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まこ「もっと京太郎と一緒にいたかったのう」
儚げな表情を浮かべながら、先輩はそう言った。
俺はそんな先輩の手を片手でつかむ。
京太郎「俺もです!だからいかないでください!」
まこ「そうは行かんじゃろ」フッ
京太郎「先輩ぃ!」
優希「……ていうか京太郎は卒業ぐらいで騒がしすぎだじぇ!」
京太郎「だって先輩と離ればなれになっちゃうんだぞ!これからどうやって麻雀覚えればいいんだよ!」
咲「私の出番だね!」
京太郎「カンしてつもとか言うし無理!」
優希「そんな時の優希ちゃんだじぇ!」
京太郎「オノマトペ多すぎ!」
和「では私が」
京太郎「おう、正確」
まこ「なら良かったな」フイッ
そう言って先輩がそっぽを向く。
京太郎「違うんです!俺は先輩に教えてほしいんですよ!」
まこ「……」カァッ
お、顔が赤くなった……?
和「ここでイチャつかないでください」シラー
まこ「いいい、イチャついとらんわ!」カァッ
動揺しまくりっすかわいい。
まこ「ま、まぁ麻雀が教えてほしいならうちの雀荘に来たり、たまにはこっちにも顔をだすけぇ、そん時でええじゃろ」
京太郎「はい!」
やっぱ先輩は優しいなぁ!
京太郎「もう結婚しても良い」
まこ「ふぇっ!?」ボンッ
和「あ」
優希「い」
咲「う」
ロッカー「え」
京太郎「……お?」
やべ、口に出した!
まこ「ばばば馬鹿もん!ま、まだ早いわ!」ガァッ
京太郎「まだ?」
まこ「あっ……おおお、お前はわしをからかっとるんじゃな!そうじゃな!そこになおれ!」
京太郎「落ち着いてください!」
まこ「落ちついとるわ!」
どうやら、願ったり叶ったりでこれは両想い……?
だけどそれにしても……。
和「そ、染谷先輩落ち着いて!」
まこ「和までいうか!」
真っ赤になって錯乱してる先輩は正義だと思います、はい。
カン!