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京太郎「…」ペリ、ペリペリ… もっちもっち… 穏乃「…」ずびび… 京太郎「…」ペリペリ… もっちもっち… 穏乃「…」ほふぅ… 京太郎「あ、みかん切れた」 穏乃「まじで」 京太郎「うん。どこに置いてあったっけ」 穏乃「あー…確か寒いところに置いてたら長持ちするよねって…」 京太郎「て?」 穏乃「ベランダ」 京太郎「ほーりーしっと」 穏乃「欧米か」 京太郎「いぐざくとりー。しょうがね、取りに行ってくっか」 穏乃「あ、ついでにポットのお湯足してきてくんない?もうそろそろ切れそう」 京太郎「え、つい2時間ほど前に足したと思うんだが…早すぎじゃね?」 穏乃「いくら部屋が暖かろうと緑茶は最強」 京太郎「わかるけど。おしょん近くなってもしんねーぞ」 穏乃「さてここで突然ですが問題。この500ペットを満たす液体はなんでしょう?」 京太郎「おいお前まさか」 穏乃「ぬるくなった緑茶です」 京太郎「…」 穏乃「京太郎君は何を考えたのかなー。いったい何を考えたのか知りたいなー」 京太郎「ていっ」ポイッ 穏乃「わぷっ、みかんの皮投げんなっ」 京太郎「うるせぇ。お前みたいな奴にゃ須賀流あずきバー略して須賀きバー零式改食わせてやらんもんね」 穏乃「ちょっ、ごめんってば。謝るからちょうだい。お茶にすんごく合うんだよねあれ」 京太郎「ならんな。誠意ある謝罪を求める」 穏乃「神様仏様すがきょーたろー様、どうかわたくしめの無礼をお許しくださいましー」 京太郎「ふぅむ。我は心が寛大ゆえ、許してやらん事もないぞよ。面をあげい」 穏乃「へへー。ありがたきお言葉にござりまするー」 京太郎「…くっく」 穏乃「ひひっ」 京太郎「しゃーねーなー。冷凍庫にあっから好きなときに食え」 穏乃「ついでに持ってきてー」 京太郎「え?今食うの?」 穏乃「もち」 京太郎「まぁいいけど…太るぞ?」 穏乃「むしろ太らないと憧の視線がヤバい。特にここ最近」 京太郎「あぁ…うん…」 穏乃「冬は外に出ないし温かいものが美味しいからついつい、って…そんで私のほうを睨みながらお腹の辺りをこう…」 京太郎「まぁ、うん」 穏乃「マジでそろそろメンチビーム切れるんじゃないかと思ってる」 京太郎「否定できないあたりが憧である」 穏乃「だから私は食べたい。いやむしろ食べなきゃならない。生命維持的に」 京太郎「栄養失調な訳でもないのに生命の危機とはこれ如何に…」 穏乃「というわけでお願い。お願いします」 京太郎「はいよ。そこまで聞いたら手伝わなきゃあな…」 冬の夜はまだまだ長い。 カンッ おまけ 穏乃「…あれ?私が太るよりも京太郎がヘルシーご飯作って痩せさせるほうが簡単じゃ…」 京太郎「それやって太ったって気づかれてると察した憧が俺をどうするか予測した上で言ってるんだな?」 穏乃「ごめんなさい」 モイッコカンッ

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