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「では新郎の京太郎様と新婦の和様の共通の友人である片岡優希様から二人の馴れ初めを語って頂きます」 パチパチパチパチ (大丈夫、大丈夫だ。優希の認識では高校からのはずだ。本当の事は知らないはず・・・) (ゆーきに本当のことを話したことはありますけど、流石にこの場では言わないでしょう) 「ご紹介に預かりました片岡優希です。京太郎とのどちゃんの二人の馴れ初めは高校の麻雀部で・・・  ではなく実は中学生の頃から縁がありました。  京太郎は当時、ハンドボール部に所属しており、県大会の決勝まで勝ち進んでおりました。  京太郎はその部の中でもエース的な存在で普段の生活でも熱心に練習を努めていました。  大会の前日でも運動公園で練習をしており、ボールがコート外へ飛んでしまい、  転がってきたボールを拾ったのがのどちゃんでした」 (うおおぉぉぉい!なんで知ってんの!?和が話したの!?) (やっぱり話しましたか。まあここまでは普通の馴れ初めです。まさか本当の事は言わないでしょう。SOAです) 「のどちゃんは走ってくる京太郎を見てボールを差し出しました。  ですが京太郎は疲れて眩暈がしていたのでしょう。のどちゃんに爽やかな笑顔でお礼を言いながら  のどちゃんのその豊満なおもちを鷲掴みし、あまつさえ仲間に向かって投球フォームを繰り出しました。  掴まれたのどちゃんはたまったものではありません。痛みで悲鳴をあげながら全力でビンタをすると  京太郎は吹っ飛び、その先にあった街路樹に頭をぶつけてしまい意識を失いました。  その後は救急車で病院に運び込まれ絶対安静と診断され大会に出場できなかった京太郎は  ハンドボール部を退部し、高校で麻雀部に入部するとのどちゃんと運命の再会をしました」 「紆余曲折もありましたが二人は遂に結ばれ、今日この日を迎えることができました。  京太郎、のどちゃん、結婚おめでとうだじぇ!」 ドッ  ワハハハハ  テメースガー!ソンナウラヤマシイコトガアッタンカヨー!  シアワセニナレヨナー! アッハッハッハ!ハライタイー!  ワライスギジャオンシハ  キョウチャンノスケベ!ヤッパリオオキイノガヨカッタノ!? 「てめータコス!なにこの場でとんでもないことしゃべってんの!?」 「ゆーきー!あとでおぼえてなさい・・・!」 この後 滅茶苦茶 からかわれた 未来でも 滅茶苦茶 子供と孫にも からかわれた カンッ!

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