美「・・・はむっ」 京太郎「ぬおっ!?」 いきなり耳朶が変な感触に包まれて、何かに引っ張られる。 何事かと思えば初美さんが耳朶に吸いついているのだ。 しかも生暖かい口の中で耳朶をいいように弄んでいる。 舌を耳朶に絡めたり甘く噛んできて、歯と歯で挟んだ耳朶を舌で執拗に舐める。 性感帯でなくとも変な声が漏れそうになる。 初美「はむはむ、気持ちいいでふかー?」 京太郎「き、気持ちよくなんかないっす。ぐっ、早く離れてください・・・」 口を開いたからか、呻き声が盛れてしまう。 悪戯好きな初美さんがこれに気づいていれば絶対に追撃を食らうだろう。 頼む、聞き逃していてくれ! 初美「仕方ないですねー、ここは潔く止めてあげますか」 そう言って初美さんが離れる。 あ、危ない・・・中学三年生思春期真っ盛りの俺にはきつ過ぎるお仕置きだ。 とりあえず血がフルに集まった息子を落ち着かせないと――!? 初美「と、言うとでも思いましたか!!せーい!」 声をあげ、勢いよく懐に入り込んでくる初美さん。 完全に油断していた為侵入を許してしまう。 ま、まずい!今上に座られたら色々とまずい!気づかれてしまう―― 初美「あっ・・・」 手遅れだったようだ。 終わった。俺の人生間違いなく終わった。 この三年間目の前で恥を晒さず、ずっと耐え忍んできたけど終わった。 今までの努力はなんだったんだ一体・・・。 初美「な、なんかお尻に硬い感触がするですよー。携帯でも入れてるんですかー?」 携帯なんて買い与えて貰ってないし電波すら通っていない為持っていない。 ベタなセリフだが初美さんなりの気遣いだろうか? しかしバレてしまったのも事実。どうしたものか・・・。 駄目だ、俺の残念な脳では打開策を思いつけない。 ああ、もうダメだ、お終いだ。 初美「・・・私に欲情したんですかー?」 そう言い小ぶりなお尻を円を描くようにふりふりと胡坐の上でふってくる。 その感触にびくりと我が息子が反応する。 初美「わわ、なんかお尻のが動きましたよー」 びっくりした、と言いたげな表情をしているが腰の動きは継続している。 止める気はないようだ。俺を弄んでいるのだろうか・・・? こんな小さい身体をしてても年長者である。年上の余裕で俺で遊んでいるのか。 なんてふざけたことを脳内で考えるもそんなことをする人ではないとすぐ否定する。 初美「ふふふっ私でも欲情できるんですねー」 その言葉の後、すぐにこちらへと乗っかった体勢のまま振り向く。 向かい合わせになる為初美さんの顔が目に入る。 初美さんの頬が少し桃色に染まり、瞳は段々潤いを増している。 一見年下に見える初美さんだがこのときばかりは年上の色気を出していた。 そこまで歳は離れてないハズなのに、何故か色気を感じる。 まさかとは思うが初美さんも欲情しているのか・・・? 一瞬急に濃く香るようになってきた初美さんの匂いにくらりときて理性を手放しそうになったが このままではいけないと理性を戻す。 しかし駄目だ、と思いつつも雰囲気に流されてフルに血が溜まっているはずの息子が いつも以上に元気になっていく。 自分でも古風だとは思うがこういったことは好き合った者同士でしかやりたくない 男なのにファーストキスは好きな人だなんてのも女々しいが昔からの信条である為 枉げる訳には行かないし、一時の感情で行為をするのもお互いの為にならない。 高ぶった感情を押し止め初美さんを退けることにする。 初美「ココをこんなに大きくしてるのに、退けようとするですかー・・・素直じゃないのはいけないですよー」 退けようとするが、足を俺の腰辺りに絡ませて抱きついてくる。 解こうと腕を初美さんの足にやろうとすると、初美さんが腕を首の後ろに絡ませてもっと密着してくる。 その様は絶対に離さないと絡みついてくる蛇かなにかのようだ。 しかも段々体重を乗っけて後ろに倒そうとしてくるのが分かる。 駄目だ、このままだと取り返しのつかないことになってしまう。 仕方ないがここは口でしっかり言って聞いてもらうしかない!それで止まなかったら反撃の時を待つしかなくなるが 意外と力が強い初美さんを退かせられるか。 そして俺の理性がそこまで保っていられるか、だ。 京太郎「初美さん、やめましょうよこんなこと・・・!一時の感情や雰囲気で流されちゃ駄目です!」 初美「ふぅん・・・まだそんなこというんですね、聞き分けのない子には躾をする必要がありそうですよー」 いきなり初美さんの顔が目前に広がる。 何が起きた?今どうなっている? そんな疑問に答えるかのように初美さんの舌が固く閉ざしていたハズの唇を割いて入って来る。 侵入してきた初美さんの舌は俺の口腔を舐りつくし、まるで口の中を犯されている気分になる。 俺の口内の唾液を吸い上げたかと思いきや自分の唾液を流し込んできたり 無理矢理舌を絡めてきて嬉しそうに目を細め頬を歪ませたり。 そんなことを一分か一時間か、はたまた数十秒か。 され続けてようやく初美さんが口を離す。 初美「ぷはぁ、初キスは自分が作ったチョコの味がしたですよー」 顔を蕩けさせとても満足そうにしている初美さん。 駄目だ、今は力も抜けて逃げれる気がしない。 諦めそうになるが―― 初美「今はここまでにしておいてあげますよー。続きは夜とかに、ね?」 パチリと片目を閉じて可愛くウィンクして見せる初美さん。 さっきまでの妖艶な雰囲気を纏っていた初美さんはどこか消え去ったようで いつもの陽気な初美さんに戻ったようだがまだ少し厭らしい気を纏っている。 初美「このまま身を任せるなら続けちゃおうと思いましたが嫌がられたらさすがの私も大人しくひきますよー」 そう言い俺の上から退こうとする初美さん。 しかし退き際に「チョコに―――しておいたんですけどねー」 と肝心な部分が聞こえない変な呟きが聞こえてきたが 何ていったか初美さんに聞いたら今度こそ戻れない気がして聞こえてないフリをした。 初美「んじゃま、私はここらへんで退散するですよー。勉強のほうはなんか教える気無くしちゃったんでまた夜教えるですよ」 スキップでもしそうなほど上機嫌で部屋を出て行った初美さん。 最後に不吉な発言をした気がするがそれも聞かなかったことにする。 今は落ち着かない心臓を落ち着けようとするのに必死な俺であった。 ――その夜初美さんに寝込みを襲われるのだがそれはまた別の話。 カンッ

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