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雅枝「すやぁ…」 全国大会のために東京へと足を伸ばした我ら千里山麻雀部。宿泊施設であるちょっといい感じの旅館にて、旅の疲れえお癒していたはずが… 雅枝「くかー」 なんでいんだよ。ここ1人部屋だよ?女子連中は相部屋だけど俺はお一人様。マネージャーだし 。男子だし 京太郎「監督なにしてんすか監督」 雅枝「すぴー」 起きない(確信) 子供の頃から雅枝さんの子供をやってる姫松の洋榎先輩と絹江先輩曰く、『酒飲んで寝たオカンはジープが真横を通りすぎても起きない』らしい。 起きろよ。なんでジープ?ウルトラマンレオの特訓か?舐めんなティガ世代だ。 それはともかくおいといて。 京太郎「助けを呼ばねば」 でないと監督の着ている浴衣からおっぱいがこぼれてしまう。まずい(理性的な意味で) 雅枝「うぅん…」タプン 京太郎「 」 こぼれてた。圧倒的質量である。 先端までくっきりだ。 手遅れかもしれん いや、ひとまず手は打っておかねば。最悪出場停止とかになったら目も当てられん。 今更ながらに事の重大さに気付いた俺は手元のスマホから番号をプッシュ。いや短縮だけどな。 フナQ『どうしたガースー』 京太郎「助けてフナQ先輩かくかくしかじか」 フナQ『しかくいキューブ…どうしてそうなった』 京太郎「俺の妄想の具現化とかじゃなければ普通に酔って来たのかと」 フナQ『やんなぁ』 流石、船久保先輩。落ち着いてこちらの話を聞いてくださる。 これが泉だったら「アホか」で一蹴されそうだし、セーラ先輩はムックもびっくりなレベルで顔真っ赤にしそうだ。 怜先輩はこの事聞いたら面白おかしく吹聴しそうなんだよなぁ。やべ、ナイス俺ナイス人選。 あ?竜華先輩?あの人にこの手のトラブル言っても無駄だと思うんだ。 フナQ『ゆうても酒のんだおばちゃんはなかなかおきんで?』 京太郎「ですよねー」 京太郎「つかなんでこの人は酒飲んでんだよ」 引率とはなんだったのだろうか。 フナQ『まぁそうゆうたりなや。今回はあんたもおるって安心しきっとってんやろな』 京太郎「なんすかその話」 フナQ『叔母ちゃんあんたに全幅の信頼寄せとるからなぁ』 なんだそりゃ。いつの間にそんなポジになってんすか俺。一体何があった俺。 フナQ『まぁとりあえず、テキトーにあんたの部屋に近づかんようみんなにゆうとくから、なんとかしいや』 京太郎「んな無茶な」 フナQ『ほら、きばりぃや。今ならおっぱい揉むくらいやったらおっけーやろうし』 京太郎「アウトだよ。倫理とかそういう観点からアウトだよ」 フナQ『good lack』 京太郎「おいこらフナQ先輩!?…切りやがった」 くそう、あのデータキチめ。今度メガネのフレームをビスケットに変えてやる。 雅枝「ぐー」 そしてこの監督である。起きてよ、いや、おっぱいポロリした状況で起きられてもヤバイのか。 京太郎「どーしよ…」 とりあえず服装だけでも正しとくか。そう考えた俺は…監督に引きずり込まれた。 いや、何言ってるかわかんないかもしれんが、実際そうなんだ。 なんかすっごい抱きしめられてるんですけど!?顔にすっごいやわっこいものが押し付けられてるんですけど!? 雅枝「かー」zzz 京太郎「えー…」 …寝よう。おっぱい枕で泥のように寝よう。鍵もかかってるし、侵入を許すこともあるまいて。 京太郎「おやすみなさい、監督」 雅枝「すー」 カンッ!

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