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京太郎「はい、これが今日のおやつですよ」 照「プリ○ツにポ○キー…どっちもおいしそう…」ジュルリ 尭深「これ手作りなんだよね…ちょっと女の子として自信なくなっちゃうな…」シュン 淡「ねーねー! 私のはないのーっ!」ユサユサ 京太郎「もちろん全員分用意してきたからその手を放しなさい」 誠子「しかしこんな頻繁にお菓子作ってくるなんて色々と大変じゃないのか?」 京太郎「そうですね…半分趣味みたいなうえもう習慣になっているのでなんともありませんね」 菫「だがこれだけ作っていると材料費もそれなりの額になるのではないか?」 照「そこは大丈夫、私のお母さんが京ちゃんにおかし代として払ってくれてるから」モグモグ 淡「というかさーっ! なんできょーたろーはこんな毎日のようにおかし作るようになったのー?」 京太郎「あぁ、それはだな……」 「~~ッッ!!」プツッ きょうたろう「ねえねえ、おじいちゃんはなんで毎日注射してるの?」 「おじいちゃんはね、糖尿病っていう病気で毎日お注射しないといけないんだ」 きょうたろう「なんでそんな病気にになっちゃったの?」 「昔は甘いものが大好きで沢山食べ過ぎちゃったんだ、そうしたらいつの間にか病気になっていたんだよ」 きょうたろう「おじいちゃんかわいそう…」 「おじいちゃんみたいに毎日注射しなくてもいいように京太郎は好き嫌いせず色んなものをバランスよく食べるんだぞ?」 きょうたろう「うんっ!」 きょうたろう(そういえばてるちゃんはいつもおかし食べてるけどだいじょうぶかな…) きょうたろう「ってもうあれが始まる時間だっ! テレビつけないと!」ピッ <今日は糖分や脂質を抑えた体に良いによいお菓子の作り方を紹介します! きょうたろう「ってなんだ…今日はやってないのか……お菓子作りなんてきょうみな…」 <今日作るおかしはどれも砂糖やバターをほぼ使わず…… きょうたろう「そうだ! ぼくがてるちゃんにからだにいいおかしを作ってあげればいいんだ!」 京太郎「……とまあ幼いころの俺はなぜかそんなことを考えお菓子作りを始めたわけです」 菫「そんな理由があったのか…」 尭深「すごいね…わざわざ友達のためにそんなことするなんて」 京太郎「いやぁ…好きな子のために頑張ろうってがむしゃらに頑張ったんでしょうね」 照「好きなんてそんな…照れる…//」ポッ 誠子「なかなかいい話じゃないか、淡もそうおも……」 淡「……ふえっ? 何か言った?」モグモグ 京太郎「あっ! なに話聞いといて先にお菓子食べてんだおまえっ!」 淡「だってきょーたろーの話長いんだもーん!」パリポリ 誠子「ああっ! もうこんなに減ってるじゃないか!」 尭深「淡ちゃん食べ過ぎ…」 菫「お前はいいかげんにしろっ!」 京太郎「まったく淡は…みんなの分を考えろっての…」 照「京ちゃんのお菓子はおいしいから仕方ないね」 京太郎「まあおいしく食べてもらえるのはありがたいですけどね、次はなにが食べたいですか?」 照「クッキーも食べたいしチョコレートもいいな……悩む」 京太郎「ならチョコクッキーにして両方食べられるようにしましょうか」 照「それいい考え!」 京太郎「じゃあ照さん、また明日部活で…」 照「ねえねえ京ちゃん」 京太郎「なんですか?」 照「いつもお菓子ありがとうね♪」ニコッ 京太郎「あーっ…どういたしまして…//」 カン!

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