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京太郎「ふんふんふ~ん♪」スタスタ [善野一美] 京太郎「お、ここだここだ…ノックしてもしもぉ~し!」コンコンコン ングッ、ゲホッ!? 京太郎「失礼しまー…」ガラッ 一美「あ」マッカッカー 京太郎「」 一美「や、やっほー…?」マッカッカー 京太郎「う…」 一美「須賀君?」 京太郎「うわああああああああああ善野さんが血塗れだあああああああああああ!!!!!先生ーーー!善野さんがああああああ!!!!!!」ダダダダダダダ 一美「須賀君!?」 ………………… 一美「…と言うわけで、これはただむせたときにこぼれたトマトジュースで…」ペコペコ 医者「あっはっはっは!確かにぱっと見わからないよね!」ゲラゲラゲラ 京太郎「ホンットすんませんでしたーーーーー!!!!!」ゲザァ 医者「い、いや、別に良いんだけどね…ちょっとツボに入って…ククククッ…」プルプル 京太郎「消えてしまいたい…」 一美「あ、あはは…」 医者「はー笑った笑った…ま、誤解で良かったよ。とりあえず僕はこれで戻るから、善野さんに負担をかけない程度にゆっくりしておいき」スタスタ 京太郎「ウィッス…」 ガラガラ…パタム 一美「ふぅ…これで一応一段落だね…」 京太郎「イヤホントすみませんでした…人騒がせなことしちゃって…」 一美「あはは、いいよ別に。それだけ必死に助けようとしてくれたってことなんだし」 京太郎「うぅ…」 一美「それで、今日はどうしたの?特に必要な相談は無かったと思うんだけど…」 京太郎「え?」 一美「え?」 京太郎「…今日は何の日かわかってます?」 一美「え?…あっ、そう言えば…」 京太郎「そうです。今日は善野さんの誕生日っすよ?ていうかなんで本人が忘れてるんですか…」 一美「あはは…入院してると日付感覚がね…」ポリポリ 京太郎「全く、様子見に来て良かったっすね…祝ったときにそう言うリアクションされると拗ねる人がいますし…」 一美「あぁ、洋榎ちゃんかぁ…」 京太郎「言わずもがなですね。『関西に住んどるなら不意打ちでもリアクションできてナンボじゃー!』って言う人ですし…」 一美「あははは、似てる似てる」パチパチ 京太郎「この後、だいたいお昼ぐらいにみんなでお祝いにきますから…ちゃんと頼みますよ?」 一美「りょーかいです」ぴしっ 京太郎「大丈夫かなぁ…」 一美「ヘーキだってば…ん、けほっ…」 京太郎「っと、少し話し過ぎましたか?」 一美「ううん、さっきのむせた分がまだ残ってたみたい」 京太郎「……………そっすか」 一美「ふふ、まだ恥ずかしそう」クスクス 京太郎「…知らねっす」フイッ 一美「ごめんごめん、ごめんってば…けほっ、けほっ…」 京太郎「…背中、さすりますよ」ナデナデ 一美「ん、ありがと…けほっ」 京太郎「みんなが来るまで時間があるんですし、少し横になっていたらどうですか?」ポンポン 一美「でも、せっかく須賀君が…」 京太郎「気にしないでください。それにここで意地張って、お祝い中に疲れちゃったらどうするんです?」 一美「うーん…」 京太郎「もしそうなったら俺がみんなに非難浴びるんですからね?自慢じゃないですけど洋榎先輩に『ガースーのせいやー!』って言われて立ち直れるメンタルなんて持ってませんし」 一美「ふふ、ほんとに自慢にならないね…わかりました、須賀君の意思を尊重して休みませていただきますっ」コテン 京太郎「それは良かった」 一美「でもその代わり…またいつもの、お願いできるかな?」 京太郎「おやすいご用っす」ギュッ 一美「あ…」 京太郎「加減はどうです?」ナデナデ 一美「ん…気持ちいい…です…」 京太郎「しかしそんないいもんですかねぇ…男のなでなでって…」 一美「うん。須賀君の手、あったかくて優しいよ」 京太郎「褒めてもらえるのは嬉しいんですけどね…」ナデナデ 一美「ふふふ。…ふぁ…~ぁ…」 京太郎「起きるまでこうしてますから、ゆっくり寝てください」 一美「うん…おやすみなさい…」 京太郎「はい」ナデナデ 一美「……すぅ……すぅ……」 京太郎「…」ナデナデ 郁乃(あらあら~♪)●REC この後砂糖を吐くレギュラーがいたり恥ずか死ぬ二人がいたりしますが世界は変わらず平和です カンッ

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