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なぜか知らないが、俺は今追われている。 誰にかって言うと、咲を筆頭に龍門渕の透華さんとか鶴賀のモモとか、まぁいろんな人だ。 理由はって?知らん、そんなものは俺の管轄外だ。 だけど追われてたら逃げるっていうのが、人の性ってもんだ、うん! すげぇ鬼気迫る表情で俺を追ってきてる人たちから逃げないという選択肢は、ない! 咲「京ちゃぁぁぁん~」コケッ 和「もっ、む、りっ……」ドサッ 透華「くっ、は、ハギッ、ハギッ……」バタリッ さすがにハンドボールをやり続けてはいねぇってもんよ、俺は徐々に振り切るがまだ振り切れていない面子がいる。 洋榎「逃がさへんでぇぇ!」 絹恵「まだ終わらへんよ!」 バカな、姫松の麻雀部員は化け物か! 理沙「こっち!」プンスコ はやり「はやくしないと京ちゃんの精神が燃え尽きちゃう!走って京ちゃん、ここを耐えればみんなに勝てるんだから!次回、京ちゃん死す!」 あれは、理沙さんにはやりさん! 京太郎「助かりました、理沙さんにはやりさん!」 理沙「あそこ!」プンプン なんだか大きいなにかがあった。 理沙「シャトルの中に隠れる!」プンスコ なんであるとか気にしてる場合じゃない! ダッダッダッ 京太郎「ゼェ、ハァッ、これで助かったのか?」 はやりさんと俺が入った瞬間、理沙さんを外に残してシャトルの扉が閉じた。 バタンッ はやり「閉じ込められた!」 京太郎「罠だったか」 はやり「どうし」ガツンッ 京太郎「なっ、貴女は!」 健夜「あぶなかったね京ちゃん、大丈夫?」 京太郎「健夜さん、どうしてこんな!」 健夜「私は未来から来たの」 京太郎「なんだって!?」 健夜「今のこの体はサイボーグなの、実は未来の世界は破滅しちゃったんだ」 京太郎「なるほど、なぜなんです?」 健夜「何らかの理由によって宮永照のモーメント(腕部)が負の感情によって逆回転をはじめ爆発を起こし、世界が滅んだ!」 京太郎「え!?」 健夜「私は人類最後の数少ない生き残りの一人として若い(アラフォー)ころの私をサイボーグで作って記憶を移植したんだ!」 京太郎「そんな、じゃあ未来は!」 健夜「うぅん、私がそんなことさせないよ」キリッ 京太郎「でも、どうやって」 健夜「未来を救うために二人でなんとか頑張ろう!」 京太郎「……はい!」 健夜(第一回京太郎君争奪戦-力こそが全て-により私は敗北を喫し、何かしらの理由により宮永照が爆発を起こしてしまった、    なら京ちゃんが誰ともくっつかなければ!) 京太郎「それにしても機械の体になってしまったなんて、健夜さんっ!」ギュッ 健夜(あ、これやばい奴だ) 健夜「ふぅ……」 京太郎「うっうっ」グスッ 健夜(や、やってしまったぁぁぁ) ゴゴゴゴッ 健夜「はっ!?」バッ 照「」ギュルルルルルッ 健夜(なんでここに入って!?)ハッ 扉「」ハカイズミ! 健夜「なっ!」 イクゼクリアマイン! 照「うぉぉぉぉ!」ギュルルルルッ 健夜「うわぁぁぁぁっ!」 BON! -十年後- 良子「貴女まで私を置いていくのですか」 健夜「破滅の未来を回避するために、私の記憶を移植したサイボーグを過去に送り込んだんだからきっと、なんとかなるよ」 良子「はい……お願いしますサイボーグの健夜さん、どうか未来を救ってください……」 ※以下ループ カン!

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