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京太郎「……」 智葉「それで私達に相談というのはなんだ? 部活後密かにということはそれなりに深刻な話か?」 ハオ「明華だけいないということは彼女についてのことですか?」 ネリー「ねーねー私おなかすいたー」 メグ「ラーメンならありマスガ?」 京太郎「この前明華さんの家に行った時の話なんですが…」 明華「そうだ、この前フランスの母から私の好きなジュースが届いたのですが少し飲んでいきませんか?」 京太郎「いいんですか?」 明華「ええ、一人で味わうというのも寂しいですし量もありますからね」 京太郎「そういうことなら是非ご馳走になります」 明華「ただ摘まむものがチーズくらいしかありませんね…何か買いに行きますかね」 京太郎「ちょっと冷蔵庫の中見せてもらってもいいですか、あるもので軽く作りますよ?」 明華「そうですか? でも今はたいしたものが…」 京太郎「ふむふむ…これだけあれば十分ですね、じゃあちゃちゃっと作っちゃいますか!」 智葉「まずさらっと男子禁制の女子寮に入ってることにツッコミたいのだが」 ネリー「というかずるい! おいしい物食べるならネリーも呼んでよ!」 ハオ「フランス産の"ジュース"ですか…」 メグ「この後の展開が何となく予想つきマス…」 京太郎「いやー! 確かにこのジュースおいしいですね!」 明華「気に入ってもらえたようで何よりです」グビッ 京太郎「ちょっとオーブンのジャガイモの様子を……あっ」フラッ 明華「あら? もう酔ってきたのですか?」 京太郎「酔うって…まさかこれお酒なんですか?」 明華「アルコールほとんど入っていませんしジュースですよ。あっ、このおつまみおいしいです」パクッ 京太郎「……これ学校にばれたりしたら停学じゃないですか?」 明華「大丈夫ですよ、ラベルもフランス語ですし捨てる時少し注意すればまずばれませんよ」 京太郎「それもそうですね! 細かいこと気にせずに楽しみますか!」 ハオ「はい、アウトですね」 京太郎「俺だって飲む前に酒とわかっていればっ…アルコールで思考が鈍っていなければっ!!」 智葉「おいメグ…」チラッ メグ「ちょっと小腹が空きました…ちょっと学食行ってきマス。ネリーも行きましょう、奢りマス」 ネリー「ほんとに!? やったー!!」 京太郎「そしてその後に…」 明華「うふふ~きょーたろーのんでましゅか~」 京太郎「あははーみょんふぁさんろれつまわってないですねー、なんかかわいいですー」 明華「かわいいー? わたひかわいいですかー?」 京太郎「はいーめっちゃかわいいですー!」 明華「ほんとですかー? ならちゅーしてくらしゃい! ちゅーして!」 京太郎「わかりましたー!」チュッ 明華「んっううっ♪」 京太郎「はむっ…じゅるっ……ちゅぱっ…」 明華「あふっ…きょーたろぉ…」トローン 智葉「お前なぁ…流石に仲間のそういう生々しい話を聞かされるのは…」 ハオ「ちゃんと避妊はしてましたか? してなかったら今からもしもの時のことを話し合って…」 京太郎「待ってください! 朝お互いに服着てましたしそこまでは行ってません! キスだけです!」 智葉「いや、それでも十分アウトだからな」 ハオ「それで相談というのは気まずくなった関係をどうにかしたいということですか?」 京太郎「その時のことは俺が責任取るって話になって解決したんですがその後が問題で…」 智葉「おい待て! いまさらりと重大なこと言っただろ!」 ハオ「でも解決したならほかにどんな問題が…?」 京太郎「えっと…それからというもの明華さんが…」 明華「京太郎おはようございます。おはようのキスお願いします♪」 明華「今日は沢山打って疲れました…ですから京太郎成分いただきますね!」チュッ 明華「学校でキスはダメ? でもここなら誰も来ませんし……ありがとうございます♪」 京太郎「…明華さんキス魔だったみたいでところ構わずキスしてってせがまれて」 ハオ「そういえばフランスの女性はキスに対して積極的らしいですよ?」 智葉「ああ、確かにそんな話を聞いたことはあるな」 京太郎「明華さんとキスするのが嫌とかじゃなく流石に見られながらというのは……」 明華「まだ誰か残っているのですか?」ガラッ 京太郎「~ッッ!!」ビクッ 明華「あら? 3人で何かお話していたのですか?」 智葉「ああ、京太郎からお前たちが付き合い始めたという報告を受けてな」 ハオ「いきなりだったので驚きましたよ」 明華「まあ! 恥ずかしいから内緒にしてくれと言っていましたが決心したのですね!」 京太郎「いや…まあそんなところです…」 明華「それより京太郎! 一緒に帰ろうとメールしたのに返事してくれないとはどういうことですか!」プンプン 京太郎「メールなんて……ってサイレントマナーになってんじゃん」 明華「彼女を待たせた罰としてキスを要求します! たくさん!」 京太郎「智葉さんとハオもいるからそれは帰ってからで…」 明華「まあまあ、もう話してしまったのならいいじゃないですか」 智葉「私達は邪魔みたいだな、先に失礼するぞ」 ハオ「ええ、なので思う存分しちゃってくださいね」 明華「はい♪」 京太郎「あの明華さん…誰かが戻ってきて見つかったりしたら…」 明華「あの京太郎?」 京太郎「はい?」 明華「部室でというのもスリルがあっていいと思いませんか?」 京太郎「思いません、流石にあぶな…」 明華「というわけでいきますね♪」チュッ 京太郎「いきっ…んっ…ひうっ……はぁっ……」ビクン カン!

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