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京太郎「ククククク……待っていたぜこの瞬間(とき)をよォ!!」 レンタルビデオ屋 京太郎「今日の目的は、そう!高校生なら誰もが挑戦したあれだ! 親父のビデオ屋の会員カードをちょいと拝借して… アダルトビデオを借りる! 服装も大人っぽくすれば、無駄にデカい俺なら20歳ぐらいには見られるだろう くくく、これなら絶対にバレまいて…! さあ、いざゆかん!夢に見た18禁コーナーへ!」 1時間後… 京太郎「ゲヘヘ……!いや~種類が豊富で迷ったけど、今回はこの5点だ! しかし、本当にバレなかったな… 俺が年相応に見えない…老けてるってことなのかな……… ま、いっか!早速家へ帰ってレッツウォッチング!」 須賀宅 京太郎の部屋 京太郎「ほう…!こうしてAVを並べてみると壮観だな…… これら一つ一つに男を喜ばせる内容が詰まっていると思うと ワクワクが百倍になるぜ さあパーティーの主役になろ……!」 ♪ピンポーン♪ 京太郎「………………………… どこのどいつだこんちくしょうぅぅぅーーー!!!」ドタドタドタ ガチャっ! 咲「京ちゃ~ん♪」 京太郎「ぐっ……さ、咲…! (お、男友達が来たなら『一緒に観ようぜ!』で引き込めるけど、 女がくるなんて…なんてツイてねーんだ俺は!)」 咲「えへへ~お邪魔しまーす!」 京太郎「お、おい咲ぃ! そ、そうだ!リビングに新しいゲームがあるんだよ! 一緒にそれをや…」 咲「京ちゃんのおっへや~♪京ちゃんのおっへや~♪」スタスタ 京太郎「なんで真っ先に俺の部屋へ行こうとするんだぁぁーーーー!!」 咲「う~ん、京ちゃんのベッド~♪はふぅ、京ちゃんのにおいって落ち着くよ~」 京太郎「……な、なあ俺の家に来た理由って、もしかしてベッドのにおいかぐ為?」 咲「ん~?そんなわけないでしょ~ 確かにキョウタロミンが足りなくなってきたのはあるけど、 ただ京ちゃんに会いたくなっちゃっただけだも~ん」 京太郎「(うぅ…な、なんて可愛い事言ってくれるんだコイツぅ… 一刻も早くAVを観たいって状況じゃなきゃ頭をわしゃわしゃしてやってたぜ… とにかく、ここは咲の機嫌をとるだけとって満足してもらって早くお帰り願うという方向で……)」 咲「京ちゃ~ん、この袋ってビデオ屋さんの~?」ゴソゴソ 京太郎「アッー!!勝手に探るなー!!」 咲「よいしょっ、えーと何借りたのか……な…… ………………… …………………え」 京太郎「あ、あかん……」 以下、京太郎の借りた作品群 『ザ・立場逆転~生意気チビ女に礼儀を教えてやるぜ!~』 『みんなの憧れの爆乳ピンク髪ちゃんを独り占めっ!』 『黒タイツ先輩と秘密の午後』 『昏睡雀荘!ワカメと化したメガネ』 『クールなお菓子好きっ子にもっと甘いものを与えてみた!』 咲「………」 京太郎「(ド、ドンビキしてる…! そりゃそうか…普通のAVならまだ気まずい程度で済むけど、 俺は何故だか知ってる人を思い出させるようなものばかり選んでしまったからなぁ…!! こ、興奮すると思ったんだよぉ………)」ドキドキドキドキドキ 咲「京ちゃん……」 京太郎「ハ、ハイっ」 咲「どうして……」 京太郎「エ、エーットデスネ……」 咲「どうして……私のそっくりさんはいないの…?」ジワ… 京太郎「うぇ?」 咲「う…うぅ……………うえぇぇぇ~~ん…!」 京太郎「えぇぇっ!さ、咲!?」 咲「えぇぇぇ~~~ん!私は女の子って思われてないんだぁぁ~~~!」 京太郎「な、何言い出してんだこいつ…」 その後、「咲は特別だから」と言って何とか慰めることに成功したが、 咲は気がおさまらなかったのか、 その日、ある白糸台のエースに不幸の手紙を送ったという そして手紙を受け取ったそのエースは恐怖のあまり、 京太郎に「怖いから守りにきて」と電話をしたのが、 咲にバレて二通目が送られ、 また電話が京太郎にかかって三通目が送られ、 またまた電話が京太郎にかかってきて四通目が、 またまたまた電話が京太郎にかかってきて五通目…… カンッ

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