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桃子「…」 京太郎「わ、悪かったよモモ…謝るからさ…この通り…」 桃子「…」フイッ 京太郎「う…モ、モモ~…」 桃子「京さん…今日は何日っすか?」 京太郎「し、7月27日です…」 桃子「…私の誕生日はいつっすか?」 京太郎「7月26日です…」 桃子「そうっす、私の誕生日は昨日っす…」 桃子「京さん言ったっすよね?誕生日は楽しみにしとけって…。それなのに京さんは昨日、会えないならまだしも、何の連絡もしてくれなかったっす…」 京太郎「き、昨日は突然用事が出来て鶴賀まで行く時間が無くなって、それに携帯もいつの間にか充電が切れてて…」 桃子「それでも…今の今まで何の音沙汰もなかったのはなんでっすか?」 京太郎「それは…電話やメールより、直接謝りたくて…プレゼントも…」 桃子「…はぁ~…。…京さん、歯ぁ食いしばれっす」グッ 京太郎(な、殴られる…!) 桃子「…」ギュッ 京太郎「(えっ…抱きしめ…)モ、モモ?」 桃子「…心配、したっす…」 京太郎「え…?」 桃子「心配、したっす。そりゃあ、昨日祝ってくれなかったことは、何でって思ったっすけど…」 京太郎「う…」 桃子「けどそれよりも、何も連絡もなくて、電話も繋がらないなんて…」 桃子「京さんの身に何かあったんじゃないかって、事故にあってしまったんじゃないかって、とっても、不安だったんすよ…?」 京太郎「…ごめんな、モモ…」 桃子「私のステルスが効かないのは…私をどんなときでも見つけられるのは、京さんだけなんっすよ…?」 桃子「そんな京さんが、大好きな私の恋人が…危ない目に遭うだなんて、私の前からいなくなってしまうだなんて…そんなの、いやっす…耐えられないっす」 京太郎「…本当にごめん、モモ…」ギュッ 桃子「…罰として、今日はずっとこのままっす」 桃子「私が安心するまで、絶対に離さないっすから」 カンッ!

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