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[[h50-35]]の続き的な 由暉子「宮永さん」 咲「わっ……えと、なにかな真屋さん」 由暉子「文化祭の件なんですけど」 咲「あっ、あれ和ちゃんに見せたらNG喰らっちゃって……」 由暉子「そうでしたか……。いちおう私にも見せてもらえますか」 咲「ぅえっ!? えと……」 咲(読み返してたら、なんだかモヤモヤしちゃって処分したなんて言えないよぅ) 京太郎「おーい、ユキー」 由暉子「……すみません宮永さん。呼ばれてしまったようなので行きます」 由暉子「今度また、見せてくださいね」ニッコリ 由暉子「呼びましたか、京太郎君」トテトテ 咲「真屋さん、嬉しそうに小走りしていっちゃった」 咲「はぁ……優希ちゃんより小さいのに、和ちゃんくらいあるんだもん」ペターン 咲「卑怯だよ……」 和「……捻くれてますね」 咲「」ビクッ 和「素直に『京ちゃんが取られて悔しいの!』とでも言えばいいじゃないですか」 咲「そ、そんなことないもんっ。京ちゃんはただの幼馴染だし」 咲「それに和ちゃんだって、京ちゃんにチラ見されなくなって残念がってたじゃない!」 和「セクハラで訴えることができなくなって、本当に残念でしたよ」 咲「あれ!? 京ちゃんの好感度低すぎ!?」 和「コホン。とにかく、真屋さんにもああやって催促されてますし」 和「早めに書き直すのがいいと思いますよ?」 咲「和ちゃんが駄目って言わなかったら、今頃できてたもん!」 和「キリストやらゲオルギウスやら時系列がおかしいですし」 和「なにより婚期を焦っている先生方を無用に煽ると、咲さん楽しまされますよ麻雀」 咲「やっぱり和ちゃんは女神様だったんだね」 和「なんですかこの熱い掌返し」 咲「実はもう書き直したのできてたりするんだよね。はいっ、これ」 和「話をズラされましたし、見てもいないのに不安しか感じないんですが」 咲「今度は自信あるよ!」 和「前回もそう言ってませんでしたか? まあ、見ますけど……」    その昔、スコヤーンを打倒したリッツ帝国のはやりんは はやり「スコヤーンが倒れて国内も混乱しているし、優秀な人材を育成して」 はやり「各地の支配を任せちゃお☆」  雀士の中から、対局時に難点がなく、容姿が美しく、何事にも才能と知恵があり  知識と理解力にとみ、自分に仕える能力のある雀士たちを選び出し  各地の麻雀部長としての教育を施しました 塞「ダル……シロじゃないけど、これはね……」 菫「…………」アタマオサエ ゆみ「私は部長じゃないんだが……」 久「それも宿命って奴ね」 透華「目立ってなんぼ、目立ってこそですわ!」ピコピコ 美穂子「えっと、取り敢えず皆さんにお茶を用意しますね」 灼「やっぱりハルちゃんがナンバーワン!」 竜華「てかこれ何の集まりなん?」 恭子「…………」カタカタ 哩「これは……すばらくなか……」  教育はあまりうまくいったとは言えないようです  この時、顔の面白い女性雀士のせいで《ガースー》と  呼ばれるようになってしまった京太郎も、教育を施された一人でした  彼をリーダーとする揺杏・誓子・成香の四人組は  はやりんを唯一のアイドルとして信奉する風潮の中で  自分たちのアイドルである、ユキへの想いを曲げることはありませんでした 揺杏「え、もしかして私たちの出番これだけ!?」 成香「残念です……」 誓子「前回もそんなに出番なかったけどね?」 京太郎「なんか……すんません先輩方」  また京太郎らは抜きんでて優秀であったため、はやりんに重用されました はやり「京太郎くんっ。