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健夜「あ、京ちゃんこっちこっち」 京太郎「姉さん久しぶり」 健夜「まさか京ちゃんがココに来るなんてね。10年前は思いもしなかったよ」 京太郎「と、いっても俺は雑用みたいなものなので俺自身の実力じゃないですけど、ね」ギリ 健夜(京ちゃんも男の子なんだな…こんな悔しそうな顔もするんだ) 健夜「…ねぇ京ちゃん。自分も一緒の舞台に立てなかったのが悔しい?」 京太郎「姉さんいきなり何を…」 健夜「答えて京ちゃん」 京太郎「そりゃ悔しいですよ…皆が団体戦や個人戦でIHに出場が決まった時、俺は傍で見ていることしか出来なかった…!今年の俺の夏はもう終わったのに ……今更こんな事思ったって意味ないって分かっているのに……!!」ニギリコブシ 健夜「そっか…なら京ちゃんはもう立派な雀士だね。その気持ちがあるならこれから強くなれるよ。私が保証する」 京太郎「お世辞でも姉さんにそう言ってもらえるならうれしいよ」 健夜「それでね、京ちゃん。もしよかったらこれからずっと私の指導受ける気ない?」 京太郎「え…」ゾワ 健夜「教える以上従弟だって手は抜かないし、初心者同然の京ちゃんがIHで優勝できる位になるには凄く辛い思いをするかもしれないけど」 京太郎(健夜姉さんの指導…それで咲達に追いつけるならやってやる!) 京太郎「お願いします!健夜姉さん」 カン

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