「h55-34」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「h55-34」(2014/11/16 (日) 06:04:12) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
ある日のこと
和「あ、あの! 須賀くん!」
京太郎「ん? どうした、和?」
和「あ、あの……あのですね……咲さんとしてた、背中合わせに座って本を読むっていうのをやってみたいんですが……」
京太郎「あー……まぁ、構わんが……っと、理由を聞くのも野暮か。 んじゃ、俺はこの辺に座るから……さぁ、どうぞ」
和「理由を聞かないでくれるのはありがたいです。それでは、背中お借りしますね」
和「やっぱり、男の人って背中は大きいんですね……それにあったかいです」
京太郎「まぁ、ガタイはいい方だしな……そういう、和もあったかいよ」
和「なんか……ちょっとドキドキしますけど、凄い安心感っていう感じで……その、クセになっちゃいそうです」
京太郎「ははは、俺はちょっとじゃないくらいドキドキしちまってるが……その、安心感を与えられるってんなら、俺は嬉しいよ」
和「咲さんはいいなぁ……」
京太郎「どうしてだ?」
和「だって、咲さんは須賀くんのくれる、このあったかい感じを昔から知ってて……」
京太郎「あー……あんま、解決にならんと思うが……こんな背中でよけりゃ、いつでも貸すからな?」
和「ふふっ、そうですね。でもありがとうございます。これから、度々お借りしますね。」
京太郎「そーいや、和はどんな本を読んでるんだ?」
和「ひ、秘密です! (このシチュエーションで恋愛小説とか、まだ言える訳ないじゃないですか!)」
なんて、部室でのヒトコマ