マッサージお願い☆」 京太郎「けっこう肩凝ってますね」 はやり「……そうだねー」タユンタユン 京太郎「…………」アセタラー 揺杏「なんでい、あんなに無駄に脂肪をつけて」ヒソヒソ 誓子「それにあの歳でアイドルってのもねー……」ヒソヒソ 成香「ユキちゃんにはああなってほしくないものです」ヒソヒソ 久「おさげ大明神」ヒサヒサ 京太郎「誰だ今の」 はやり「いてかますぞ、小娘ども★」 誓揺成「「「ヒィっ!?」」」  やがて京太郎自身、はやりんに気に入られたりして  彼女を信奉していないにもかかわらず  リッツ帝国でNo.3の立場に上り詰めます  しかし同時に、それを快く思わない者たちもいました 淡「きょーたろーは愚弟のくせに生意気だぞー!」 尭深「……淡ちゃん、はやりんファンなの……?」 淡「違うよ?」キョトン 誠子「じゃあなんで得意げなんだ」 淡「高校100年生の淡ちゃんがはやりんを倒すから!」 誠子「おおう……まあ、頑張れ?」 尭深「お茶美味しい……」  彼らは京太郎がはやりんを信奉していないのに付け込み  はやりん本人に京太郎を咎めさせました はやり「でも~、京太郎くんとっても役に立つし……」 咏「まーまーそんな堅いこと言わなくてもさー」ケラケラ 理沙「話進まない!」プンスコ  京太郎は降りかかる火の粉を払うべく  リッツ帝国民なら誰もが恐れている    暴食の権化・テルーから生き延びることができれば  赦免してほしいと京太郎は願い出ました  それなら、とはやりんは了承し京太郎はテルーの元に向かいます   照「京ちゃんのクッキーおいひい」モグモグ 京太郎「それはどーも」 京太郎「これ、元となる話の通りだとこのあと照さん破裂死しますけどね」 照「!?」クッキーオトス 照「京ちゃん酷い……」ポロポロ 京太郎「流石に実際にはやりませんよ……」 照「むー……京ちゃんは最近おねーちゃんの扱いがぞんざいです。抗議します」 京太郎「クッキーまだあるんで許してください」 照「許した」モグモグ  京太郎は特製クッキーで何とか乗り切りました  しかし彼らは次に、はやりんを崇めることを義務とする法令を施行し  これに逆らったとして京太郎を拘束し、法で裁きました  はやりんとしては、一度赦している相手を  もう一度処罰しようとするのは気が引けましたが  帝国民の手前、アイドルが男に現を抜かしていると  思われるわけにはいかないので、刑を執行することにしました  京太郎は獰猛な獅子の住む洞窟に放り込まれてしまいます 京太郎「巻き添えで揺杏さんたちも」 京太郎「溶鉱炉に放り込まれてたけど大丈夫かな……」 爽「なぁ、京太郎……スケベしようや」 京太郎「なんて直裁な物言い!」 爽「そりゃあ私が喰うって言ったら、もう――」ニヤリ 由暉子「そこまで!」 爽「あらら、お早い登場で」 由暉子「いくら先輩といえど、京太郎君は渡せません」 京太郎「そっち!?」 爽「ま、ユキも来たし馬に蹴られないうちに退散するよん」  京太郎は無事、ユキの加護により怪我もなく七日の後に洞窟から生還しました 爽「七日ってさ……あんたたち若いからって盛りす――」 京ユキ「「そこまで!!!」」カオマッカ  ちなみにユキは京太郎を助けに行く前に、三人も助けておきました 誓揺成「「「扱いがぞんざいだ!?」」」  この後も京太郎はユキへの信心を深め 豊音「ちょー無実だよー」ナミダメ  長老たちに言い寄られる集落の娘を助けて裁判の守護聖人にされたり 和「私がアイドルですか……」  はやりんの後を継いだ皇帝の失脚とリッツ帝国の衰退を予見したり 和「この役どころに何か悪意がありませんか!?」  麻雀が花形競技から没落する“終末預言”の原型を作ったりしたのだが  それはまた別の話――   咲「…………」ワクワク 和「……咲さん」 咲「うん」 和「――私のところは、佐々野先輩にやってもらいましょう」 洋榎「……ドンマイ」イイエガオ いちご「こんなオチなんて考慮しとらんよ……」 カンッ!

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