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マホ「来ちゃいましたー」 裕子「こんにちは先輩方、すみません今日もお邪魔します。…こらマホ、挨拶位ちゃんとしろ」 優希「おー…よく来たじぇ二人とも…」 裕子「…なんか片岡先輩、テンション低くありません?」 咲「あはは…それが…」 マホ「せんぱーい!」 京太郎「お、今日も来たのか」 衣「む?見ない顔だな。…しかしこの気配、以前何処かで…」 マホ「せ、せんぱい?膝の上のお方は一体…?」 京太郎「マホは初めてだっけ?長野の決勝でうちと当たった龍門渕の大将、天江衣ちゃん。こう見えて俺のいっこ年上」 マホ「…あっ!宮永先輩と戦ったひとですっ!」 衣「然り。…時にきょーたろう。衣を目上と認識しているならちゃん付けは…」 京太郎「確かに失礼でしたね、じゃあ膝の上に乗せるなんて子供扱いも改め」 衣「かっ、寛大な心で赦そう!衣はやさしーからな!」 和(そんなに降りたくないのでしょうか…) マホ「ハッ!だ、ダメです!そこはマホのとくとーせきなんです!降りて下さい!」 咲(そうだったかなぁ…) 優希(最早受け入れるよりほかないじょ。私にあそこまでロリを前面に押し出して戦う度胸はないじぇ…) 衣「笑止。衣はやっと出来たこの居場所を手放すつもりなど毛頭ないぞ」 咲(いい事言ってる風だけど実際は京ちゃんの膝に座り続ける宣言してるんだよね) 優希(中学生相手にな) マホ「だーめーでーすー!お兄ちゃんはマホのお兄ちゃんなんだから天江先輩は譲るべきです!」 京太郎「突然何を言い出したのこの子」 衣「違う!きょーたろうは衣の兄になってくれるやも知れぬ男だ!」 京太郎「いやアンタまで何言ってんだ」 マホ「お兄ちゃん!」 衣「にー様!」 京太郎「…一体何が始まるんです?」 和「前々から怪しいとは思っていたのですが…」 久「やはりロリコン…」 咲(部長いたんだ) 優希(面白そうなニオイのする所竹井久ありだじぇ) 京太郎「いやいやいや。ちょっと待って、落ち着いてみようか。懐かれたら即ロリコンて。濡れ衣にござるよ」 衣「兄様!?こっ、衣を濡らしてどうしたいのだ!?」 京太郎「ぬーれーぎーぬー!字面でボケるのはやめよう!」 マホ「マ、マホはいつでもおーけーですよ?お兄ちゃん」 久「あら須賀くん良かったじゃない。魔法使い以外の職業に就けそうよ?」 京太郎「遊び人とかですかね?住居が塀の中とか嫌すぎるので遠慮しときます」 マホ「うぐぐ…じゃ、じゃあ膝の上に座る権利を賭けて勝負です!」 衣「ほう…衣を天江衣と知っての挑戦か。いいだろう、その勝負受けて立とう!」 和「…」ジトー 京太郎(うぅ、俺の意志が介在されない勝負が始まろうとしている…。てか和の視線がコワイ…違うんだ、違うんだよ和) 衣「して、勝負の内容は?」 マホ「……どうしましょう」 咲「決まってないの!?」ドテッ 優希「おお…昭和の芸風」 久「転倒に定評のある咲ならではね」 和「でしたら、タコスの早食いなんてどうですか?ゆーきがあまり食欲無くて余らせてますし」 マホ「そんな…優希先輩が」 裕子「タコスを余らせ…!?」 衣「そんな青天の霹靂を見たかのような…一体ユーキはどのような目で見られているんだ…?」 京太郎「お察しだな。ま、でもそれはいい案だな。折角作ったのに捨てちゃうのもどうかと思ってたんだ。皆割かし少食だし」 マホ「お兄ちゃんの手作り…やりますっ!」 衣「衣もそれでいいよ」  ── 優希「ノルマは一人五つ。では各々がた、準備はよろしいか!?…ようい、始めっ!」 咲(急にテンションが高く?) 優希(テンションなんて無理やりアゲてナンボだじぇ) マホ「はぐっモガモフ…」 衣「あむっ、ほう…っ、あぐっ、ほれはひょうたろ、まひゃしへもうれを、もぐもぐ。上げたな…!」 京太郎「う…うん。ありがと…?(褒められたんだよな?)」 優希「両者譲らず!四つ目に取りかかる!」 マホ「はぅっ……」 優希「おっとどうした夢乃選手、ここに来てまさかのペースダウン!解説の竹井さん、一体これは何があったんでしょうか!?」 久「只今入ってきた情報によると夢乃選手は辛いものが苦手だそうです。どうやらサルサソースが効いてきたようですね」 京太郎(実況知ってただろ、その情報) マホ「あうぅ…ひゃらいでふ」 衣「ふふん、猛特訓の末に先日漸く寿司屋でサビぬきにして貰わなくても平気になった衣に死角は無い!」 優希「五つ目を手に取ったのは僅かに夢乃選手が早い!ですがこれは最早逆転を待つのみかーっ!!」 マホ「…ぐすっ」 京太郎「……」ヒョイッ マホ「…え?」 京太郎「あー、何か見てたらお腹空いちゃったな~。勝負の途中だけど我慢出来なくなっちゃったぜ、悪いなマホ」モグモグ 優希「…えっと」 衣「…完食だ」 優希「…結果は天江選手が5個、夢乃選手は4個!よって天江選手の勝利です!」 京太郎「ごめんなマホ、俺が邪魔しちゃったばっかりに。今度埋め合わせするから」 咲(…京ちゃんは本当に) 久(そう言う所なのかしらねぇ…) マホ(お兄ちゃん、演技ダメダメです…) 京太郎「そんな訳で衣ちゃんの勝ちだから、今日は座ってていいぞ」 衣「いや…一本取られたよ。流石は兄様だ」 マホ「え…」 衣「兄様は女の泪が嫌で割って入ったのだろう?…そんな兄様だからこそ衣は惚れ込んでいる」 京太郎「…何の事だか」 衣「マホと言ったな。これで譲るつもりは無いが、どうだ?今日の所は二人占めといかないか?」  ── 京太郎「……どうしてこうなった」 マホ「おにーちゃん…好きです…」 衣「兄様…衣と添い遂げて」 京太郎(膝からは降りてくれたけど、二人に左右の腕を固められて身動きが取れない…) 優希「すげーじぇ、イチャイチャって擬音が聞こえるじょ」 咲「駄目だよ優希ちゃん、無心無心」 和「そうですよ、ゆーき。平常心です。対局に集中していればあの程度」 久「あ、和それロン」 和「……」 京太郎(なんか相変わらず視線が刺さるし…い、胃が…) 裕子(今まで知らなかったけど牌譜取るのってたのしーなー) 衣「今回は妥協したが次回は兄様の膝の上は衣のものだぞ」 マホ「そうはいきません。次はマホが勝ちます!」 まこ「遅れてすまんの……って何じゃこの空気!?」  カンッ

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