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清澄麻雀教室久編
久「始めるわよー」
京太郎「うっす!よろしくお願いします!」
久「じゃあ、スジとか基本的な事から勉強していきましょうか」
京太郎「へ?」
久「どうしたの?」
京太郎「い、いえ何でもないです」
京太郎(部長が真っ当に基礎固め、だと…!)
久「須賀くん…顔に出てるわよ?」ジトッ
京太郎「えっ!?」ビクッ
久「全く、何事も基本は大事よ?だってーーー」
京太郎(益々真っ当、だと…!)ムムム
久「知らないと裏もかけないもの」フフッ
京太郎「あ、良かった。いつもの部長だ」ホッ
久「さようなら」
京太郎「申し訳ありませんでした!」ドゲザー
授業中
久「一・四・七(イー・スー・チー)、二・五・八(リャン・ウー・パー)、三・六・九(サブ・ロー・チュウ)これが基本中の基本よ。必ず覚えなさい」
京太郎「はい」カキカキ
久「例えば相手の捨て牌に一・四が捨ててあった時は七はほぼ通るわ。逆も同じよ」
京太郎「ふむふむ」カキカキ
久「まあ、私の場合あえて待ちが悪い方を選ぶから、私相手だと当たるかもしれないけどね」
京太郎「えっ!?じゃあ、どうすれば良いんですか!?」
久「そこはまあ、他家の捨て牌見たり、嫌な予感がしたらあえて本命を切ったりね」
京太郎「えーっ…それって結局、勘って事じゃないですか?」
久「勘も馬鹿にできないわよ?今までの経験からくる統計だもの。だから、経験を重ねれば精度が高くなっていくわ」
京太郎「経験ですか…」
久「ネトマとかで実戦を積むのも経験よ?」
京太郎「なるほど」フムフム
久「まあ、結局は運だけどね?」
京太郎「元も子もねぇっ!?」
結論:蘊蓄交じりに指導してくれますが、弄られます
カンッ