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京太郎「…………」ジー 京太郎「……おぉ……」 京太郎「終わった…凄いストーリーだったな、龍騎」 京太郎「まさか最終話目前で真司があんな…」 京太郎「まぁ、これは…ハッピーエンド、なんだろうな」 京太郎「うん、面白かった、見てよかったな」 京太郎(朝に映ってた仮面ライダーを『まだ続いてたんだ』とか『ちっちゃい頃見てたなぁ』とか懐かしくて、     ついなんとなく見てたらハマってしまい) 京太郎(もっと見たくなってクウガから見始めたけど…さらにどハマリして、もう龍騎まで見てしまった) 京太郎「昔見てたときは内容とかよく分からなくて、ただ仮面ライダーが戦ってるのがカッコイイな程度しか思わなかったけど、     こんなに大人向けのストーリーだったんだな…」 京太郎「子供向けの番組と侮ってた…」 京太郎(因みにどのくらいハマったかというと、咲たちとの会話に作中のセリフを思わず入れてしまったり、     最近だと誰もいないトイレで鏡の前で変身ポーズ取ったり…) 京太郎(あとは雄介や翔一に憧れて、人の笑顔のために頑張ったり、料理に凝ってみたりか…) 京太郎(我ながらバレたら恥ずかしいよな…けど行動とかセリフとかカッコ良すぎて、つい真似したくなっちゃうんだよな…) 京太郎「よし、次のを見るか、次は…仮面ライダー555(ファイズ)か…なんとなく昔見た覚えがある気がする」 京太郎「俺が5歳のころだっけ?確かこの頃見てたんだよな…?そりゃ見覚えもあるか」 京太郎「さて、それでは試聴開始っと」ポチッ ―――――― ―――― ―― ――――後日 久「須賀君、買い出しお願い♪」 まこ「コラ部長、最近京太郎に頼みすぎじゃ。京太郎も、近頃牌に触っとらんじゃろ」 咲「そうだよ京ちゃん、買い出しは私が行くから、京ちゃんは卓に入りなよ」 京太郎「まこ先輩、それに咲も、気を使ってくれてありがとうございます」 京太郎「けど良いんです、みんなは全国大会が控えてますし、相手が素人の俺じゃすぐにトんじゃってあまり練習に     なりませんし」 まこ「そんなことは…」 京太郎「俺には麻雀の実力はありません…でも、雑用でみんなをサポートすることは出来ます!」キリッ 京太郎「ってなわけで、行ってきます!」 まこ「お、おい!…行ってもうた…」 久「良いじゃない、本人がああ言ってるんだから」 まこ「部長、あんたというやつは…」ワナワナ 咲「京ちゃん…」 和「仕方ありませんよ、宮永さん。部長の言うとおり須賀君がああ言っているのなら、今は彼のためにも全国に向けて   頑張りましょう」 咲「原村さん…」 優希「………」 優希(………うーん?) ――――さらに後日 久「4校で合同合宿をするんだけど、麻雀卓はどうしようかしら…?」 京太郎「なら、俺が旅館まで運びますよ」 久「え…ちょ、ちょっと須賀君?気持ちは嬉しいけど、流石にそこまでしなくて良いのよ?」 久「卓を運ぶなんてすごく大変だし、なにより今度の合宿には他校の女子ばかりだから、須賀君を参加させることは   出来ないし…」 京太郎「良いんですよ部長、これぐらいしか役に立てないですし、それに俺、中学では運動部だったんで体力も自信ありますし」 京太郎「ですから部長、俺が(卓を)背負ってやります!」キリッ 久「そ、そう…?なら、お願いね?」ヒキッ 久(さ、流石に雑用させすぎちゃったかしら…?) まこ(とか思っとるんじゃろうなぁ…こやつは…)ハァ まこ(まぁ、いい薬と思って反省しとき、部長) 咲「京ちゃん…」 優希「………」 優希(…京太郎の言ってることに、なーんかデジャヴュを感じるんだじぇ…それも、特にキメ顔をするときだじょ…)ハテ 優希「………うーん?」 和「…ゆーき?どうかしましたか?」 ――――そのまた後日 合同合宿打ち合わせ 久「いらっしゃい。ごめんなさいね、わざわざうちまで来てもらって」 美穂子「どうあれ、どこかには集まるんですし」 透華「ええ、構いませんわ。それに、アイスティーにお茶菓子とこちらもおもてなしをしてもらって」 ゆみ「ああ、それにすごく美味しいしな。どこの紅茶と茶菓子なんだ?蒲原たちのお土産に店を教えてはもらえないだろうか」 久「あぁ…お茶は市販のよ?淹れ方にコツがあるらしいわ…お菓子はうちの部員の手作りのものよ…」 ゆみ「手作り!?凄いな…」 透華「とても良い腕をお持ちなのですね…うちで出しても問題ない程ですわ…」 美穂子「誰が作ったものなんですか?是非作り方を教えて欲しいわ」 久「…うちの男子部員の子よ、須賀君っていうの」 三人「「「男子!?」」」 久「ええ…何か最近、女子は大会があるからって雑用とか進んでしてくれるんだけど、それに合わしてメキメキ女子力というか、   雑用力が上達してるのよ…」 久「部室の掃除をみんなでやる以上に完璧にしたり、牌譜整理も気付いたら終わらせてたり…」 久「休憩用のお茶やお菓子をいつの間にか、しかもお店の以上のを手作りで用意してたり…」 久「余談だけど、うちの咲が「女の子として負けた…」って凹んでたわ…」 久「とにかく…これ全部、須賀君一人の仕業なのよ…」 美穂子「なんですって!?それは本当なの!?」 カンッ!! ――――全国会場 穏乃「の…和…?」 和「えっ……穏乃?」 京太郎「…この声…真理?」 穏乃「えっ…誰?」 もいっこカンッ!! 灼「知ってる…?麻雀っていうのは、呪いと同じで、途中で挫折した人は、ずっと呪われたまま…らし……」 灼「あなたの…罪は重い……!」ゴッ 健夜「!?」 さらにカンッ!!

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